テクノロジー分野のキーワードとして、時々浮上してくる「3Dプリンター」
何でも3Dプリンターで作れる素晴らしい未来が広がっていくというのは”幻想”なのかも知れません。
今回は、3Dプリンターのリスクについて考えてみたいと思います。
しかし、これワンチャン悪用されたりするんじゃね?と思いませんか?
そんな不安にさいなまれている中、
色々と情報を集めていると・・・”とあるおぞましい事件”を見つけてしまいました。
【独自】“勝手に合鍵”侵入事件が続出 実物なし「写真で複製」も…製造番号に要注意【もっと知りたい!】(2023年2月9日)動画時間:10分弱
▼動画の文字起こしが「こちら」
全国で強盗事件が相次ぐなか、無断で合鍵を複製し、住居に侵入する事件が増えています。画像1枚で合鍵が手に入ってしまう、驚きの現状を取材しました。
■見知らぬ男が…“勝手に合鍵”の恐怖 侵入被害に遭った女性(29):「もう、パニックがずっと続いているっていう感じで。『何で?』っていう疑問で、徐々に恐怖って感じで。やっぱり、状況をのみ込むのに時間がかかりましたね」 1人暮らしの女性の部屋に貼られた、「事件」と書かれた紙。ドアなど複数の場所に貼られていました。 女性:「後から恐怖ですよね。私は、その部屋に普通に帰ってきて、ご飯食べて、お風呂入って寝てたんだと思うと怖いですよね」
気付かない間に、見知らぬ男に自宅に侵入されている恐怖。ちょっとした不注意で、誰もが被害に遭いかねない驚きの実態が、取材で分かってきました。■“防犯グッズ”売り上げ 前年の9倍に 相次ぐ強盗殺人事件。東京・狛江市や福島県いわき市では、自宅に1人でいた高齢の女性が殺害されました。 こうしたなか、狛江市の現場近くのホームセンターで売れているのが…。 ユニディ狛江店・豊田篤グループリーダー:「防犯モードの点滅ですね。こちらのほうですね、防犯モードにしますと、点灯の後、点滅して威嚇を行うというモードが導入されております」
長時間、人が近くにいるのを感知すると、点滅を始めるセンサーライト。こうした防犯グッズの売り上げが、前の年の9倍にまで伸びています。 豊田グループリーダー:「(Q.これまでも、多くの方が購入していた商品?)元々は玄関周り、足元を照らすという意味合いで、購入するお客がほとんどでした。事件後に関しては、防犯対策で、買い求める客がほとんどです」 人々の間で高まる「防犯意識」。一方、思わぬ方法で、自宅に侵入されてしまうケースもあるといいます。
■鍵どう入手?不法侵入男…正体は“上階住人”
侵入被害に遭った女性(29):「(Q.この辺りですか?)そうですね。ちょうど、ここでありましたね」「(Q.ここに来ると、思い出しますか?)そうですね。ちょっとリアルに思い出しますね」 6年前、長野市内のアパートで1人暮らしをしていた女性。夜、友人と外食をして家に帰ると、異変がありました。 女性:「当時、帰ってきた時に、窓の明かりがついていて。『電気消し忘れちゃったっけ?』と思って、鍵を開けて玄関を開けたら、部屋からババババッて男の人が走ってきて。『えっ?誰だろう?』と思って。本当にパニックです。何が起きたっていうのが分からなくて」 自宅に帰ると、部屋にいたのは見知らぬ男。近くにいた知人の男性と取り押さえ、警察に通報したといいます。 女性:「(警察が)指紋を取っている時の、黒いポンポン(インク)を付けられて。白い家具が真っ黒になるという」「(Q.実際の被害は、どんなものがあった?)下着を盗まれてて、2枚ほど盗られていたんです。現金とかは、全く触られていなかったです」「(Q.(引き出しを)重点的に調べられた?)そうですね。ここに下着が入ってたんで。あと、洗濯機ですね」「(Q.男は知り合いだった?)私は面識は全くなかったです。だから『誰ですか?』って。本当に知らない人が(家に)入ってた」
