グルメといえば台湾!ということで、早速記事を書こうと思いましたが…
グルメに関する手持ちの写真が全然ない!困った!
…ということで、これからいろいろと方法を模索しつつ、今までどおり、書きながら学ぶのスタイルで記事を書いてみたいと思います。
まずは、以下の写真をご覧ください。
ビュッフェスタイルで取り分けた料理ですけれど、これらの料理…
左の麺の上に乗ってる茶色いひき肉のようなものも、手前のお皿のチキンナゲットのようなものも、どちらもお肉ではありません!
すべて、大豆やこんにゃくなどの植物由来の食材を加工することで、「それっぽい、けれど、それそのものじゃない」料理を実現しています。
しかも、使用されている油も植物性のものが使われていますし、ドリンクもお酢がベースのものという徹底ぶり。
この料理は台湾では「素食」と呼ばれるカテゴリーに分類されるもので、ベジタリアン料理とか精進料理のようなものと紹介されたりします。
ちなみに、写真のお料理は台湾で素食といえばココ!というお店、「御蓮齋」さんでいただいたものです。
公式ウェブサイトはこちら。サイトをのぞいただけでも、素食の可能性を実感できますよ
なお、一口にベジタリアン料理といっても、たとえば「卵はOK?NG?」のように、何を食べて良いかという境界線はいろいろですよね。
素食も同様で、お肉、お魚に加えて、玉子や乳製品も使わず、また「五葷」と呼ばれる「ねぎ、にら、にんにく、らっきょう、玉ねぎ」を使わないというのも一般的です。
台湾の会議などでお弁当が出るときに、よく「葷食or素食」という選択肢が示されます。
前者は肉や「五葷」なども使った一般的なお弁当、後者はそれらを抜いたお弁当ということですね。
上に挙げた「御蓮齋」さんのような高級店以外にも、台湾の街中には普通に素食をいただける庶民的なお店が並んでいます。
代表的なのは、「素食自助餐」というお店です。
「自助餐」というのは、また詳しく記事にできればと思いますが、ズラッと料理がカウンターに並べられていて、その中から自分の食べたいものを指定して、お店の方によそってもらうスタイルの料理屋さんです。
デパートのフードコートなどでチェーン展開している「明徳素食園」は、手軽かつリーズナブルに素食を楽しめるお店なので、観光などで台湾に行かれた場合はオススメです。
「外食文化」が根付いている台湾では、街中の至るところで素食を食べる場所があるので、「素食主義」の方々が日々の食事で困ることはありませんが、日本ではこうした場所が少なくて困ることが多いようです。
和食は素食主義の方にも食べてもらいやすいと、つい思ってしまいますが、出汁に魚が使用されていたらダメ、油が動物性のものだとダメ、卵も場合によってはダメとなってくると、和食も「素食」とはいえないんですね。
日本にも「台湾素食」を掲げるお店が出てきているようですので、こうしたお店が少しでも増えてくれたら、食べられる料理のバリエーションも増えて、みんなにとっていいのになあと思います。
(京都にもこんなお店が…足を運んでみないと!)
素食ひとつを取り上げても、その背景には文化的な要素がいろいろと絡んでいて、グルメや料理については、いろいろと書きたいことがありますが、それはまたこれから。
今回はどこにでもある感じのグルメ記事でしたけれど、これから少しずつ、文化的・社会的な側面とあわせて、台湾のことをより深く知れるような記事を書いていけたらなあと思います。
当面、クリプトのほうは「一日一記事」の目標を継続しつつ、「グルメ」「御朱印」カテゴリーはもう少しゆっくりしたペースで書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
…「御朱印×台湾」って、書けるのか⁉︎
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