仮面ライダーBLACK第37話「想い出は夕張の空」を観た感想

北海道夕張市

光太郎、杏子、克美は夕張市に来ています。

ナレーション

高校時代の共通の友人圭子の結婚式に招かれ南光太郎達は今、北海道夕張市にいた。

夕張市長が何と結婚式でスピーチをしています。

市長「私達の街夕張市はかつて栄えた炭鉱の町からメロンと石炭の歴史村を擁する観光の街に生まれ変わりました。そして今日、この新しい街に相応しいフレッシュなカップルが誕生いたしました。」

この夕張市長ですが実際に当時の夕張市長だった中田鉄治さんです。

市長「バリバリ夕張のバリバリカップルの前途を祝して乾杯〜！！」

楽しい披露宴です。

圭子が杏子達に寄ってきました。

圭子「皆、今日はありがとう！嬉しかったわ！」

杏子「大変なんでしょうね！市役所のお仕事って！」（なるほど相手が市役所勤務なので市長が出てくるわけですね。）

新郎「いえ！全ては市民のためですから！」

「でも今日からは圭子さんのためもあるのよね？兄貴！」

新郎の妹がやってきました。

新郎「こいつ！！」

皆、楽しそうに笑っています。

しかしここで克美だけが信彦のことを思い、ブルーになっていました。

信彦との想い出を思い出している克美

杏子「どうしたの克美さん？」

克美「ううん！別に！ちょっとお化粧直してくるわね！」

克美は席を外します。

光太郎は克美の心中察しているような表情

克美は外で黄昏ています。

克美「信彦さん…どうして私を置いて…帰ってきて信彦さん！」

当然、離れたところで何やら砂ぼこりが舞って地鳴りがし始めました。

そして怪しく這い回るキモい怪人の姿が！！

また砂ぼこりが舞い上がり、地面からケラ怪人が登場！！

円な瞳でキモカワなケラ怪人です。

克美「キャーッ！！」

克美を悲鳴を聞いた光太郎は外へ飛び出します。

克美「助けて〜！！！」

克美はケラ怪人から何やら光線を受けて気を失ってしまいました。

光太郎「克美さん！トゥー！！」

ケラ怪人に飛び蹴りをかます光太郎

光太郎「ゴルゴム！！こんなところまで！」

光太郎はジャンプ変身！！

ケラ怪人とBLACKのバトル中に倒れている克美のところに現れるコウモリ怪人

ケラ怪人は前半で倒されるわけにいかないのでさっさと逃走し、地面に潜ります。

BLACK「どういうことだ？」

コウモリ怪人「アイ〜！！アアアアアア！！」

コウモリ怪人は克美を抱えて飛び立ちました。

BLACK「ゴルゴム！克美さんをさらってどうしようというんだ？」

杏子に克美がゴルゴムにさらわれたことを伝える光太郎

杏子「なんですって！！克美さんがゴルゴムに？」

光太郎「飛んでいったのは札幌の方角だ！向こうで落ち合おう杏子ちゃん！！」

杏子「分かったわ！気をつけてね！！」

光太郎「うん！！」

光太郎はバイクで札幌に向かいます。

流石にいつものバイクではないようですがどこで調達したバイクなのでしょうか？

ゴルゴムのアジト

シャドームーン「来るがいい南光太郎！克美を追って来るがいい！貴様に地獄を見せてやる！愛だの友情だのくだらぬ人間性を徹底的に破壊し尽くした世界、すわなちこのシャドームーンの世界を見せてやる！」

