ここ最近、Twitter上では週刊少年ジャンプ作品がトレンド入りするケースをしばしば目にする
◆ここ半年間でツイート数の多い週刊少年ジャンプ作品
👑 呪術廻戦
2位 チェンソーマン(1位と僅差)
3位 Dr.STONE
4位 アンデッドアンラック
5位 ぼくたちは勉強ができない
6位 夜桜さんちの大作戦
参考:ソーシャルインサイト
1位~5位までは、すでに人気でアニメ化している、または、「このマンガがすごい!」にランクインしている
妥当といえば、妥当な作品群が並ぶ
今回、注目したいのは6位につけている「夜桜さんちの大作戦」について
今回、注目したいのは「夜桜さんちの大作戦 」
権平ひつじ先生によるスパイ一家の物語
主人公の高校生・朝野太陽は、幼少期に家族を失ったショックから幼馴染の夜桜六美以外の他人と関わることを避けていた。
ある日、ひょんなことから六美がスパイ一家、夜桜家の10代目当主である事実を知らされる。
太陽は六美と結婚して夜桜家の一員となり、六美を狙うスパイから彼女を守る為に奮闘し、自らも成長していく。
2020年11月時点でコミックスは4巻まで出ている
なぜ、今「夜桜さんちの大作戦」が注目されているのか、その理由を考えてみた
「夜桜さんちの大作戦」は、主人公である朝野太陽が夜桜一家に婿入りし、スパイとして成長する物語
◆夜桜一家
長男:夜桜 凶一郎
長女:夜桜 二刃
次男:夜桜 辛三
次女:夜桜 四怨
三女:夜桜 六美(ヒロイン)
三男:夜桜 嫌五
末男:夜桜 七悪
ペット:ゴリアテ
鬼滅の刃と同様に作品では、彼らの家族愛が描かれる
大家族、また親類縁者もたくさん出てくるため、”家族愛”の打ち出し方は鬼滅以上のものがある
「夜桜さんちの大作戦」では、例えば以下のように”古いジェンダー感”が比較的排除されている
例1)長女も次女もガンガンたたかう!敵キャラも男女関係なくカッコよく闘う!
例2)レズビアンのキャラが出てくるなどLGBT要素もある
もちろん主人公はヒロインを守る
しかし、ヒロインの六美は、ただ夫を待つ嫁(王子様を待つお姫様)ではない
むしろ重要な”カギ”を持ったキャラクター
・シスコン…
・引きこもりゲーマー…
・極度の怖がり…
・存在感が薄い…
「夜桜さんちの大作戦」には、このように一見マイナスに捉えられてしまいそうな要素を持つキャラクターが出てくる
しかし、彼らは、その特徴を生かして活躍する
例1)引きこもりゲーマー➡ハッキングが得意、ミッションをゲーム化することでクリアしていく
例2)極度の怖がり➡だからこそ武器に詳しく、武装さえすれば敵なし
というわけで、一言でまとめると、
「夜桜さんちの大作戦」は、単なるスパイコメディ漫画ではない
時代を象徴しつつ、家族の絆を描いた今後注目のマンガである
#二言になった
#”ジャンプ紙派”はちり紙交換日の前夜が大変