最新の研究が読める科学系メディア6選。(雑誌、Web記事,YouTubeチャンネル)

僕は科学が好きです。それゆえに悩むことがありました。

科学系のメディアは少ないことです。

　Yahooニュースやテレビ番組でサイエンスを取り上げるメディアは少ないですよね。NHKで深夜に放送される"サイエンスZERO"、過去には"モーガン・フリーマン時空を超えて"くらいです。サイエンスは難しいですが、ちゃんと知れば面白いんです。

　今回は科学系のメディア(雑誌、Webニュース)を紹介します。本当はサイエンス系の番組があれば最高ですが。

1.NatureDigest

　1年パック8470円。月1回更新され(1ヶ月当たり705円)、毎月約50ページです。完全オンライン販売で冊子の取り扱いはしていません。会員になると過去の記事もオンラインで読み放題なので、とても充実しています。

　NatureDigestの良い点は記事の内容が濃く、取り扱っているサイエンスが幅広いです。また1ヶ月705円の安さも魅力です。1記事につき、最大5ページ前後なので簡単に読めます。

2.日経サイエンス

　月1冊1500円。本屋で売ってます。冊子だから読みやすいです。いつも100ページは超えており、巻末にはクイズや科学系の本の紹介もあります。Nature Digestと同様に取り扱っている分野が幅広く、記事の書き方も似ています。特集は読み応えがあり、素人のための丁寧な説明もあります。まあ難しいんですが。

　安く買う場合のオススメはメルカリなどのフリマアプリを使うことです。定期購読より安く販売している冊子をよく見ます。1冊約1500円しますが、過去にメルカリで900円で購入しました(定期購読の場合、最大で1152円まで安くなります)。また大型の図書館にはバックナンバーもありますので無料で読めます。

　NatureDigestも日経サイエンスも共に注目している分野があります。宇宙、コンピュータサイエンス、生命科学です。記事の内容はこれらが多い印象があります。もちろん物理や化学系の記事もあります。

3.Science Portal

　日本のメーカー、大学の研究をニュースとして取り扱っています。毎日1記事ずつ更新され、たまにトピックスもあります。普通の情報ウェブサイトなので、特徴はそんなにありません。

4.wired

　Webニュースは世界のメーカーのテクノロジーや科学系の興味深い記事が多いです。記事の量が適切で読みやすいです。しかし、雑誌はオシャレなデザイン性を強調しているあまり、逆に読みにくく内容のボリュームも少ないです。

5.Techcrunch

　テクノロジーをビジネス的な観点で見たニュース。IT系のスタートアップや製造業のビジネスについて焦点を置いている印象です。

wiredやTechcrunchはTwitterやアプリで無料で読めるので手軽に読めて便利です。

6.Kurzgesagt – In a Nutshell

　YouTubeチャンネルです。科学系のネタがイラストや動画で表現されていて、とても面白いです。ナレーションは英語ですが、設定で日本語訳できる動画があるので便利です。やっぱり記事より動画の方が面白くてわかりやすいです。

7.自分が読んでいるメディア

　僕はNatureDigestを有料で購読し、日経サイエンスは本屋で面白そうな記事だけ読んでます。wiredとTechcrunchは無料記事をアプリで読んでます。Science Portalはブラウザで読むことが面倒で、たまに読む程度です。アプリ作ってくれたら読みやすいと思うんですよね。In a Nutshellはご飯を食べながら過去の日本語翻訳版動画を視聴しています。

　上記で6つ紹介しましたが、一番集中して読んでいるものはNatureDigestです。約50ページでちょうど良い分量です。上記で6つの冊子を取り上げましたが、複数のメディアを同時にいくつも読めないので、最低限NatureDigestだけは読んでます。忙しくても、月1回なら読むヒマがありますので。