コウモリ怪人は克美を抱えて飛行中！

札幌市

光太郎が札幌市に到着します。ホテルに着くと既に杏子と圭子が来ていました。（光太郎のバイク遅いですね。）

杏子「光太郎さん！！克美さんが東京で見つかったそうよ！」

光太郎「何だって！！」

圭子「収容された病院から私のところに連絡が入ったの！間違いないわ！」

光太郎の心の声「病院に収容？そんなに簡単に抜け出せるはずがない…ということは罠か？一体何を企んでいるんだゴルゴムは？」

圭子「とにかく東京に行きましょう！克美が心配だわ！」

杏子「まさか圭子さんも一緒に？」

圭子「主人も許してくれるわ！だから…光太郎さん！」

光太郎「よし！急ごう！」

3人は飛行機に乗ってすぐに東京に戻ります。

そして克美が収容された聖生会総合病院にタクシーで向かう3人！

しかし克美は勝手にいなくなったらしいです。

光太郎「克美さんが抜け出した？」

看護師「ほんの5分前！検診の時にはいらっしゃったんですが…」

圭子「まだ近くにいるかもしれないわね！」

3人は分かれて克美を探します。

そして見つけたのは圭子

圭子「克美！！どこに行ってたの？心配したのよ！」

克美「来てくれると思ったわ圭子！嬉しいわ！」

圭子「えっ？」

克美の様子に異常なものを感じて固まる圭子

克美は圭子の手を取り歩き出します。

克美「さあ！一緒に南光太郎の息の根を止めてやりましょう！」

圭子「なんですって？克美！一体何よ？」

克美「圭子にも手伝ってもらうわ！」

圭子「嫌〜！離して克美！！」

ここで杏子が2人を発見！

杏子「克美さん！！」

2人に駆け寄る杏子

杏子「克美さん！どうしたの？」

克美「どけ！邪魔だ！！」

杏子「アァ！！」

克美は杏子をぶっ飛ばします。

倒れている杏子のところに光太郎がやってきました。

光太郎「杏子ちゃん！！どうしたんだ？」

杏子「光太郎さん！克美さんが圭子さんを！！」

2人が行った方向を指差す杏子

光太郎「ここにいるんだ！」

光太郎は杏子が指差した方向を探します。

何やら倉庫の中から「キャーッ！」と悲鳴が聞こえてきました。

中に入る光太郎

圭子はロープで吊るされていました。

そしてケラ怪人もいます。

光太郎「ゴルゴム！！圭子さんを離せ！！」

ケラ怪人は光太郎に襲いかかります。

光太郎はケラ怪人と変身せずによく戦っています。

そしてケラ怪人の身体を踏み台にして圭子が吊るされているところまでジャンプする光太郎

圭子を助けようとする光太郎

しかし背後から克美が光太郎に襲いかかります。

光太郎「克美さん！」

光太郎の首を締め上げる克美

光太郎「やめろ！！克美さん！！何をするんだ！」

ゴルゴムのアジト

シャドームーン「苦しめ！もがけ！南光太郎！！」

光太郎は克美から突き落とされます。

ケラ怪人の攻撃でお気に入りのジャケットが破られてしまいます。

ケラ怪人にぶっ飛ばされた光太郎

前方からは克美が襲いかかり、光太郎の首を締めます。

光太郎「やめろ！克美さん！」

ケラ怪人は光太郎のジャケットを後ろまで破ってしまいました。

克美は光太郎に全く容赦ない首締め攻撃！

「地獄に堕ちろ！BLACKSUN！！」

克美の声ではなくシャドームーンの声です。

光太郎「その声は信彦！」

その時杏子が倉庫のドアを開きやってきました。

杏子「やめて〜！！克美さん！やめて〜！」

ケラ怪人は光が大の苦手らしくこれにはたまらずもがきます。

