どうも、リアルで介護教員をやっているものです。
【ボクナビ】というyoutubeチャンネルの運営もはじめました。
今回も、タイトル通りの内容でお届けしたいと思います。
【記事を読んで得られること】
・これからの日本において高齢者を攻略することの必要性について学べる
・時代のスタンダードとなりうる「パラレルキャリア」とは何かがわかる
・10年先の介護の仕事の優位性について理解できる
どの記事でも口すっぱく述べてきましたが、これからの日本は、超高齢社会がどんどん深刻なものとなってきます。
それは、「予測」ではなく「予定」です。
このまま推移していけば確実に、日本の高齢化率は30%を越え、年金にいたっては、騎馬戦型※労働者1人が年金受給者を支えるような構図になります。
というわけで、なかなかピンチな状況です。
ですが、「ピンチはチャンス」とは良く言ったもので、やはり高齢者を対象としたビジネスはどう考えても伸びしろがあります。
少子高齢化が進む日本において、子供向けのビジネスよりも、高齢者をターゲットとしたビジネスを展開した方が当然、収益性が高いのは目に見えていますからね。
ですから、これから何かビジネスをはじめるのであれば、「高齢者を攻略する」ことで一気にイージーモード化する可能性があります。「高齢者を攻略する」というのは、案外見落とされがちな部分ではないかなと思っています。
ここで注意点をお知らせします。
「高齢者」のイメージについて大多数の方が誤解している部分があります。
「高齢者」とは、WHO(世界保健機構)の基準において、65歳以上の全ての人のことを指します。高齢者といっても、現代の65歳はめちゃくちゃ元気です。
そういった人たちも高齢者の中に含まれていることを忘れてはいけません。
近年、医療の進歩が著しく、また健康を意識して過ごしている元気な高齢者も増えてきていることから、私が提言する「高齢者を攻略する」というのは、なにも介護や医療に限ったことではないということです。
高齢者もスマホを当たり前のように持つ時代となりつつありますので、「高齢者向けアプリの開発」や、「高齢者向けのオンラインサロン」等、今はまだ競合が居ないので、熱い分野と言えそうです。
こんな記事をみつけました!
82歳でゲームアプリを開発し、「世界最高齢の女性開発者」として世界中から注目を集めている若宮正子さん。パソコンを始めたのは60代に入ってから。プログラミングも興味の赴くままに、一から独学したという。
若宮さんのアプリは、現在までに世界中で8万人以上の方からダウンロードされています。英語版や韓国語版、中国語版もリリース。昨年6月には、米アップルが主催する世界開発者会議にも世界最高齢の女性開発者として招待していただき、今年2月には国連にも招かれ、英語でスピーチする機会をいただきました。
経営学者のピーター・ドラッカー氏が20年ほど前に著書のなかで提唱した考え方で、副業や複業が盛んになってきたここ数年、日本においても、働き方改革の流れの中で、「パラレルキャリア」について話題にのぼることが増えてきました。
「パラレルキャリア」とは、「本業を持ちながら、第二のキャリアを築くこと」を指します。
副業との違いは、「報酬を得ることを主な目的にしていないこと」が挙げられます。
要は、本業で生活基盤を保ちながら、夢の実現に向けて活動していくことですね。
終身雇用や年功序列など、旧来の雇用システムはもう限界間近。私たちは、これまで以上に自分の人生やキャリアについて真剣に考えていかなければなりません。
「どのように生きるべきなのか」「どのような仕事、社会貢献をすべきなのか」を考える機会も増え、ライフスタイルやワークスタイルも多様化しています。
また、副業解禁の影響で、最近では副業を認める企業も増えてきました。本業に支障が出ない範囲であれば、副業を通して得た知識・スキルや人脈を本業に活かしてもらう狙いがあるようです。
従業員にとっては、先行きが不透明な世の中で、会社に頼らなくても大丈夫なようにスキルを磨く機会が与えられたとも言えますね。
このように、これからの時代、「パラレルキャリア」が当たり前になることが予想される中で、皆さんはどのように生き、どのように社会貢献しようと考えますか?
終身雇用制度や年功序列などの衰退と共に、AIやロボットによる業務の自動化の流れが頭角を現してきています。
さらなるITの進歩。そして、AIやロボットによって、人々から多くの職業を奪うこととなるのは、「オックスフォード大学」の研究でも認定済みです。
では、その中で、勝ち残れる職業とは一体なんでしょう?
冒頭でも述べましたが、この先、高齢者はどんどん増え続けます。
介護は、3K(「きつい」「きたない」「給料が安い」)の仕事と言われていますが、それは職場の選び方次第であると、介護教員の立場として断言しておきたいと思います。
たとえば、訪問介護の場合、私が知っている限りでの最高時給は2800円。
施設系の夜勤バイトは1回の夜勤で25000円もらえるところもあります。
めちゃくちゃ高いとは言えないかも知れませんが、給与面はこれからも改善されていく見込みですし、IT機器の導入により、「きつい」「きたない」という部分も解消されていくことが予想されています。
また、現場によっては自立度の高い方ばかりが入所されている施設もあり、自分の身の丈にあった事業所を選ぶことも実は可能です。
という方もご安心下さい。
こちらの求人サイトからであれば、無料で資格が取れますし、ご自身の条件に合った勤務先をコーディネーターが探してくれます。(厚労省認可)
介護現場は今、まさに猫の手も借りたい。と言う状況です。
介護の仕事の需要はこれからも増え続けていきますので、資格さえ取っておけば、まず食いっぱぐれるということはないでしょう。
しかし、介護系の資格取得のハードルが年々上がってきていることから、制度が変わってしまう前に取得しておかれることをおススメしておきます。
もし、現在の仕事に対して、将来に対して、少しでも不安があるなら行動を起こしてみてください。
「介護の仕事に就けば、介護の知識や技術を習得することができる」
「介護に関する知識や技術は、時に親や周りの人たちを助けることができる」
「あなたが習得した介護の知識や技術は、ひとを幸せにできるチカラがあるのです」
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