冒頭いきなりゴルゴムのアジト
ダロム「おのれ仮面ライダー!!小癪にはむかい、あの硬い甲羅のカニ怪人ですら新たなライダーパンチで倒されてしまった!奴を倒すには最強の怪人を差向けねば勝てん!!」
ビシュム「それにはマンモス怪人をおいて他にはおりません!」
マンモス怪人がゴルゴムのアジトで目覚めます。
バラオム「マンモス怪人の冷凍パワーで仮面ライダーの身体を凍らせればライダーキックもその効果を発揮できぬはず!」
ダロム「頼むぞマンモス怪人!お前の力で仮面ライダーを葬りされ!!」
怪人に頼って自分達はビビって何もできない3神官です。
光太郎はバイク走行中
道端に氷柱を見つけた光太郎はバイクを降りて氷柱に近付き触ります。
「氷柱だ…何故こんなところに?」
何やら野獣の唸り声が近くから聞こえてきました。
光太郎は唸り声が聞こえた方へ行きます。
何やらドラム缶が沢山積んである空き地にやってきた光太郎
背後からマンモス怪人が襲いかかります。
怪力で光太郎をぶっ飛ばすマンモス怪人
光太郎は前半での定番のジャンプ変身!!
そしていきなりライダーチョップ!!
マンモス怪人ですがライダーチョップにはあまりダメージを受けていない様子
マンモス怪人は冷凍ガスをBLACKに向けて放射します。
ドラム缶をBLACKに投げつけるマンモス怪人
しかしBLACKはかわしてマンモス怪人にパンチを喰らわします。(ライダーパンチではなく普通のパンチです。)
これにダメージを受けたマンモス怪人は冷凍ガスを放射してBLACKの視界を遮り、そのすきに逃走しました。
ゴルゴムのアジト
マンモス怪人は逃げ帰って3神官に泣きを入れたようです。
ダロム「うーん…怪人の中で最強の強さを誇るマンモス怪人が敗れるとは!」
バラオム「その心配は無用!」
ビシュム「何か策が?」
バラオム「マンモス怪人をパワーアップさせるタウリンエキスを黒松が開発しましたぞ!」
ダロム「黒松がタウリンエキスを開発?」
バラオム「タウリンエキスはゴルゴメスの実に勝る怪人達の栄養エキス!」
黒松博士がゴルゴムのアジトにやってきています。
黒松「お願いでございます!タウリンエキスはマグロの脳神経細胞より抽出しました生体酵素でございます。必ずやマンモス怪人様のパワーアップに効果がございます!」
光太郎はキャピトラにやってきました。
「こんにちは!」
般若のお面をした杏子と鬼の面をした子供が光太郎をお出迎え
般若と鬼のお面にちょっとビビった表情の光太郎
「ばっ!!熊倉太郎君よ!近くのお寿司屋さんの息子なの!」
「こんにちは!!」
寿司屋の息子らしく威勢よく挨拶する太郎
光太郎「こんにちは!宜しく!」
克美もいます。
「毎度!!!」
寿司屋の熊倉太助がやってきました。
「いつも悪いな!太郎が遊んでもらっちゃって!!」
「ほんの気持ちだ!皆で食ってくんな!!」
太助は寿司を杏子達に持ってきました。
克美「すみません!」
太助「いいからいいから!でもよ…マグロ抜きだぜ!」
克美「えっ?」
太助「ひでえ奴がいてな!市場のマグロ全部買い占めやがって頭きちゃうぜ!まあな!そんなわけだからマグロ抜きの寿司だけどな!ヘヘ!おう!そこの兄ちゃんも食べてくんな!」
光太郎「はい!いただきます!!」
嬉しそうな光太郎
「うん!美味い!!」
寿司を一口食べて満足そうな表情の光太郎
ゴルゴムのアジト
マッドサイエンティストの黒松がマンモス怪人にタウリンエキスを注入しようとしています。
見守る3神官
寝ているマンモス怪人にタウリンエキスを飲ませているようです。
マンモス怪人はパワーアップを果たしました。
ダロム「でかしたぞ黒松!!このタウリンエキスがすべての怪人の活性化に役立つ!」
黒松「しかし…残念ながら私の研究はまだ完成したとは言えません…多くの怪人様に必要なタウリンエキスを製造するには数多くのマグロが必要です。しかし残念ながらそのマグロがなかなか手に入りません!」
ダロム「直ちにマンモス怪人と協力し、マグロを大量に手に入れるのだ!」
マンモス怪人はマグロが保管してある冷凍倉庫を襲います。壁を突き破って冷凍倉庫に入るマンモス怪人
沢山のマグロを盗みます。