何故か天井まで崩れてきて光が差し込みます。

ケラ怪人は地面に穴を作って逃走！

杏子「克美さん！！」

克美「どけー！！」

光太郎がケラ怪人に気を取られているすきに克美は杏子を突き飛ばして倉庫の外へ圭子を連れ去ります。

カッコいいジャケットがボロボロになった光太郎は怒ります。

杏子「一体どうしちゃったの克美さん！」

光太郎「間違いない…操られているんだゴルゴムに…いやシャドームーンに…」

杏子「酷い…克美さんはお兄ちゃんを愛しているのよ！酷すぎるわ！でも…何故圭子さんまで？」

光太郎の心の声「どこまで卑劣なんだゴルゴム！許さない！！」

克美はなんと圭子の働いてたすみれ幼稚園に圭子を連れてきました。

「あっ！圭子先生だ！」

「圭子先生だ！！」

子供達は喜びます。

「圭子先生！一体どうしたの今頃？」

同僚だった保母さんも驚いています。

克美「さあ皆！圭子先生が送ってくれるわよ！バスに乗りましょう！」

克美は強引に園児達をバスに乗せます。

「ちょっと！何ですかあなたは？乱暴な！！」

克美は強引です。園児達を乗せたらドアを閉めます。

そして運転手を運転席から追い払い、自分が運転席へ　

圭子「克美！」

乱暴な運転をする克美

「怖いよ〜！」

「ママ〜！」

園児達は怖くて泣いています。

追い払われた送迎バスの運転手が「何だ！君は！止めろ！！」と運転席へ！

しかし克美からぶっ飛ばされてバスから転落！

そこにまたも都合よくやってくる光太郎のバイク！

杏子も後ろに乗っています。

バイクから降りて駆け寄る光太郎

光太郎「どうしたんですか？」

運転手「子供達…子供達を乗せたバスが！」

光太郎「杏子ちゃん！この人を頼む！」

杏子「はい！」

運転手のことを杏子に頼んで後を追う光太郎

克美の運転する暴走バスはまたもどこぞの倉庫に突っ込みました。

光太郎はバスを見つけてバイクを降り、バスの中を調べますが誰もいません。

「助けて〜!！怖いよ〜！！」

子供達の助けを求める声が聞こえてきました。

悲鳴が聞こえてくる部屋は鍵がかかっています。

体当たりしてドアをこじ開けて中に入る光太郎

光太郎が入った途端に閉まるドア

開けようとしても開きません。

見ると克美が圭子と園児達に襲いかかろうとしています。

「ママ〜！！怖いよ〜！！」

泣いている園児達

光太郎「克美さん…」

圭子が光太郎に気づきます。

圭子「光太郎さん！！」

光太郎「やめろ！克美さん！！」

ここでケラ怪人が床から登場し、光太郎の足を取ります。

光太郎に襲いかかるケラ怪人

またもすぐには変身しないで戦う光太郎

しかし当然勝てるわけもなく変身ポーズを取る光太郎

「変〜身！！」

圭子が見てるのに仮面ライダーBLACKとバレていいんでしょうか？

「仮面ライダーBLACK！！」

やっぱりカッコつけたポーズは欠かさないBLACK

ケラ怪人は紫色の粉末を飛ばします。

避けるBLACK

しかし右腕にちょっと浴びてしまったらしく腕が痺れてるBLACKです。

そしてここでケラ怪人の後ろにシャドームーンが登場！！

BLACK「シャドームーン！」

シャドームーン「どうした仮面ライダー？いやBLACKSUNよ！お前の大好きな人間共が哀れな声を上げているではないか！フフフ！」

克美が圭子と園児達に襲いかかろうとしています。（それって光太郎がやってきた時からずっと何ですが未だに襲いかかろうとしているだけです…結構時間経過してるはずなんですが…）

