こんにちは。かてきょーTKDです。
こういった子どもたちに朗報です。(お父さんお母さんも見てね!)
計算が早くなるための3つのコツ、教えます!
数と数同士の関係とは、「10にするためには⇒4だったら6」、「15にするには⇒7だったら8」というような、補数の練習です。
また、「15分が4つ集まれば1時間だ」というような生活のなかでよく使う数字にも慣れておく必要があります。
半分は1/2と同じ、1/8は0.125というような分数と小数の関係は、ぜひとも子どもに覚えさせてください。
45度の扇形の場合、45/360を約分してやっと1/8が出せる子と、45度がすぐに1/8とわかる子では、当然ながら、スピードと正確さが大きく異なります。
ぜひ身につけておきたい数と数同士の関係、こちらを参考にしてください。
●10になる補数……1と9、2と8、3と7、4と6、5と5
●15になる補数……1と14、2と13、3と12、4と11、5と10、6と9、7と8
●15の倍数(これを覚えておくと、15分の2倍は30分、4倍は1時間……を素早く理解できます)
●25の倍数
●45の倍数
●2の累乗……2、4、8、16、32、64、128、256、512、1024(このあたりまで)
●3の累乗……3、9、27、81、243、729(このあたりまで)
●1/8=0.125
●3/4=0.75
数と数同士の関係を感覚的に使えるようになると、計算が早く正確になります。
数字を短時間頭のなかに留めておく「短期記憶力」(作業記憶力)を鍛えておくことは、スピードと正確さ両面において非常に有効です。数字の写し間違いによるミスがある場合はなおさらです。
これは、短時間のうちに記憶された数字が別の数字に入れ替わってしまうという、子どもにはよくあるミスですが、短期記憶力を鍛えることで、簡単に改善できます。
たったこれだけのことですが、実際にやってみるといろいろな数字を同時に覚えておかなければいけないことに気づかされるのではないでしょうか。
元の数字、繰り上がった数字、繰り上がったために増えた数字……。
ぜひやってみてくださいね。
割合(%)を普段から意識するのも大事なことです。
500円の3割は何円?と問われたときに、瞬時に答えが出るか出ないかで「計算が出来ない人」というレッテルが貼られます。
数字の1割(10%)さえすぐに出れば、計算は瞬時に終わります。
この計算が秒で出来るかできないかは意外と大事なことなのです。