チームビルディングを目的とした「マシュマロチャンレジ」というワークショップがある
実はこれ、
大人よりも幼稚園児のほうが成績がいい
なんで?
という話
パスタ、テープ、ひも、マシュマロを使って自立可能な
タワーを立てるチームビルディングの為のゲームです。
最も高いタワーを作ったチームが優勝となります。
用意するもの
・乾燥パスタ
・マスキングテープ
・ひも
・マシュマロ
・はさみ
・メジャー
4人1組のチームをつくる
制限時間は18分間
一番高いタワーを立てたチームが優勝というもの
#世界記録は高さ99cm
このマシュマロチャレンジ
コンサルや弁護士を含む大人よりも幼稚園児のほうがはるかに優れた成績を出す傾向にある
なぜなのか?
マシュマロチャレンジがスタートすると、すぐにはとりかからない
まず、みんなの顔色を伺う
その後、次のような人が現れる
・仕切り始める人
・進め方を決めようとする人
・役割分担する人
・時間をはかり出す人
・案を出し合おうとする人
・1人でじっくり考え込む人
しかも、
ロジックなしには、考えや思いを発信できない雰囲気が漂う
(あるいは、本人がそのように思い込む)
結果、実際に組み立ててみる回数は数回が限界となる
試してみたパターンはどれもさほどうまくいかない模様
#あくまでも傾向
マシュマロチャレンジがスタートすると、すぐにはとりかからない
まず、にこやかに挨拶
いろいろと様子見…
その後、いろんな案が出る(出そうとする)
案はいろいろ出てくる
基本的にはチーム内で出された全ての案が肯定される
口は動く
案も出る
チームの雰囲気もよいと言える
しかし、手はなかなか動かない
誰が仕切るか、どの意見を採用するかの探り合い
作業がほとんど進まないケースが多い模様
(キットは開始時と同じ状態)
#あくまでも傾向
マシュマロチャレンジがスタート!
…と、同時に
ソッコーで用意してあるキットに手を伸ばす
パスタをマシュマロにぶっ刺していき、
とりあえず試す
最初は立たなくても試す
失敗しても試す
ワイワイガヤガヤ
とにかく試す
役割分担や計画に頭を悩ませることはない
ムダに空気を読むこともしない
制限時間いっぱい全力
結果、
高く、頑丈で、綺麗な塔になるケースが多い
#とりあえずやってみる
#そこに”失敗”の2文字はない
#チャレンジがあっただけ
「とりあえずマシュマロの塔を作ろう!」
手を動かす回数が増えたことにより試行錯誤できる回数も増える
結果、幼稚園児のほうが大人よりもよい結果が残せるという話
#あくまでも傾向
#とりあえず試すのは大事っぽい
#子どもから学ぶことは多い
最近、考え込むことが多い著者にとって
非常に参考になるお話でしたのでシェアしました ノシ
【関連記事】プロシュート兄貴の名言から学ぶ完了主義【行動のすゝめ】
#Done is better than perfect.