今日になって気づいたのですが、この両建て投資法シリーズ、11月の記事を書くのをすっかり失念していました(笑)。
そんなわけで、一月ほど気絶していた間に、12月になってしまったので、ZAR/JPYの六ヶ月平均と、両建てトレード用の指値(この指値を設定するもよし、この水準を超えたらポジションを建てる、という指標にするもよし)をまとめてみます。
なお、ZAR/JPYの両建て投資法についてはこちら。
10月の水準についてはこちら。
高値と安値から各月の平均をだし、6ケ月の平均を出すと、6.369円となります。
ここから8%下のロング建て水準は、6.369円×0.92=5.860円以下となります。
ここから3%上のショート建て水準は、6.369円×1.03=6.560円以上となります。
このブログを書いている時点での水準は約6.828円ですから、とりあえず今すぐショートポジションを持っても良い、ということになりますね。11月に入ってから、特に米国大統領選以降、急激に上がっている感があります。
チャートで見ると以下の通り。11月に入った途端に5月からのレンジ相場を上抜けていますので、少なくとも中期的にトレンド転換したかのように見えます。
さてそうなると、そもそもこの「両建て投資法」の根本である、『長期下落相場』が崩れてしまったのか、投資法自体、破綻しているのではないか?という疑念が湧いてくると思われるのですが、月足を使って長期的な値動きをみてみると、足元での上昇反転はちょっとした調整程度でしかなく、下落相場は続いているとみることができます。
一応、トレンドラインを引いてみましたが、線を引くまでもないですね。
この投資法を見直すのは、このまま価格が上昇していくなどして、上側のトレンドラインを明確に抜いていった場合です。その場合には、長期下降トレンドが崩れたということで、新しい戦略を考える必要があるということになりますが、いまのところはまだそのような必要はなさそう、ということになりますね。
この投資法は、両建てトータルでプラスとなっているかをみて、プラスになっているところで全決済することを特徴としますが、年末は決済の良いタイミングですので、プラス圏にいる場合は、12月下旬を目処に一旦全決済をすることも良いと思います。
では、今日はこのへんで。投資は自己責任でね!