昨日の記事ではスワップ金利収入について書きました。スワップについてはもっと書きたいことがあるので、それは今後色々と書いていこうかなと思います。
今回は、スワップ収入と非常に関連の深い投資法について書いていこうと思います。
その投資法とは、タイトルにもあるように積み立て投資です。聞いたことはあると思います。この積み立て投資、一体何がよいのか。大きく分けて2つです。一つは毎月無理のない範囲での増資によってコツコツと資産形成につなげていけること。もう一つは投資には波がありますが、その波を平坦化することができるということです。
株にしても為替にしても、価格が高いときもあれば安いときもあります。為替を例に、100円で1000通貨買ったドル円が次の月は102円になっているかもしれません。このときに同じ数量買えば平均単価は101円になります。その次の月は98円になったとします。このときも同量買えば、合計3000通貨で、平均単価は100円になります。このように波があっても結果的には平均的な価格で買えていることになるのが積み立て投資のメリットです。
これにドルコスト平均法という手法を組み合わせる方法があります。これは例えば月に1万円ずつ購入するという方法です。なので、上のように同量にならないことがあります。100円ならレバレッジを10倍に抑えた買い方であれば、1000通貨になります。次の月が102円なら980通貨買うことになります。(注:端数は切り捨てしてます)98円なら1020通貨になります。合計で3000通貨で99.97円になります。(計算間違ってたらごめんなさい)
ドルコスト平均法のほうがリスクは抑えやすいと言われていますが、決して万能というわけではないです。相場には様々な状況が起きますので、そのすべての状況に対応できるということはおそらく難しいとは思いますが、だからこそできるだけリスクを減らすための対処が求められるところでもあります。
たとえば、この積み立て投資、波があるからそれを平坦化することでリスクを回避できると書きましたが、一方的に右肩下がりで価格がどんどん下がる状況だったらどうでしょう。損失がどんどん膨らんでいくことが容易に想像できますね。
ただ、昨日の記事にも書いたように、ロスカットされないレベルをキープしていれば、FXの場合はスワップ収入がもらえます。そして、このスワップ収入は当然保有数が増えれば増えるほど膨らんでいくものです。リスク管理をしながら、余裕ある資金で行っていくことで、価格の推移に一喜一憂せずに投資を行っていけると思います。
最後に、投資の世界に絶対はありません。より安全な投資を行っていくことでリスクをコントロールしていくしかないのが現状です。だからこそ、様々なやり方を見て、自分にあった投資法を見つけていくことが大切なことだと考えます。
これを読んで、投資に少しでも興味をもってもらえたら幸いです。