ずいぶん更新が滞っていたALiSの記事投稿ですが、先日より再開してみました。
いいねをいただけると嬉しいものですね。
ALiSの可能性を信じて、しばらくコツコツと記事を書いていこうと思います。
ところでみなさんは、内閣府が掲げるムーンショット目標をご存じでしょうか?
今回は、「ムーンショット目標1」をご紹介します。
それではまず、タイトルの〇部分に文字を当てはめてみたいと思います。
2050年までに、人が〇〇、〇、〇〇、〇〇からの制約から解放された社会を実現
▼
2050年までに、人が「身体」、「脳」、「空間」、「時間」からの制約から解放された社会を実現
「・・・・」
ちょっと意味がわかりませんね(汗)
2050年は今から30年後の世界です。
30年後、私たち日本人は「身体」を捨て、「脳」で考えることをやめ、日常のこの「空間」を飛び越え、「時間」という概念さえもない世界へワープするというのでしょうか?
なんとも不思議、奇天烈極まりない内閣府の発想であります。
しかしながら、未来を予測するうえで、国の方針・目標は無視できません。
我々が望む、望まないにかかわらずお国の方針であれば「前にならえ」です。
今でこそスマホやインターネットが当たりまえの世界になっていますが、30年前の私たちの暮らしを思い起こすと、それはそれはずいぶんアナログでした。
30年前というと、肩から携帯電話を背負っていた時代です。
それがいまや、一台あればなんでもこなせてしまうスマホへと変貌を遂げています。
テクノロジーは指数関数的に進化していくと言われていますし、人類が「身体」を手放す日はそう遠くないのかもしれません。
以下、国立研究開発法人科学技術振興機構ムーンショット型研究開発事業より引用
少子高齢化が進展し労働力不足が懸念される中で、介護や育児をする必要がある人や高齢者など、様々な背景や価値観を有する人々が、自らのライフスタイルに応じて多様な活動に参画できるようにすることが重要です。そのためには、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現することが鍵となります。
本研究開発プログラムでは、2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現するため、サイボーグやアバターとして知られる一連の技術を高度に活用し、人の身体的能力、認知能力及び知覚能力を拡張するサイバネティック・アバター技術を、社会通念を踏まえながら研究開発を推進していきます。
子どもの頃は、仮面ライダーの影響で、サイボーグ人間的なものにあこがれを抱いていましたが、いざ大人になって「サイボーグになれ」と言われても抵抗感バリバリなんですけど・・・
▼ただ、個人的にこのような取り組みは大歓迎です▼
たとえ、重度の障害を負ってしまったとしても、この分身ロボットがあれば、社会参加ができる。テクノロジーによって、生きるための選択肢が増えることはとても素晴らしいことだと思います。