前回の、
では、認知の広げ方について検討してみました。
認知によって商品やサービスを知り得たユーザーが次に進むのが、理解→検討です。
認知から更に進んだ理解を行い、競合製品との比較、クチコミの検討等を行って購買意欲を高めていきます。
理解と検討を分解して説明するか悩むところですが、ユーザーは商品やサービスに対する小さな理解をきっかけに、
理解⇄検討
と行ったり来たりしながら、相互で理解が深まっていく関係にあると思います。
理解とは、その商品やサービスによって、現在のユーザーの課題がどのように解決されるかの具体的な明示です。
余談ですが、解決策には、その人の生活がどう変わるか?気持ちやモチベーションがどう変わるかも含まれます。
例えば
北欧風のオシャレな家具を購入すること
普段使い以外の、ちょっとはりきった洋服を購入すること
も含まれます。
新たなライフスタイルの提案も、これまでのマンネリ化した生活に対する、一種の解決策の提案になるかと思います。
それでは、Web関連の要素で理解を深める物を洗い出してみましょう。
コンテンツ系
ランディングページ(LP)
ブログ(アフィリエイト)
クチコミ系
ECサイトの評価クチコミ
SNSの評価クチコミ
ブログ(一般)
メディア系
記事
紹介
比較
EC系
コンテンツ(記事)
クチコミ
製品情報の紹介ページ・パーツ
次に、上記の各役割とSEOとの関係を見ていきます。
ランディングページ(Landing Page)とはなんでしょうか。
色々なサイトの説明をまとめてみると、
「検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのこと」
となります。
最初にアクセスするページのため、
googleにインデックスされ流入が発生する
広告によって流入が発生する
ことによって、認知→理解の間にもなります。
様々なLPの形がありますが、一般的にはLP上で
理解 → 検討
を深めてもらい、購入まで進めてしまうことも多いです。
まず商品のPRポイントを掲載して概要を訴求、その後、各ポイントについての詳細へと展開して理解を深めてもらいます。
また、競合製品のポイントも比較表などで掲載して、ここで簡単に比較検討も済ませられるようにします。
更に、クチコミを載せることにより、より購入(コンバージョン・CV)に近づけることが可能です。
SEOの一つの手段としての役割もあります。
LPを最初の着地点とする場合、ユーザーが関連キーワードで検索した際に、検索上位に対象のLPがインデックスされていることで、商品認知を広め、理解、検討へと促すことができます。
しかし、一方で、ユーザーの目に触れる位置にインデックスされる(検索上位にインデックスされるとは言いません。上位にインデックスされるよりも、ユーザーにクリックされることが目的なので。今後はこういう書き方にしていこうかなと思います)には、時間がかかります。
LPで認知を広めたい場合は、始めはリスティング等、有料広告での掲載を行い、インデックスが効率化してきたら、徐々に広告予算を他に回していくかたちが理想的だと思います。
たまに、LPを作ってしまえば流入があり売上に繋がると考えている上司や経営陣がいますが、こういったLPに対する人の流れ、ユーザーステータスの変化を丁寧に説明する必要があると思います。
主にアフィリエイターの方が、その商品を紹介することで、認知を広め、理解と検討を深めます。
ブログで紹介されること、それ自体がクチコミにもなります。
アフィリエイトについては、今後詳しく書く機会もあるかと思いますが、分からない方は、検索してみて下さい。
元々、アフィエイトを行っているブロガーさんのサイトは、一定のユーザーの流入が常にある状態です。
商品が対象とするユーザーが多いブロガーを選択する必要があります。
SEOとの関係においても、有力なブロガーが商品についてのページを作ってくれることで、
インデックスやクリックが効率化されると思います。
ちょっと長くなってきたので、続きは次回にします。