春先の新芽が出るころとは違い7月に入ればタラの木は生い茂ってくる。
葉の脇に刺もある。あまり触りたくはないが敷地から道にはみ出した葉は切ってしまわないと邪魔になるのである程度整える。
ブドウ畑のぶどう棚の下に植えておいたタラの木たちもワサワサと生い茂る。
茂り過ぎた葉を落とす作業だけではなく、せっかくなので、
新しい葉も出てくるが、刺が硬くなってしっかりしてこない柔らかめの新葉だけを集めて天ぷらにするべく、集めた。
二か所のタラの木ゾーンを回ってこれだけ集められた。長い刺は指でつまんで取り除いた。後は揚げるだけ。
衣薄めを意識。天ぷら粉の他に重曹と塩を少々入れた。
パリっと上がってます。パリっとカリっと♪葉の形かわいいです。
味見しながら揚げたけど、一度食べだすと止まらない美味さ。
タラの芽の場合は甘味や水分が多いけど、
葉の場合は甘味が少なくウドの葉のような苦味がほんのり感じられる感じ。
夏野菜の天ぷらの時期だけど、タラの天ぷらだけは個人的には最高に好きな料理だ。
天ぷらの衣が余ったらいつも薄焼きを作る。最近は玉ねぎをたくさん入れた薄焼きが多かったが、
今回は生食で食べようと刻んでおいたキャベツの千切りがあったが、
しばらく雨が全く降らなかった時期に育った硬めのキャベツの千切りでどうしようかと思っていた物があったので、それを薄焼きに。
ついでに桜のチップで燻したベーコンがあったので細かく刻んで全体に混ざるようにして混ぜ焼いたキャベーコン焼ができた。
思い付きで作ったが、これはうまい。
半分はウスターソースをかけて食べ、
もう半分は醤油をかけて食べた。
千切りキャベツだから消化にもいいかもしれない。
誰かに作って食べてもらいたいくらいだった!