私の会社(レスキューワーク株式会社)では、退職金制度には中小企業退職金共済(中退共)を採用しています。
事業主の視点から、特徴を見ていきます。
このメリットが大きいです。事業主の作業としては、従業員の退職金となる掛金の支払いのみです。支払いを引き落としにすれば作業量ゼロとなります。
例えば、
積み立てた退職金はいくらになるのか?=>中退共が計算してくれる
退職金の保全は?=>中退共が行ってくれる
退職する従業員への支払いは?=>中退共が行ってくれる
など、至れり尽くせりのサービスです。↑のような事務作業を自社で行っていたらかなりの負担ですが、それらを丸投げできるのが嬉しいです。
中小企業のみが対象となります。一般の職種なら従業員300人以下、卸売業・サービス業は100人以下、小売業は50人以下の企業しか申し込みできません。
また経営者自身は、この退職金制度で掛金をかけることができません。
退職金受取時には退職所得控除の対象となります。