昨日に投稿した記事が少し読まれたようで、「いいね」ライクなマークが十数個つき、トークンが少し獲得できていた。
ALISの他の記事によると、ここではまだ大半のユーザが仮想通貨やブロックチェーンに興味を持った人ばかりとのことで、やはりそれらに類する記事を書いていればある程度読まれるのかもしれない。
もちろん、キャッチ―なタイトルを付けたり、きちんと内容と読む価値のある記事を書いたりすることは必要だが。
それはそうと、今日(既に昨日か…)初めて参加してみたイーサリアム関連のハッカソンは撃沈に終わった。以前、メーカーで設計開発の仕事をやっていた頃に多少はプログラミングっぽいこともした経験があるし、昔取った杵柄でなんとかなるかな…と考えていたのだが、そんなに甘くなかった。
数日前に同じく初めて参加してみた「CryptoZombiesのもくもく会」というのでは、それなりに良かったというか、居心地も悪くなかったのだが、さすがにイーサリアムでのソフトウェア開発をバリバリ(?)やるというハッカソン・イベントは、そんなユルいレベルのものじゃなかった。
他の参加者もほとんど皆、若い現役のプログラマーとかソフトウェア開発者ばかりだったし、元エンジニアのオヤジでは参加早々に落ちこぼれ、ほぼ丸2日ある日程にとても付いていけないということが火を見るより明らかとすぐに悟ったので、実際お腹の具合が少し悪かったこともあり、体調がすぐれないのを口実にして這う這うの体で逃げ帰るという体たらくに終わってしまった。_| ̄|○
もくもく会というのは、その名の通り参加者が黙々と何かをやり込むだけなので、マイペースの自分には結構あっているのかもしれない。一方、講師がダダーッとかなり高度かつ専門的・技術的な話をし、他の参加者と共同でソフトを開発するなんていうハッカソンは、自分にはあまり向いてないのかという気もする。
そもそも、仮想通貨やブロックチェーンが何たるかを正確に理解することは重要だが、だからといって自らそのソフトウェアの開発までする必要は必ずしもない。
ただ、ブロックチェーンで一旗…みたいな山師的なことを企んでいる自分としては、その辺から理解度を高めておきたいし、あわよくば自分でそういったDappを作って起業…なんてことも目論んでいる以上、やはりこういった体験も失敗も必要かとは思う。
ともかく、今回の失敗は悔しくないと言えば嘘になる。
そのうち、何とかしてリベンジしたいものだ。
閑話休題。
今回の顛末では図らずも仮想通貨やブロックチェーンに対する世間一般の見方や認識というものについても、思い知ることになった。それは、筆者がこの予定を家内に話した時の反応からである。話は前日の晩に遡る:
筆者:「明日、ブロックチェーンの勉強会に朝から参加するから。」(ハッカソンなんて言うと、また話がややこしくなるので、単に「勉強会」とした)
家内:「ブロックチェーン?何それ?」
筆者:「ブロックチェーンって、仮想通貨とかに関連した技術だよ。」
家内:「アナタ、また何か危ない投資とかするんじゃないの(怒)!?」
筆者:「違うって! 投資とか何もしてないよ!!!」
・・・
とまぁ、大体こんな感じのやり取りを交わした後、それ以上の反対をされた訳でもなく、一応そのハッカソンには参加した訳だが、上述のような顛末に終わった(これまでの色々な経験で、残念ながら家内にあまり信頼されていない)。
今回家内とのやり取りから分かったのは、ブロックチェーンやビットコインに代表される仮想通貨などの技術は、ITリテラシーが平均的またはそれ以下の層の人々から見ると、極めて胡散臭く、何か大損をコかせるようないかがわしい分野に見えているようだ、ということ。
逆に言えば、インターネットも今から20数年位前はそんな感じの胡散臭いものとみられていた時代もあった訳で、その頃にインターネットが普及することを予測できたり、先見の明があったりした起業家は今、大成功したり、「GAFA」等と呼ばれて押しも押されぬ有力企業群の経営者になったりしている訳である。
筆者がブロックチェーンや仮想通貨の類でそんな大成功をこれから納められるかは甚だ心もとないが、やらずに後悔するよりは、とにかくやってみて駄目ならダメだったと言う方が自分にとって納得のいく人生になるだろうとは思っている。