毎年リップル社が主催で行っているカンファレンスのSWELLが、今年は10月1日~2日の2日間で行われました。
昨年(2017年)のSWELLは10月16日~18日で行われましたが、
『期待で上がり、事実で下がる』
をそのまま映したようなチャートになりました。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団がリップルネットを使ったモジャループを開発すると発表した後から急落下していくという形で、とてもビッグニュースなのに上がりませんでしたよね。
以下がその時のチャート。ものの見事に23:00の発表後に急落しています。
この後は12月初めまで20円台前半をうろつき、12月後半から大噴火をしていったのです。
あの頃の仮想通貨市場はとてもイケイケの状態で、年末はどの通貨も軒並み上昇していましたが、そのほとんどの通貨がまだ実際に使われておらず、本当に期待値だけで価格を形成していました。
そして2018年の始めに全通貨が大暴落をし、この10月現在において、実需が伴いそうな通貨は今のところ正直リップル(XRP)しかないと言ってもいいくらいだと私は思っています。
それ以外の通貨は、『~しますよ』『~に使われていきますよ』とは言いますが、そのほとんどが実際には開発がきちんと進んでいなかったり、遅れていたり、また、その通貨でないといけない理由が無かったりするんですね。
そのような中、リップルがSWELLに向けてビッグニュースをどんどん投下していきながら、2018年10月1日にSWELL初日を迎えます。
そこで
・元米大統領 ビル・クリントン登壇
・xRapidが本日より商用化
・リップルネット委員会にアメックス、SBI、サイアム商業銀行(SCB)が加わる
などが発表されました。
ビル・クリントンは『ブロックチェーン技術の発展を妨げるようなことをしてはいけないよ』みたいなことを言っただけで、XRPを推しているような発言はありませんでしたのでチャートに全く反応なし。
次にリップルCEOのBrad GarlinghouseがxRapidが本日より商用化することを発言したときチャートが動きました(下の〇部分)が、その後は2日目が終わってもただただチャートは下がるばかりの状態。
グッドニュースを発表しているのにもかかわらず価格に影響しない。というか価格が下がるというこの現象。
何だろうなと思います。
今現在(10月4日午後3時)は価格は61.8円まで回復していますが、なかなか私が思っている以上に価格が上がる原因っていうのは単純ではないなぁとつくづく感じます。
しかし、ここで価格がどうのこうの言うのではなく、リップルがやっていることにきちんと目を向けてみると、とんでもない金融革命を起こそうとしているので、私は今後もまったくブレることなくリップルの動向を見守っていきたいと思っております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。