最近は、家の中の一斉在庫セール中である。
近所の常連さんのオタクも、改装やらなんやらするので、在庫一斉セールに出品してもらっている。
在庫セールというのは、Yahoo!オークションである。
業者さんに売り払ってしまえば楽ではあるが、まさに叩き売り、もってけ泥棒なのである。
二束三文、一文の値打ちもないように言われるので、なんとも思っていなかったものに、可哀想だと思ってしまう。
そこで、ヤフオクを始めたのである。
出すからには、いろんなものがあった方が面白い、出品する作業にうんざりしないように、各種、少しでも面白いであろうと思うものを出している。
塗りの連絡帳、トッポジージョの貯金箱、相撲取り遠藤の手形入りお盆。
しかしやはり売れるのは、実用品である。
冷蔵庫、ストーブ、など簡単に売れていく。
それよりも確実に売れるものがある。
反物である。
反物なんて、元値がわからない、想像もつかない。
何色であろうと、確実に売れていく。
1000円から5000円で売れていく。
梱包も楽、破損する心配もなく、家にたくさん反物がある人は、売ってみると良いと思う。
原価を知っている人が、高いと思うか安いと思うか知らないが、私は無知であるので、そこは売れたと、はしゃげるのである。
ヤフオクにはアフェリエイトが何種類かあって、落札価格の何パーセントかを宣伝してくれた人に分けるシステムがある。
予め、幾らか払うのではなく、売れた後に税金のように引かれていくシステムなので、気楽に使っている。
先の話で、色んなものを出していると言ったが、絵も出してみている。
絵を売るのにいつも悩むのは値段である。
吉本隆明が、「芸術に経済的価値などないのです。」というのがあって、なるほどと思った。
ゴッホの絵が今では何十億と値がつくわけである。
彼が生きていた時代には、まさに二束三文だった。
絵を出してみようと思った。
ヤフオクは数年前に一度、帽子屋さんにアルバイトをしていた際に使っていた。
古い帽子屋さんだから古い帽子がたくさんあった。
帝国帽子「テイボー」など時代を感じさせるものがあった。
絵を売ろうとは考えたこともなかったが、色々ガラクタとともに、絵が並んでいるのも面白いだろうと思った。
絵をオンラインで出品するときに必ず、入れる絵は決まっている。
要はいつまでも、売れず手元にあるのである。
どこかに出品する際には、必ず上限の金額を入れる。
そんな価値があるかないか知らないが、この絵にそうしたいのである。
ヤフオクの上限は幾らだというと、10億円である。
先にも述べたように、アフェリエイトがあり、他に募金のシステムもある。
流石に欲があるので、全額寄付はできないので、寄付に10%。
アフェリエイト1に50%、アフェリエイト2に1%の配当としてある。
で、仮に売れた場合に僕にどれくらい来るのかよくわからないけれども、面白がってウォッチリストにでも入ってくれると、僕の気分が良くなる。
色々遊びながら、やらないと続かない性分なのでこんなことをやって1日1日を過ごしているのである。
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京都 二条 アトリエカフェ 芸術倶楽部 亀甲堂+鶴丸帽子店
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