この記事の続報です。
ALISの公式WalletからYoBitへ着金しない事故が多発。
はじめは、トラブルで悪名高いYoBitなので、たまたま運が悪い「ロシアンルーレット」なんだろうと思っていました。
ところがあまりにも被害が多いので「ひょっとして、公式Walletを使ってYoBitへ送るとみんな届かないのでは?」との疑問が湧きました。
過去のALIS記事を見たり、「公式WalletからYoBitへ送金成功の人はいませんか?」と記事やTwitterで尋ねましたが、今のところ1件も成功例が見つかっていません。
いろいろ怪しい取引所YoBit”とはいえ、
「そうだ、公式Walletのリリース前にALIS運営さんが送金テストをしているはず。」
と思い、さっそくDiscordでALIS運営さんにこの「GOX多発」と「YoBitへの送金テスト」について聞いてみました。
そして本日、Jimmyさんから次の返事をもらいました。
要約すると次の通り。
ALIS運営さんからの回答:
「どことも送金テストはしていない」
「仮にしていたとしても公開しない」
ノータッチなのは、「株ALISが送金を保証したような誤解を生む」ことを避けるためで、これは株ALISとホルダーの”お互いのため”
とのこと。
なお、ここでは要約して箇条書きにしていて「冷たい対応」に見えるかもしれませんが、Jimmyさんの実際の回答は丁寧です。
ALISとしては何も保証できないとの趣旨の説明です。
誤解のないようDiscordでのJimmyさんの回答原文をご自身で確認願います。
ただし、「唯一の上場先へ公式Walletで送るとGOX(現在確認できる範囲で100%)」なので、このままではALISホルダーの被害者が今後も続きそうなのは、やはり心配です。
ALIS運営さんが開発に工数が割けない今だからこそ、サポートで一歩踏み込んだご支援(調査とか警告とか)がもらえたらな、とやはり願ってしまいます。
とにかく、現在100%GOXのようなので、
※どなたか送れた方はいませんか~。
Twitterで億ラビットくんからGOX原因の仮説を頂きました。
公式Walletは、単一アドレス方式(だれが送っても送信元アドレスが同じ)という方式です。
これが起因して公式Walletを不正者口座と判断してブラックリストに入っているのではないか? というものです。
最近の取引所はセキュリティを強化しており、盗難トークンなのど売りさばきをする不正者を排除するフィルタソフトを設けているところが増えています。
トークンを小分けに売りさばく口座をチェックしており、ブラックリストで排除します。
公式WalletからYoBitへの送金は、ALISCANやETHERSCANの追跡で、目的口座までの送金は「いったん成功している」ことが確認できています。
そして、「その直後に謎の口座へ移し替えられている」ことも追えています。
これはちょうど、「YoBitに届いたところで自動フィルタリングされた」と見えます。
ALISが単一アドレス方式だということを取引所側が知らない場合、公式Wallet口座は同じアドレスから多数の送金を繰り返すので、不正な売りさばきをする口座と誤認される可能性があり、まさに、上記の通りの動きになりそうです。
そうであれば、個人での解決できるレベルではなく、ALIS運営からYoBitへ公式Walletをブラックリストから外す交渉が必要です。
もし、ALISが「ダークな取引所にブラック扱い」なら、苦笑いです。
ALIS運営さんへは、この仮説とYoBitへの確認を再度、Twiiterの@ALISmedia宛てと、DiscordでJimmyさんへお願いしました。
今までの多数の被害者も遡って救済されることを願います。
ALIS運営がさらっとつぶやいたのを見ると・・
やはり、公式ALISWalletの独特仕様、”単一アドレス方式”が問題を起こしてました。
YoBitは、最近は取引所で採用が進んだ「不正な売りさばき取引を排除する”セキュリティー対策”」を実施しており、公式ALISWalletの「だれが送っても同じ送金元アドレスとなる」は、まさに不正売りさばきを重ねる口座と見分けられないためです。
YoBitはALISの(現在ではただ一つの)公式上場取引所ですが、ALIS運営は公式Walletのリリース前に、「だれが送っても単一アドレスでの送金になる仕様を採用する」ことをYoBitへ伝えてはいませんでした。
また、公式WalletのYoBitへの送金テストもしていませんでした。
ALIS運営は原因は「YoBit側」との態度ですが、
YoBitの落ち度と言うより、
・プリン ALISMAFIA