こんにちは。イラスト・漫画カテゴリができたようなので自動着色についての記事でも書いてみました。
自動着色といえば去年あたりにpaintschainerっていうのが出ましたね。今はPIXIVの上記サービスやIpispaintにもとうさいされているようです。
こちらは今でも結構よくつかわれているみたいですが、私の線画だとなかなか認識してくれず…。すごいのはすごいのですが、まあ下塗り用だな、という感じではありました。
ここ最近話題になったやつです。どうも去年頃から開発されていたようで、つい先月に本公開となったサービスです。こちらも環境があればローカルで使えます。
こちらはかなり洗練されたエンジンで、だいぶいい感じに仕上げてくれます。しかも塗りだけじゃなくて影までつけてくれます。すごいですね。
というわけで、試してみましょう。
おお…。多少色ヒントや影指定をしていますが、なかなか絵になっていますね。
なお、自分で塗ったものはこちらです。
…線を加工されてるのもあるんですが、私よりAIの方が上手いな…。
色塗りが苦手な人間なので、こういった便利なツールが置き換わってくれるならバンバンザイです。
まだまだ完全に実用的、とは言えませんが、後々初見ではわからないくらい高度な塗りAIもできるんでしょう。ただ、だからといってクリエイティブは簡単に奪われないと思います。まあ下手なイラストレーターは職を失うかもしれませんが…腕を磨くしかないですね。
AIによる塗りはどうしても平均を採った、画一的なものになってしまう(それも解決する可能性はありますが)ので、慣れてしまうと面白くないんですね。ちょっと観察するとバレてしまうので、ちょっとした、人があまり注目しない部分に使う用途にはなりそうです。どうなるかわからないけど、未来。
とにかく芸術まわりのAI?技術はまだまだ発展途上なので、追っていくだけでも楽しいですね。親戚の子供の成長を見ている感じです。将来的には職業的なクリエイティブはAIに任せて、趣味でお絵かきを楽しみたいとさえ思えます。それこそ、純粋芸術だと思いませんか?