断食をすると人はどうなるのか

ALISで生活をする学生
2018/09/23 19:00

こんにちは

ALISで生活をする学生です。

3日間断食生活をしました。

なぜ断食をしたのかというと、ALISの価格が下がり続けそろそろ生活の食費を確保しないといけないなと思い、断食について調べはじめたことがきっかけです。

断食について調べていくと色々なメリットがあることがわかりました。主な効果です。

・デトックス
・ダイエット
・腰痛・慢性痛が良くなる
・花粉症・アトピーの改善
・免疫力の改善

断食と聞くとはじめは宗教的なイメージや過度なダイエットを考えていましたが、最近では酵素ドリンクなどを使って安全に断食ダイエットをしたり、デトックスや健康のために一度体をリセットしようとする人がいるみたいです。

今回はこのメリットがどんな風に体に現れてくるのか。また、本当に体の機能が改善されるのかが気になったので断食をすることにしました。

期待する効果

今回の断食の中で特に気になったメリットは、慢性痛の改善です。

今では日常生活が送れるまで回復していますが、3年くらい前に重い腰痛を持っていました。話すとすごく長くなりそうなのでやめますが、栄養をしっかり考えて食事を取ることで普通に生活できるまで回復し、栄養の大切さを知りました。しかし、それだけで完全に治った訳ではなく、今でも慢性化した腰痛が少し残っています。

そこで今回は外部から全く栄養を取らず、内部の機能を上手く使わせてあげることで腰痛を治してみようと、断食に期待することにしました。

”断食はメスを使わない手術”なんて言われたりしているようです。

出典：

http://www.akasaka-freude.com/fasting_program/

今回のルール

・水と塩のみで3日間の断食

（初めての人は酵素ドリンク断食から慣らしていった方が良いらしいです）

・いつでも水と塩は使って良い

・本当に無理そうだったら中断する

断食1日目から3日目までの記事のまとめです！

1日目

お腹は空きますが塩が美味しかったです。

体重が減っていく感覚があります。

自分の心配より他人の心配をした1日目でした。

2日目

朝からすごく気持ちが悪いです。

記事には書いてませんが、大学に着いて数分後トイレで胃液を吐いています。それからはスッと気分が良くなりましたが、断食は怖いと思いました。

嗅覚と聴覚が優れた2日目でした。

3日目

肩と太ももが筋肉痛のような感覚になりました。

空腹感はそれほどありません。

考えることが楽しくなり、集中力も上がります。

想像力が豊かになった3日目でした。

断食での変化

体重の変化は-2.2kgです。今回はダイエット目的の断食ではありませんが、何もしなくても体内の水分が抜けて体重が減ります。

気になっていた腰痛ですが、楽になったような、楽になっていないような。断食で劇的に変化することはありませんでした。残念。

肌の調子はいつも通りでした。免疫力は外からは見えませんが、今後風邪や頭痛のない体になっているといいです。

断食のメリットについてはパッと見て判断できないので、今後の様子も含めて観察していきたいです。

断食で変わった良いことは嗅覚、聴覚などあらゆる感覚が冴えてくることです。今まで気がつかなかった匂いや音に反応できるようになって生活が楽しくなりました。胃の消化にエネルギーを使わない分、他の部分の機能が活性化されたのかもしれません。

3日目からは眠気が少なかったです。断食が終わった今日も少ない睡眠で作業ができるようになりました。ご飯を食べた後は眠くなりますが、食べていないので全然眠くなりません。

また、集中力が上がりました。本を読んでいる時の理解力がいつもより早かったです。

そして想像力が上がり、いつも思いつかないことがふと思いついたりします。アイデアがたくさん欲しい人は良いかもしれません。

断食後の食事ですが、食べ物の味がはっきり分かるようになりました。味に新たな発見があります。食事が楽しくなりました。グルメな舌になった気がします。

回復食

ここで断食で一番大切な回復食なんですが、断食をした後は良くも悪くも栄養吸収力が上がるので、お肉やラーメンなど刺激の強いものをいきなり食べてはいけません。体に優しい物を食べ始めます。よく噛んで胃の負担を減らすことを意識します。

お粥と梅干しです。

食べ出すと自然と笑顔になります。お米ってすごく甘いんですね。断食後の回復食は最高のグルメだと思いました。梅干しは唾液を良く出すために食べています。

”ダイエット目的”の場合はリバウンドを防ぐために糖質は取らない方がいいのですが、今回はダイエット目的ではないので胃に負担がかからない程度に糖質も取っていきます。

断食の感想

3日間の断食は、常にストレスを与えられた状態で生活をしている感覚でした。

山場は2日目で、それを超えるとまあまあ楽になりました。ただ、2日目の朝が本当に辛くて、断食の好転反応と言われる頭痛、眠気、吐き気が全て一緒にきて、本当に吐いてしまいました。専門家の指導や周りで見てくれる人がいないと怖いですね。水と塩の断食にはメリットもありますが、苦しい部分を考えると1人で行うのはオススメはできないかもしれません。

（※断食を始める前の準備期間でしっかり準備をすることで断食時の頭痛などが抑えられます）

断食中はALISに記事を投稿することでコメントや投げ銭をいただいてとても元気になりました。ありがとうございます。ALISに「何かをする！」と投稿してそれにいいねがもらえると1人でやるよりも、やる気が出てくるのでオススメです。活動の経過をメモがわりに記事にまとめて投稿するのも自分はいいと思います。

断食をすると食事がいかに体力を使って、眠気を誘っていたのかがわかりました。1日2食にすると眠くならずに効率的に生活できるのかなと思います。1日3食が当たり前の生活をしていると、1日2食に減らしただけで「きちんと食事をしなくては」と思ってしまいますが、昔の日本人は1日2食で生活をしていました。力仕事などエネルギーを多く使う人は3食目も食べていたみたいですが、私はそこまで活発に体を動かしません。西洋ではエジソンがトースターを売るために1日3食を広めたという説もあります。

引用：

（http://imimatome.com/zatugaku/seikatu/370/）

人それぞれ生活スタイルによって1日2食でも3食でも、1日1食の人もいます。他人に合わせすぎず自分にあった生活の仕方を作っていけると良いと思いました。