マンモス怪人が盗んだマグロをトラックで黒松が運びさるようです。
市場でマグロがなくて大変な騒ぎになっています。
「マグロがなくちゃ商売にならねえよ!!」なんて皆、大騒動です。
ここに太助もいます。
「お前さんよ!寿司屋に首くくれってのかよ!この正月の書き入れ時だってのにマグロはどうした!マグロは!!!」
「仕方がねえだろ!マグロが入荷しないんだよお前!!これ見なよ、これ!!」
新聞を太助に渡す市場のお兄さん
新聞には各地のマグロ倉庫が襲われるという記事が出ています。
昨夜も大量のマグロが盗まれたらしいです。
「しかし何の目的でマグロを盗むのかねえ?」
「感心してる場合じゃねえだろ!こちとら江戸っ子だい!こんな奴にな!日本全国のマグロを盗まれてたまるかってんだい!!よーし!俺がな!この盗っ人を捕まえてやろうじゃねえか!見てろってんだい!!」と太助は気合い入ってます。
夜暗くなってから金属バットで武装してマグロ倉庫の前に立っている太助
「悪党め!!出てきてみろ!こいつでコテンパンに叩きのめしてやるぞ!!ペッ!!」
ツバを手に付ける太助
汚いです…
ねじり鉢巻を常にしてる太助です。
すると巨大な化け物の姿が見えます。
どう見てもやばい系の化け物で人間ではないのが明らかなんですが、太助は人影を見つけた程度に思っていて化け物と分かってない様子
「うん?出たなあ!よーし、この盗っ人め!天に変わってこの熊倉太助がテメエの素っ首カチ割ってやる!!」
何故かボディーにはキャッチャーの付けるプロテクターをしてます。
「ダアアアア!!」
マンモス怪人に殴りかかる太助
しかし当たり前ですがダメージを与えることはできません。
「何だこりゃ?」
マンモス怪人が太助にその不気味すぎる姿を現しました。
「ウワワワーば、化け物!!ここで逃げたら男が廃る!ウアアア!!」
ビビりながらも再度マンモス怪人に金属バットで殴りかかる太助
「どうだ!!駄目か…コラッ!!」
勇敢に立ち向かう太助です。
マンモス怪人に金属バットを冷凍ガスで凍らせられた太助
別に凍ってた方が金属バットは凶器として使えそうです。
マンモス怪人は太助に向けて鉄の柱を倒します。
これを受けた太助はダウン!!
「俺は…男…」と最後まで気丈でした。
太助は病院に入院になりました。
と言うか何故マンモス怪人は太助を殺さなかったのでしょう。悪の組織のくせにやることが小悪党レベルです。
光太郎、杏子、克美が見舞いに来ています。
光太郎「大丈夫ですか?」
太助「うん…」
太郎「お父ちゃん!痛い?」
太助「大丈夫だい!これしきの傷!」
強がる太助
太助「ああすまねえけどな、俺の身体がこんなんじゃ太郎の面倒見てくれる人がいないんでな、退院するまで預かっててくれねえかな?」
克美「ええ!大歓迎!」
光太郎「で、相手はどんな奴ですか?」
太助「ああそれがよ…暗くてよく分からなかったんだけど、えれえ化け物だったぜ!いきなり冷てえ息を吹き付けやがってよ!」
光太郎の心の声「ゴルゴムの怪人…」
太郎「父ちゃん…そいつと戦ったんだね!僕尊敬するよ!」
太助「へっ、そうよ!父ちゃん江戸っ子だい!敵に背を向けてなるものかとな、右に左、左に開いてこう身体を、あ、痛い!!!」
やはり怪我した腕が痛むようです。包帯を頭と腕にしてますが骨折してるのでしょうか…
太助「いけねえよな嘘ついちゃ…本当は父ちゃんな怖くってな…だらしねえんだよなあ…」
このやり取りを笑顔で聞いている光太郎、杏子、克美
太郎「しっかりしろよ!僕が付いてるよ!」
しかしこの子供の演技が下手すぎてヤバいです。
杏子と克美は笑います。
太助「嬉しいこと言ってくれるねこの子は…」
光太郎の心の声「ゴルゴムの魔手を絶対に許すものか!」
光太郎の手を握りしめる太郎
笑顔の光太郎
キャピトラでニュースを観ている光太郎達
「マグロ盗難事件はその後も続発しており、目下捜査当局は犯人を捜査中です。このためにマグロを扱う業者の間では依然混乱が続いてます。」
光太郎の心の声「何故ゴルゴムはこんなに多くのマグロを必要とするんだろうか?」
克美「光太郎さん!太郎君が何だか凄く寂しそうなの…」
光太郎「えっ?」
光太郎は太郎を見ます。
