実は今めちゃくちゃ注目してるのが、COMSAです。
価格はICO価格割れしており、さらに案件の発表などがなく不安を集めている状況です。
しかし、私はこの事実を皆さんに伝えたいです。
・日本で最も注目されたICOである事
・かなりの額を集めており、そのお金は使われていないであろうという事
・もしCOMSAが頓挫した場合、払い戻しがあるとすれば現在の価格より払い戻しがあるのではないかという事
この三点です。
株の世界ではファンダメンタルズと呼ばれる分析で、実際の価値より割安か割高かを判断する方法があります。
僕はずっと株式投資でこの手法を用いて投資していきました。
仮想通貨では滅多にこんな方法で投資することはないのですが、あまりにもCOMSAの価格が落ちており不思議に思ったので考察してみました。
それではもっと具体的に考えていきましょう。
COMSAのホワイトペーパーを見てみましょう。
発行総数は決まっておらず、トークンセールで集まった額の2倍が発行されるとされています。
そしてトークンセールでは、95614242.43092581 USD分が売れましたのでこの2倍の量が発行されました。
191228484.86185162 COMSAが発行されていますね。
COMSAのそう発行数は、約1億9122万といったところですね。
この発行総数の中で、実際にICOに参加した人に配られたCOMSAの額は、全体の55%です。
下記がその内訳図です。
50%が参加者にそして5%が紹介者プログラムでの報酬になっています。
では残りの45%は誰に配布されたのでしょうか?
実はこのようなメンバーになっています。
20%は既存のテックビューロ経営陣、ステークホルダー、開発
者、従業員、契約社員、COMSA ICO 協議会運営
25%はテックビューロ社
です。
簡単に言えば身内が45%を保持しています。
では実際に全てが頓挫し、一件の案件も発表せずに解散した場合を想定しましょう。
ケース1では、トークンを持っている人に平等に分配する場合です。
実際どの程度集まった資金が使用されているのかはわかりませんが、現在のところCOMSAにはほとんど動きがありません。
ですので、あまり使用されていないと仮定します。
さらに、集めた額は全て仮想通貨でありICO時よりかなり値上がりしています。
そこでICOで集めた価格を202億円し、計算します。
集めた額の算定方法はこちらの記事で考察していますのでご覧ください。
COMSAが結局いくら集めて、現在価格はいくらなのかをおさらいする記事
では実際に計算します。
202億円 ➗ 1億9122万COMSA = 約105円
1 COMSA当たりの価格は約105円と考えられました。
現在の価格が、56円ですので非常に割安と言えますね。
ケース2では、トークンを保有している人は人でもICOの参加によって発行された55%分のみで計算する場合です。
前提の仮定は先ほどと同じと考えます。
ですので、202億円があるという風に考えます。
202億円 ➗ 1億0517万COMSA(総発行数の55%) = 約192円
1 COMSA当たりの価格は約192円と考えられました。
こうなるとかなりの割安に感じます。
ケース3では、ロックアップされた33%以外のトークン保持者に対して分配する場合を考えます。
前提は先ほどと同じです。
202億円 ➗ 1億2811万COMSA(総発行数の67%) = 約157円
1 COMSA当たりの価格は約157円と考えられました。
これでもかなり割安ですよね。
僕はファンダメンタルズ分析が大好きです。笑
実際の企業の本質的な価値から割安な株を見つけるのが趣味みたいになっていて、実際にそれらに投資してきました。
今回は仮想通貨でしたが、COMSAに関して自分なりに分析してみました。
運営が払い戻す義務もないでしょうし、トークン自体が株式と違い会社を保有しているとは違いますから一概には言えないでしょうね。
しかし、日本で一番注目されたICOがこのままなんの発表もなく返金しないまま幕を閉じるとは僕は、到底思えません。
次はAlisに関して独自の視点からファンダメンタルズ的な分析をしようかなと考えています。
僕はAlisに関しても割安だと考えています!
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あ、投資は自己責任でお願いしますね。
この記事読んで、COMSA買ったけど損したとか言われても助けることはできませんのでよろしくお願いします。