本日、Solana財団は、SolanaネットワークにステーブルコインUSDTを導入するためのTetherとの技術統合を発表します。この取り組みは、本日TetherのWebサイトで発表されたものです。
USDTは時価総額で最大のステーブルコインであり、DeFi分野で最も広く利用されています。DeFiプロジェクトの人気上位3つのプロジェクトだけでもUSDTの入金額は8億6,300万ドルを超えています。TetherとUSDTは、ブロックチェーンプロジェクト成功のための重要なインフラの一つであり、クロスプラットフォームペイメントのための最重要要素となっています。この戦略的な取り組みは、Solanaにとって重要な一歩であり、ネットワークの発展に大きく貢献するものです。
技術統合完了後、USDTホルダーは、Solanaネットワークを使用して、秒間50,000トランザクションを超える速度で、1トランザクションあたり0.00001ドル以下でテザーを交換できるようになります。どちらも大きく現状の機能性を変えるものとなるでしょう。
速度とコストは、現在のDeFi領域の発展を阻む障壁となっています。この取り組みは、DeFiエコシステムにおけるステーブルコインによる全く新しいデザインスペースとユースケースをもたらすことになるでしょう。
Tether CTO Paolo Ardoino氏は次のように述べています。
“Solanaとの統合は、現在Solana上で開発・ローンチされているプロジェクトのエコシステムの成長に大きな貢献をもたらすものです。”
Solana財団は、各ステークホルダーや組織と協力ながらSolanaエコシステムを前進させることに尽力しており、今後数週間から数ヶ月の間に、エコシステムをサポートする為のイニシアチブや統合の発表をさらに行っていく予定です。
Tetherによる完全なアナウンスはこちらから。
Tetherについて
2014年10月に発足したTetherは、現存する最初のステーブルコインであり、2018年3月まで市場で唯一の存在であり続けました。Tetherは、お金へのより現代的なアプローチを提供することで、伝統的な金融システムを破壊しています。BitcoinとEthereumのブロックチェーンにフィアット-デジタルキャッシュの流れを導入することで、Tetherは従来の通貨にデジタル通貨のメリットを加え、デジタル通貨に価格安定性などの伝統的通貨のメリットを加えることで、よりコネクテッドなエコシステムの構築に大きく貢献しています。完全な透明性とコンプライアンスへのコミットメントを有するTetherは、最も安全で速く低コストのお金の取引方法でもあります。
Solanaは、Tetherとの協力関係を発展させ、継続していくことを楽しみにしています。
今後も最新情報を逃さないように各ソーシャルチャンネルで毎日の更新情報をフォローしてください。
Twitter | Telegram | Reddit | Youtube | Medium | VK | Weibo