杏子「太郎君!ご飯食べなさい!」
太郎は食欲がないようです。
光太郎「どうしたんだ?」
光太郎は太郎に笑顔で話しかけます。
太郎「僕…海が見たい!!」
光太郎「海が?」
太郎「今日はお母ちゃんの亡くなった日なんだ…父ちゃん、お母ちゃんの亡くなった日には必ず海へお花あげに連れて行ってくれるんだ…」
光太郎、克美、杏子は心動かされた様子
太郎「僕、お母ちゃんにお花あげに行きたい!」
克美「ねえ!皆でお花を持って海に行きましょう!」
太郎「本当?」
太郎は喜びます。
杏子「だから早くご飯を食べなさい!」
太郎「うん!いただきます!」
克美「じゃあすぐ支度するわね!」
杏子「はい!」
光太郎「克美さん!僕はゴルゴムの様子を探るから太郎君を頼む!」
頷く克美
協調性のない光太郎を置いて杏子と克美は太郎を連れて海にやってきました。
杏子「さあ!お母さんにお花をあげましょう!」
太郎「うん!」
花束を海に投げる太郎
太郎「お母ちゃん〜!!」
叫ぶ太郎
杏子と克美は信彦との楽しかった想い出を心に思い浮かべています。
ここで杏子と克美がLong Loog ago20th Centuryを歌っています。
貴重なシーンです。
かなり綺麗な歌声の2人です。
緑なす大地四季折々の花♪
白い砂浜と可憐なさくら貝♪
まだ人の胸にぬくもりがあってまだ海の色がコバルトの時代♪
古き良き時 Long Loog ago20th Century♪
自然の恵みが人と街を繋ぎ♪
茂る街路樹とそびえる摩天楼♪
まだ男達が自由に憧れ♪
まだ女達は優しさの時代♪
懐かしい時 Long Loog ago20th Century♪
海に向かって「お兄ちゃん〜!!」「信彦さん〜!!」と叫ぶ杏子と克美
ナレーション
杏子と克美はいつか会えると信じる信彦のことを思い、彼を連れ去ったゴルゴムに怒りを燃やした!
ナレーション
光太郎はゴルゴムの手がかりを探し求めていた!
バイク走行中マグロの目撃情報を語っている百姓のおっさんを発見する光太郎
どんだけ都合のいい展開なんでしょう(笑)
「俺が洞窟の前を通りかかったら洞窟の中には物凄い量の腐ったマグロ山積みされていた!」
光太郎の心の声「腐ったマグロが山積み?」
「どうしてあんな所に腐ったマグロが…?」
「一体誰が捨てたんだろう?」
百姓達が話しているところに割って入る光太郎
光太郎「すみません!その洞窟はオートバイで
行けますか?」
「あんた誰だ?」
光太郎「そのマグロ、もしや盗難に遭った物じゃないかと…」
「じゃああんた警察の…」
「途中までは行ける!そこからは崖になってるから歩いて行かんと!」
光太郎「そうですか!ありがとうございました!!」
光太郎はまたいつもの撮影場所っぽい岩山にやってきました。
光太郎がバイクから降りると突然、離れたところで爆発が起き、地面が割れてマンモス怪人が出現しました!!
「アアアアア!!アアアアア!!」
凄い鳴き声です。
パオーンの方が似合いそうな見た目ですが…
光太郎「出たな!ゴルゴムの怪人!!」(光太郎は相手がマンモス怪人なのかゾウ怪人なのかが分からないようです。)
今回光太郎は無駄なことはせずにさっさと変身ポーズを取ります。
「変〜身!!!」
変身した後はいつものカッコつけたポーズです。
「仮面ライダーBLACK!!!」
マンモス怪人「……………」
動きは明らかに遅いがとにかくパワフルなマンモス怪人
野球選手に例えるなら打率2割でホームラン45本くらいのパワーに特化した打者といったところでしょう。
BLACKはマンモス怪人のパワーに押されますが巴投げを喰らわします。
マンモス怪人は崖に激突!!
すぐ近くにあるタウリンエキス製造工場のアジト
マッドサイエンティストの黒松教授はタウリンエキスを大量に製造中です。
そこにBLACKに巴投げを喰らっただけで逃走した弱虫マンモス怪人がやってきました。
「エキスだ!エキスだ!」
一応喋れるらしいです。
なんと黒松教授をぶっ飛ばしてタウリンエキスを飲むマンモス怪人
何やらマンモス怪人の身体が光りました。
パワーアップしたようです。
黒松教授はビビっています。
そこにマンモス怪人を追ってきたBLACKが登場!!
