こんにちは!うさぎコイン発掘所(https://bunnymining.work)を運営している間宮と申します。
仮想通貨と言えばマイニング!ですが、いざマイニングを初めて見ると、色々なエラーメッセージが表示されるかと思います。
せっかくマイニングを始めたのに、エラーメッセージの対処法がわからず困った…という方の為に、cpuminer等、マイニングプログラムから送信されるエラーメッセージ別に対処法を記載しました。
■接続に失敗した系
Connection Failed, Connection timed out などがこれにあたります。
疑う点としては、「接続先のサーバの指定が間違っている」「ポート番号が間違っている」「サーバが落ちている」の3点になります。
<<対処法>>
・マイニングプールのサイトに行き、落ちているなどの案内があるか確認する。サイト自体が落ちていたらサーバが落ちている可能性が高い。
・接続先のサーバが変わっていないか確認する。負荷分散をする為に接続アドレスの変更がアナウンスされている場合があります。
・複数難易度設定等を行うためにポート番号が変わっている場合もあります。
上記試しても無理だったら問い合わせするか、別のプールを探すことになります。
■プールからの受信に失敗した場合
stratum_recv_line failed というメッセージが代表的な例です。
このメッセージが出る場合は、「サーバ側のマイニング受信プログラムが落ちている」の可能性が高いです。
一時的なサーバ切り替え(プール側で主系統・副系統の切り替えが発生した)でも表示されますが、この場合は長くても数分以内にはマイニングが再開されます。
<<対処法>>
このエラーが何度も表示され、プールサイトでメンテナンス中と告知されていない場合は問い合わせする。(但し、大量に問い合わせが行ってる可能性もあるのでむやみに送らない)
■プールへの送信に失敗した場合
stratum_send_line failed というメッセージが出る場合もあります。
このメッセージは、マイニングした結果をプール側へ送れなかった場合に表示されます。つまり、自分のPCかネットワークに問題があります。
例えば、steam等のゲームアプリや、ダウンロードツールなどは一定範囲のポートを使用するため、マイニングプールのポートと重なる場合があります。
<<対処法>>
先に通信を行っているプログラムを全て終了させて少し待って(接続が暫く残る場合がある)、マイニングが出来るか試す。
■認証に失敗した場合
Stratum authentication failed というエラーメッセージが表示された場合
「ユーザ名とパスワードの指定が間違っている」ということが一番多いのですが、極稀に、「プール側の設定が間違っている場合」でも表示される場合があります。(単数コインから複数コインにプールを対応させた場合に設定をミスすると発生する場合がある。)
<<対処法>>
ユーザ名とパスワードの指定を確認する。mpos系(うさぎコイン発掘所など)はマイニングプログラムのパラメータに 「-u ユーザ名.ワーカ名 -p ワーカパスワード」を指定します。ここを勘違いして、 「-u ワーカ名」 と指定したり、 「-p ログインパスワード」を指定される方がいます。
どうしても設定はあっているのにマイニングできない場合は問い合わせしてもよいですが、プール側に問題がある可能性はかなり低いエラーです。
■まとめ
stratum_send_line failedがでた場合は自分のPC設定(または通信環境)を疑ってみる。認証失敗系はユーザ名とワーカ名、ワーカパスワードを確認。それ以外はサーバ側のアナウンスを確認。
■さいごに
仮想通貨のマイニングは取引所を経由せずに仮想通貨が手に入る方法のため、多くの人がマイニングに参加しています。マイニングは、(気づいていませんが実は)仮想通貨の取引履歴の管理に加わることにもなります。最初にエラーが出て諦めてしまう人も多いのですが、諦めずに是非ともこの世界に入って頂ければと思います。










