仮想通貨メディアの記事には謎がいっぱい詰まっています。貴方も見かけたことがあるのではないでしょうか。
今回はTezosに関する仮想通貨メディアの記事に含まれる謎?ネタ?の個人的な備忘録です。飲み会で会話が途切れた時に役立てようと思います。
Tezosは可哀想な子です。
注:以下の引用ブロックは、重要な部分以外をアレンジしたサンプルです。特定の記事を出典を示して引用するのは良くないと感じました。だって、いっぱいあるから。かといって全部挙げると見づらい。ということで、気になる方は適宜検索してみてください。すぐに出てくると思います。元の記事だけでなく、新しい謎が見つかるかも知れません。
スマートコントラクトとは賢い契約です。
まぁ、これは「ごきげんよう」みたいな感じでしょう。
業界のデファクト・スタンダードです。多分。
PoSだ、DPoSだなどと言われても、それでPoWになったりしないのだから好きにすればいい。
ここをみると分かりやすいですがLPoSと呼称し区別することを勧めているみたい。「デリゲーションはオプショナル」ですよと。
仮想通貨メディアのTezosの記事を見ていると出てくる投票システム「Tutarchy」。
TezosにはTutarchyという投票システムがあり、この仕組を利用することでユーザーは様々な決定に参加できる。
みたいなことが書いています。
気になるので「Tezos」と「Tutarchy」でGoogle検索します。
検索結果の件数に注目してください。約34件。
除外されず実際に表示されるのは13件。そのほとんどが日本語で書かれた仮想通貨メディアの記事です。
一方「tezos」のみで検索すると、
200万件超え。うーん、おかしい。
そんな重要そうなシステムについて書かれたページが日本語のみ、しかも10件程度しか存在しないなんて・・・もしかして、日本優遇されてる?
散歩しているとFutrarchyという表記も見かけました。
約3件。最近出てきた説かも知れない。こちらは「フトラルキア」とカタカナで読み方が書いてある。正しそう。
ここで基本に戻りましょう。Tezosの公式サイトにはWhite PaperとPosition Paperがあります。
ふむふむと読めるフリをしてPosition Paperの目次に目を通すと、「4.2.2」です。
「Futarchy」タンゴのTではなく、フォックストロットのF。まぁダンスはダンスって言われたらそうかもしれない。
Futrarchyは"r"が追加トッピングされていたんですね。「ぶるん ぶるん ぶるん はるちるがるとるぶるん」
Futarchyと、Tutarchyと、それからFutrarchy。みんなちがって、みんないい。というか、メディアにとってはどうでもいいんでしょう。
「Tezos」とはギリシャ語でスマートコントラクトという意味。
これを見ただけでも分かります。そう、ギリシャ語って便利そうなのです。
英語であれば「スマート」「コントラクト」と2つの単語を使うところ、ギリシャ語なら1つで済みます。
言語学に明るくないのですが、抱合語っていうのかな?
ただ、ギリシャ人の方には混乱を招くネーミングですよね。
Tezosとはギリシャ語で「スマートコントラス」を意味する。その名の通りスマートコントラストに基づき機能している。
この様に、ギリシャ語の解説から輝度に話題を急転換している記事も見かけました。頭の切り替えが素晴らしく早い。
こちらはredditでの自称ギリシャ人の方の発言。
「...スマートコントラクトって意味じゃないことはかなり確か。単語の感じはギリシャ語っぽいけど特に意味はないと思うんだよなー...」ってこれ英語で書いてるし、ギリシャ人じゃないのかな。
TezosではFormal Verificationを利用し、スマートコントラクトに正しい契約が記録されているかを検証できる。
むっちゃスゴ。これ、普通の契約書もOCamlとかLiquidityとかMichelsonで書いてFormal Verificationした方がよいのでは。
しかも正しく実行されているか確認できたりするみたい。
Tezosの特徴:
・オフチェーンガバナンス
公式にあるオンチェーンガバナンスを独自技術でオフチェーン化。やはりオフチェーンはトレンドなんでしょう。
そもそも、何を指してハードフォークしないと言っているのか、分かりづらいものが多い。
というか、勝手な幻想を押し付けないで自由にさせてあげてよー。
Tezosが好きになった。