「そうだったのか!ここでマグロからタウリンエキスを作り出し、それを飲むと貴様がパワーアップされると言うわけか!」
「ウアアアアアア!!」
マンモス怪人は冷凍ガスを放射します。
今度は氷柱を飛ばすマンモス怪人
これはBLACKが避けます。
背後にいた黒松教授にもう少しで命中した氷柱
黒松教授はビビってチビリそうです。
氷柱は何やら機械に突き刺さって大変なことに
マンモス怪人か暴れるせいで大事なタウリンエキス製造工場が大爆発!!!
せっかくのタウリンエキスも大爆発でダメになりました。勿体ないです…
大爆発から逃れて洞窟の外へやってきたBLACKとマンモス怪人
マンモス怪人はBLACKに向けて岩をシュート!!
しかしBLACKはこれを自分もシュートしています。
マンモス怪人は冷凍ガスを放射!!
これがBLACKに命中してしまいます。
倒れるBLACK
倒れたBLACKの動きを封じるべく氷柱を何本も放つマンモス怪人
それがBLACKの手足を固定して動けなくさせます。
大ピンチのBLACK
しかしここでBLACKは「パワーストライプス!!」
ナレーション
仮面ライダーはパワーストライプスに蓄えられたエネルギーを一気に放出した!
爆発が起きてBLACKの動きを封じていた氷柱が破壊されます。
起き上がったBLACK
BLACKはチョップでマンモス怪人の大事な牙を折ってしまいます。
マンモス怪人はこれはショックです。
BLACKはキングストーンフラッシュでエネルギーを蓄えてからライダーパンチ、ライダーキックのコンボ!!
マンモス怪人は崖の上から下へ転落!!
たまらず爆散するマンモス怪人!!
BLACKは勝利の余韻に浸っています。
ゴルゴムのアジトでは黒松教授が作戦の失敗を3神官に報告
黒松教授はビビりまくっています。
ダロム「とっとと消え失せろ!!」
バラオム「ええい!貴様の顔など二度と見たくはないわ!!」
バラオムは黒松教授に破壊光線を発射!!
黒松教授は破壊光線を喰らっても特にダメージは受けてない様子
破壊光線って何のための破壊光線なんでしょう…?
黒松「どうか命だけはお助けを!!!」
太助の寿司屋に光太郎達は来ています。
太郎「はい!光太郎さんどうぞ!」
太郎か光太郎に寿司を出します。
光太郎「ありがとう!」
太助「はい!お待ち!!」
杏子.克美「うわー美味しそう!!」
太助「1番上等の大トロだい!うんと吸ってくんな!」(吸ってくんなと聞こえます?)
杏子.克美「はい!いただきます!」
光太郎「いただきます!」
克美「うん!美味しい!」
杏子「美味しい!」
光太郎「うん!ほっぺたがとろけるくらい美味い!!」
太郎「あたりきよ!!父ちゃんが握ったトロは日本一だい!」
太助「ハハハ!でもよ!誰かあの化け物をとっちめてくんねえかな…俺、悔しくってよこれ!!」
マンモス怪人にやられたところを指差す太助
光太郎「もう大丈夫です!二度と現れませんよ!」
太助「えっ?じゃあ何かい?誰かがあの化け物をぶちのめしてくれたってのかい?一体誰だい?えっ、誰?」
光太郎「それは…うん…ゴホん!」
寿司を詰め込みすぎてむせる光太郎
自分がやっつけたと自慢すればいいのに仮面ライダーとバレるのが困るらしいです。
ナレーション
南光太郎、仮面ライダーBLACKはゴルゴムにこの平和な世界を破壊させてはならぬと新たな決意を燃やすのであった!!
最強の怪人ということでマンモス怪人が登場しましたがこれは期待はずれですね。
あんまり強くないです。
ちょっとやられた程度でさっさと逃げるあたりが情けないです。それにしてもあの鈍重な動きで前半部分にしてもどうやって逃げたのでしょう。
これが最強の怪人ではまだ14話なのにこれから先に出てくる怪人は最初からBLACKに倒されると分かってて3神官は送り出してるってことになりますね。
そして失敗続きの黒松教授ですがゴルゴム内での立場がヤバくなってきました。
黒松教授は処刑されることになるのですが失敗は3回です。
ノミ怪人、トカゲ怪人、マンモス怪人の話で作戦に関与しています。
自分達の失敗した回数はそれとは比べ物にならないくせに3神官はとことん最低な上司です。
この14話は海のシーンが1番良かったです。
杏子と克美の歌声が綺麗で最高でした。