8/30(金)
日本一周「100日目」
「道の駅 夕張メロンロード」で目を覚ます。
起きると周りは車だらけだった。
…自分だけ…恥ずかしい…。
とにかく腹ぺこ…
道の駅に顔を出す。
本日行こうと思っていたのは夕張の炭鉱関連の施設が多かったが、道の駅にも色々な炭鉱のモノが展示されていた。
道の駅にはパン屋さんが併設されていたので、
朝ごはんにパンとカップうどんを食べた。
本日は日本一周、なんと「100日目」
早いように思えて実は長いような…なんとも言えない、ふわふわした感覚だった。
そんな記念すべき100日目の旅を今日も始める。
本日は前述した通り、
夕張の炭鉱関連の施設が多い中、
まずは廃墟を見に「発電所」を見に行く。
かなり「らしい廃墟」である。
実はここ、「合法廃墟」
…と、言うのは、見学ツアーや撮影ツアーが組まれる程の「観光地廃墟」である。
中の見学は要予約であり、1500円。
予約していなかったぼくは外観だけを撮らせていただき、建物を眺めていた。
ちなみにこの廃墟の周り、ひたすらにお仕事をしている工事現場の方で行き交っていた。
こちらはその「発電所」の向かいの廃墟。
ここは炭鉱関連の施設だったようだ。
従業員の詰所や、事務室などの部屋があった。
生活感が漂う部屋もある。
地下も2階もあったが、何となく危険を感じたのでやめておく。
時計がエモい…。
車に乗り込み、近くの発電所を見下ろせるダムまで行ってみる。
次に向かった場所は、
「幸福の黄色いハンカチ 思い出広場」
1977年公開、主演は「高倉健」
いわゆる昔の日本のロードムービーである。
実はぼく、作品を見たことがなく、
あらすじも知らずにこの地に足を踏み入れる。
入場料はJAF割490円で入れた。
そんなぼくがここに来た目的、
それはやはり、この部屋を見ることだった。
ここの黄色い紙には書く人それぞれの願いが書かれていた。
…ぼくはと言うと…
そろそろマジで病院行かんとな…。
車も展示されていた。
そしてこれがあの有名な…
映画、観てから来ればよかった…。
本日の次に向かうスポット、
ここから本格的に夕張の炭鉱についてのスポットとなる。
まず向かったのは、
「夕張石炭博物館」
外にはなかなか面白いモニュメント。
早速入館。入館料は700円。
本来なら当時使用されていた坑道も見ることができたようだが、4月に起きた火災により今は見ることができないらしい…。残念…。
中に入ると、炭鉱関連の施設の写真が展示されていた。
夕張だけでなく、見に行った室蘭の小学校や
今後行こうとしている美唄の映画館跡などの写真が連なっている。
展示ゾーンへ移る。
目の前に居るのは当時の炭鉱の「救護員」
さらにらしくなってきた。
炭鉱の歴史を振り返る。
こんなトロッコで坑道を下り、
こんなライトを持ち作業していたらしい。
そこからエレベーターで地下まで降りる。
そこには、当時の坑道を再現された道がまっすぐと伸びていた。
色々な人形と、炭鉱マンの作業風景。
大変そうな仕事だ…。
展示室の終わりに削岩機のモデルマシンがあった。
石炭博物館をあとにし、次の場所へ向かう。
陽も傾いてきたので少し急ぎ足で。
無事に潜り終わったあとの「夕張メロンアイス」
悪くない。
そしてなんと、本日の夕ご飯もインスタント
ラーメンである。
本日も泊まるのは「道の駅 夕張メロンロード」
夜に車内で、1杯やっていると…
久しぶりの職務質問を受ける。
まあ、道の駅車内泊なんてこんなものなのだろう…。
警察の方に怪しまれないように、ひっそりと目をつぶる。
◎本日の走行距離
57.4キロ
◎出費
ガソリン
804円
食費
1268円
入場料
1190円
計
3262円
周りにネカフェなどが無く、最寄りのコメダ珈琲も1時間以上。
こんな中、コンビニだけはどこにでもある。
本当に便利な世の中になったな…。
それでは◎