先日、タスクール交流会に行き、イデコプラスというものを知りました。
イデコプラスはイデコとプラスです。まずイデコは、確定拠出年金のことです。自分で金融商品(投資信託など)を選んで運用するのが特徴です。元本割れしたくない、という人は定期預金などを選択可能です。
60歳になるまで受取できない、などデメリットもありますが、現在の税制だと、退職所得控除のメリットが大きいと思います。
確定拠出年金は、自分で掛金額を決められます。イデコプラスは、掛金のうち一定額を、会社が負担して拠出する仕組みです。
厚生年金では、会社負担分がありますね。社員と会社が厚生年金掛金を半分ずつ負担して、年金は社員が老後に受け取ります。イデコプラスも、この仕組みに近いですね。イデコプラスの場合は、社員負担額と会社負担額は、かなり自由に決められます。
●社員負担額と会社負担額はそれぞれ1,000円以上
●社員負担額と会社負担額の合計は5,000円から23,000円まで
●金額は1,000円単位
イデコプラスは、役員も対象になるようです。(こちらは資料を読んだ限りの判断です。実際に申し込みしてみて、後日どうなのかを報告したいと思います。)
以前紹介した中退共は、役員は対象外でしたから、この違いは大きいと思います。
役員が対象になる、ということで、個人的には凄く嬉しいです。役員報酬を下げて、その分をイデコプラスの企業拠出分にまわすことで、社会保険料などを下げられるのではないかな、と考えています。(詳しくは、顧問税理士に確認をお願いします。)