先日始めてゲームを完成させまして、せっかくだから初心者がゲームを完成させるために必要なことを書いておきます。
何年か前にゲームを作ろう!と思い立ち挫折したことがあるので、二度と同じ轍を踏まないよう自戒も込めています。
まずは、記念すべき最初のゲームを紹介しておきます。
CryptoNinja Partners(CNP)の二次創作ゲーム『リンゴがない!』です。CNPの知識が全くなくてもプレイに支障はありません。
5分もあればクリアできる簡単なゲームです。
DLはこちらから→→https://www.freem.ne.jp/win/game/28153
ふりーむには審査があって、通らなかったらどうしようとドキドキしていましたが登録の翌日に無事リリースされました。
というわけで完成までに注意していた、特に重大なことを2つ書いておきます。
たぶんこれさえ気をつけていれば完成できると思います。
いきなり大長編を作ると失敗します。(断言)
数年前に挑戦したときに考えていたのがとんでもなく壮大な長いゲームでした。
ゲーム制作のノウハウが毛ほどもない状態で長編を作ろうとしてたんですよ。
初心者だから制作スピードは遅いし、ながーいゲームだからなかなか進まない。あまりの進まなさに徐々に熱が冷めていきました。
何度も何度もゲームを作ろうとして長編を夢見て、そして失敗しての繰り返し……いつしかゲーム制作そのものを諦めてしまいました。
そんな過去があるから今回はハードルをグッと下げて、5分もあればクリアできるゲームを作ろう!と至ったわけです。
再びゲームを作りたいという気持ちにさせてくれたCNPには感謝してもしきれません。ありがとうございます!
ハードル下げは制作中にも心がけていたことで、油断するとすぐ新しいイベントを作ろうとしちゃうんですよね。ネタがどんどん出てくるんですよ。
もちろん思いついたネタを追加していったら完成しません。
なので常に「自分は初心者、まずはゲームを完成させろ」と言い聞かせていました。
何よりも優先されるのは””公開””です。
公開しなければ無いのと同じなんです。過去のゲームの思い出は自分の中にしか存在せず、それも時が経つにつれて薄くなっていきます。
ゲームを作って、公開して、プレイしてもらう。
これが大事。
ゲーム初心者が気をつけることその2はこれです。
ゲームに必要なのは大雑把に以下の6つです。
・ストーリー
・イラスト
・BGM
・SE
・ゲーム制作ツール
・プログラミング
どれぐらい自分で用意できるでしょう?
私の場合はストーリー、イラスト、ゲーム制作ツールの3つです。
プログラミングとBGMとSEは全くわかりません。
一から勉強したら完成から大きく遠ざかります。
なのでプログラミングを捨て、BGMやSEはフリーのものを使うと決めました。
プログラミングを捨てるのならば必要としないツールを選択するしかありません。
そこで選んだのがWOLF RPGエディター(ウディタ)です。
ウディタは検索すれば解説サイトが見つかるのが良いですね。C言語とかJavaScriptとか知らなくても作れるのはでかい。
これでBGMとSE、プログラミングの心配はなくなりました。
内容も非常に短く、なんだか作れそうな気がしてきましたね!
制作期間は約一週間。
マップ作りは早々に終わり、人数分の簡単なキャラチップを用意し、ストーリーを考えて、エンディングにめちゃくちゃ苦労しながら完成しました。
ゲームを完成させたときは嬉しかったです。脱稿ハイになりました。
ドキドキしながらふりーむに投稿し、感想まで頂けたときは「あっ、次も作りたい」と、次回作を作りたいという気持ちが膨らみましたね~。この気持ちも忘れたくないです。
というわけで、そろそろ次回作に取り掛かろうと思います。ホラーの予定です。
恐怖に負けなければ完成できると思います。
今回は少しだけ長めに、必要になったらマップチップの方も作りたいなーと考えていたり。凝るとエタるのでほどほどにですけど。