顧客との値上げ交渉に挑んできました。
結構重い交渉で始まるまでは、結構胃がキリキリするような気持ちでしたが、まぁ上手いこと交渉できました。
値上げ交渉をうまくまとめることができてホッとしています。
今回、なぜうまくいったのかをまとめてみようと思います。
今回なぜ値上げ交渉がうまくいったかをまとめてみます。
まずは値上げOKの風潮が今あることですね。
円安やロシア情勢に関連して、いろんなものが値上げしています。
スタグフレーションといって、日本の直面する大きな問題でもあります。
でも、値上げを実施するにはいいタイミングであるといえます。
いろんな会社が値上げしているから、ウチも値上げしますとは言いやすいですし、納得感があります。
値上げの明確な理由て納得感を与えることが大切ですね。
それなら仕方ないと思ってもらうことです。
僕の会社でいえば労務サービスなのですが、実際に技術職が増えず育たずで、仕事を断っている状況です。
すべて受注できないどころか断らないといけない場面があるんです。
そんな状況ですから、単価が低いとお付き合いできない。
顧客の選別が必要になってきます。
仕事のキャパが決まっている以上、単価の高いところと仕事をした方がいいわけです。
どうしても仕事を断る状況にもなっていて、人材が足りないし、労務単価や育成採用にコストがかかっている。
これを理解してもらうことで納得感を得たことが功を奏しました。
値上げ交渉にはこれまでの信頼関係が大きいですね。
営業マンもお客さんも人です。
人対人の仕事ですから、高くなってもこの人と仕事がしたいと思ってもらえるように僕らは営業はしていかないといけませんね。
ちゃんと真っ当なサービスを提供してきたこともひとつです。
多少他社よりも高くても、信頼があるところに仕事を依頼する。
そんなお客さんと今後も仕事をしていきたいです。
あと大事なのが落とし所ですね。
交渉はお互いが譲歩することが大切です。
お客さんだって100%丸呑みで条件はなかなか呑んではくれません。
なるべく高いところからすり合わせていくことが大切です。
今回譲歩案をいくつか用意していまして、ここが落とし所だろうなというポイントを作っておきました。
予定通りです。
会話の組み立てもシミュレーションしておいた方がいいですね。
行き当たりばったりではうまくいきません。
ある程度外堀を埋めてから交渉をしました。
結論から話せ!とは言いますが、今回は聞く耳を持ってもらうのに、最初に抵抗感を持たせない方がいいと判断しました。
お客さんがどう返すかも想定しておくといいですね。
今回は値上げ交渉がうまくいきました。
そして、値上げ交渉するなら今だなということも実感しました。
交渉には準備が必要です。
しっかりと準備して挑んでください。