ちゃっすー!しまりすです。
前回の記事でLINEの経済圏がアツいという話をしました。今日はその続きです。
今日は、LINEのトークンエコノミー構想が着々と進んでいるという話です。
目次
LINEのトークンエコノミー構想とは?
LINEエコシステムのロードマップ
ALISはLINEにつぶされる
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2395 より画像引用
✓独自経済圏「LINE Token Economy」を始動し、共創経済の構築を目指す
LINEのトークンエコノミーは、LINE社独自ブロックチェーンネットワーク「LINK Chain」を基盤(メインネット)として「LINKエコシステム」を構築し、サービス提供者とユーザーの関係をよりフラットにし、ともに成長していくことを目指すトークンエコノミー構想です。
利用するユーザーは、サービス貢献度に応じて「LINK Point(リンクポイント)」が付与され利益を得ることができます。
サービス提供者側も、多くの時間とコストをかけることなく、トークンエコノミーを導入することが可能になります。(019年中にLINE以外が提供するサービスも参加可能となる予定)
事実、現在LINKエコシステムに参加しているユーザーは結構な恩恵にあずかっていると思います。
僕もさほど時間をかけていないにも関わらず、1ヶ月ちょっとで2万円分以上のLINK Pointをもらいました。
LINK Point「LINEポイント」に交換して、1ポイント=1円として、「LINE Pay」に入金し利用しました。
LINE Payといえば、年末まで20%還元キャンペーンをやっているので、さらにお得です。
国内9万4000ヶ所以上で利用可能
もうLINEの日本においてトークンエコノミーを普及させようという本気さを感じますよね。(決してLINEのまわし者ではありません(笑))
客観的にすごいなと思っているので紹介しています。
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2395 より画像引用
LINEでは「dApp」サービスを通してユーザーと開発側の共創関係を実現させるべく、「未来予想」「知識共有」「商品レビュー」「グルメレビュー」「スポットレビュー」の5つカテゴリでの「dApp」サービスを開発中です。
当初発表したロードマップも順調に達成しています。
グルメレビュープラットフォーム「TAPAS」とロケーションSNSプラットフォーム「STEP(仮)」も近日公開される予定です。
日本における開発は法規制など様々な障害があるにもかかわらず、これほど開発を進めていけるのは、潤沢な開発資金と人の投入によるものと推測されます。
日本におけるトークンエコノミー開拓において先行していたALISですが、LINEという大企業の参入によりALISの存在意義が薄れてしまう可能性があると僕は考えています。
LINEというアプリはほとんどの日本人が利用しているアプリですし、これから銀行業にも着手するとのことなのでトークンの換金や利用がますます便利になっていくものと考えられます。
ALISが目指す「信頼の可視化」についても、Wizballで質問すればすぐに信頼できる情報が手に入ったりしているんですよね。
一般に広く使われるには、「信頼を可視化するプラットフォーム」という漠然としたものよりも、LINEのように「未来予想」「知識共有」「商品レビュー」「グルメレビュー」「スポットレビュー」といった具体的で分りやすいアプローチの方が流行る気がしてなりません。
ALISの目指すものに共感して応援している僕ですが、LINEのdAppを触ってみて非常に危機感を感じている今日この頃です。