BLACKの方を見る克美

BLACK「馬鹿な！信彦忘れたのか？克美さんはお前の…」

シャドームーン「私はシャドームーン！過去はない！お前を葬り、ゴルゴム帝国の未来のために栄光と共に蘇った！」

BLACK「違う！お前は信彦！秋月信彦だ！姿は変わろうとも俺は忘れない！兄弟同様に育ったお前を！杏子ちゃんの兄貴だったお前を！そして克美さんの…」

ケラ怪人がBLACKに襲いかかります。

シャドームーン「まだ分からないのか？この私がお前を地獄へと引きずり込む使者だということを！」

克美を見るシャドームーン

克美はまた園児達に迫ります。（結局、脅かすだけで何もしない克美ですが何をしたいんでしょう？）

BLACK「やめろ！やめてくれ信彦！！」

ここでやっと克美は園児の１人を捕獲します。

止めに入った圭子を突き飛ばす克美

ケラ怪人とBLACKのバトル！

ここに3バカも登場！！

バラオムの破壊光線がBLACKにまともに命中！！

ダロム「苦しいか仮面ライダー！！今すぐ楽にしてやるぞ！ケラ怪人！！お前の爪で奴の腹を切り裂きキングストーンを奪い取れ〜！！」

ケラ怪人の攻撃！

ビシュムの破壊光線もまともに受けるBLACK

ケラ怪人の爪の破壊力は凄まじくBLACKの背中が切り裂かれます。

そしてBLACKを捕まえて何やら紫色の電流攻撃！

BLACKの心の声「駄目だ！このままではやられる…何か！何か突破口はないのか？」

BLACKはケラ怪人が光にものすごく狼狽していたことを思い出します。

BLACKの心の声「そうだ！あの時！！奴は光に弱いんだ！！」

「キングストーンフラッシュ！！！」

しかし光に弱いのはケラ怪人だけではなかったようでシャドームーンや3バカも光に怯んでいます。

そして姿を消してアジトへ逃げ帰るシャドームーンと3バカ

克美も気絶します。

ケラ怪人は床の下へ逃げます。

BLACK「待て〜！」

BLACKも床の下へケラ怪人を追って入ります。

ケラ怪人は何やらまた岩山へ出てきました。

そこも明るいために狼狽えているケラ怪人

BLACKが追ってきました。

光が眩しくてとても戦える状態ではないケラ怪人

BLACKはここでキングストーンフラッシュでエネルギーを蓄えてライダーパンチとライダーキックのコンボ！！

ケラ怪人はたまらず爆散！！！

勝利の音楽が流れます。

克美は気が付きました。

倉庫が崩れてきています。

克美「あっ！ああっ！！」

圭子「克美！！」

克美「圭子！！目が覚めたのね！！」

天井が崩れ落ちている倉庫

ここでBLACKがやってきました。　

BLACK「皆！大丈夫か？」

克美「仮面ライダー！」

BLACKはわずかに子供2人を抱えて倉庫から脱出！！

他は克美と圭子が導いています…

なんだかなあ…

杏子がやってきました。

克美と圭子が園児達を連れています。

克美「杏子ちゃん！！」

抱き合う杏子と克美

克美「杏子ちゃん！ゴメンね！」

杏子「克美さん〜！」

涙を流す杏子

克美「圭子！ありがとう！！」（圭子にも謝れや！って感じです。）

そしてBLACKが離れたところから見つめています。

克美と目が合ったBLACKは頷いています。

ここでレッグトリガーの音と共にシャドームーン登場！

シャドームーン「BLACKSUNよ！今日のところはケラ怪人を倒し、我が作戦を破ったお前に免じてその首預けておこう！」

克美「信彦さん！もうあんなひどいことはやめて！元の信彦さんに戻って！！」

杏子「お兄ちゃん！お願い！！」

シャドームーン「私はシャドームーン！映えあるゴルゴム帝国の次期創世王だ！」

雷のような光線と共に姿を消すシャドームーン

光線がBLACKや杏子達のところへも流れてきています。

BLACK「危ない！！」

杏子、克美を守るBLACK

シャドームーン「BLACKSUN！いずれお前のキングストーンを貰うぞ！！」

シャドームーンの声だけが聞こえてきました。

杏子「お兄ちゃん！」

克美「信彦さん！」

BLACKは呆然と立ち尽くしています。

北海道夕張市で圭子は克美の手紙を読んでいます。

亭主も一緒にいます。

「ごめんなさい圭子！あなたまで巻き込んでしまって！でも私は絶対に諦めない！信じて待ち続けるわ！信彦さんが昔の姿で帰ってくる日を！いつまでも！いつまでも！」

圭子「克美！頑張って！光太郎さん！頑張って！」

バイク走行中の光太郎

ナレーション

あの笑顔を取り戻すのだ！必ずその手でゴルゴムを倒して！敗けるな！南光太郎！戦え！仮面ライダーBLACK！！

タイトルの想い出は夕張の空ですが、こんだけ酷い騒動に発展したのに想い出は夕張の空というのはどうなんでしょう（笑）

不謹慎と言うか、まあ毎度のことなんで実は光太郎もゴルゴムの悪事については慣れてしまってるのか…

夕張でのロケはとてもいいんですが、すぐに舞台が東京に戻ってしまったので、もっと夕張の映像がほしかったところです。

ケラ怪人ですが光が苦手って割には最初に克美を連れ去った時は堂々と明るいところへ出てきてました。

バク怪人も光が苦手でしたがコウモリ怪人は光が苦手という描写はありません。

普通コウモリも光はダメでしょう。

クウガのゴオマは光苦手でしたね。