警察に現行犯逮捕されたのは、見知らぬ当時45歳の男。ところが、その後、明らかになったのは、驚きの事実でした。 女性が部屋の中に入り、鉢合わせた見知らぬ男。その男の正体は、なんと真上の階に住む同じアパートの住人でした。 なんと犯人は同じアパートの住人。なぜ女性の部屋に侵入することができたのでしょうか? 女性:「(Q.どうして入られてしまった?)そこが、すごい謎だったんですけど。合鍵をポストに入れてたんです」「(Q.そのまま(ポストに)鍵を入れていた?)封筒に入れて、分かりにくくしてポストに入れてたんです。(ポストの)ダイヤルロックはしていました」「(Q.ダイヤルロックを開けられた?)警察の方いわく、粘着のある棒で封筒を取って、犯人は合鍵を作って、また(ポストに)戻したのではないかというふうに言われています」 女性の部屋の玄関ドアは、閉めると自動でロックが掛かるタイプ。そのため、女性はうっかり鍵を持たずに家を出て、入れなくなることを防ごうと、ポストに予備の鍵を置いていたといいます。 女性:「ポストに鍵を入れるというのも、『田舎だから大丈夫』と勝手に思ったけど、もう今の時代、本当に気を付けなきゃいけないなという。自分の不用心が招いてしまったなと思っているので、そこはすごく反省しています」 警察庁によりますと、こうした合鍵を使った住居などへの侵入事件は、去年1年間で2840件に上っています。 さらに、取材を進めると、こんな被害もありました。
■店長が“勝手に合鍵”…ロッカーあさる 侵入被害に遭った女性の知人:「(知人女性が)家に帰ったら、家の中に(バイト先の)店長さんがいた。鍵をとって、合鍵をこっそり作って、鍵を戻すということをしてたみたいで」 バイト先の男性店長に、自宅に侵入される被害。店長は自らの立場を悪用し、合鍵を作っていたとみられます。
女性の知人:「かばんをあさって、中から鍵を持ち出したと自白した。(かばんを入れていた)職場のロッカーは、開けようと思えば、店長は開けられる。怖い以外、感想が出てこないですよね。家の中に店長がいるっていうのは」
■実物なくても…「写真」で複製可能 どれだけ家の防犯対策をしても、防ぐのが難しい合鍵を使った犯罪。無断で鍵を作製されない為にはどうしたら良いのでしょうか?東京で、20年以上にわたって鍵を作っている専門店に、その対策を聞きます。 鍵の専門店「SKYサービス」・最上和宏代表(60):「(Q.本当に一瞬なんですね)これで(鍵の)片面できてる」「(Q.鍵は、簡単に作れる?)そうですね。普通のギザギザの鍵ですと、持ってきて頂ければ、ものの1分、2分で作れる物もある」「(Q.鍵が自分の物という証明は?)特にいらないですね、今の状況では。昔からそうですけど、(証明は)いらないですね」 さらに最近では、店に足を運ばずに鍵の注文ができるケースもあるといいます。 最上代表:「(鍵の)この番号があれば、ネットで注文できますので」「(Q.どの番号ですか?)ここにある番号ですね」 鍵の製造メーカーが種類を見分けるため、鍵に番号を刻むことがあります。その番号だけで、インターネットで合鍵作りを請け負う業者もいるというのです。 最上代表:「うちも、番号では注文できますけど、(鍵を)持ってきていただかないと、必ず注文はうちは受けませんので。元来でしたら、ネットで(合鍵の)注文を受けるというのも、おかしな話ですけど」
■対策は?「番号を隠す」「身から離さない」 しかし、手軽な半面、こんな危険性もあるといいます。 最上代表:「番号の写真を撮られて、(合鍵を)作られてしまうというケースも、中にはあると思うんです。この番号を認識させれば、ネットで注文できますので。まずは、(鍵の)この番号を隠すのが必要だと思います」「(Q.どのようにして隠す?)ここにシールを張ればいいです。見えなくすればいいんです。ビニールテープでも何でもいいです。シールで番号を隠すように貼れば、番号は分からないですよね」 他人の家の合鍵が簡単に作れてしまう現状。知らない間に合鍵を作られないようにするためには、どうすればいいのでしょうか? 最上代表:「まず、鍵を身から離さないっていうことです。仕事してる時のオフィスの机だったり、ロッカーだったり、そういう所には(鍵を)置いておかない。昼休みに出掛けた時にも、必ず持って出るというのが必要です」 (「グッド!モーニング」2023年2月9日放送分より) [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
そして、3Dプリンターを使えば、鍵の業者にわざわざ依頼せずとも自分で作れてしまうと言う。
まさに、3Dプリンター時代になると旧式の鍵ではセキュリティーガバガバです(汗)
私はどうも頭が固いので「こういった石を玄関に置く」といった原始的な方法しか思いつきません(涙)
ぜひ、コメントくださいね。