UGOKのみのり🐥です。
今回はブロックチェーンによって政治・選挙・法律の扱いがどのように変化するのかについて書かれた章を読みました。
ここで学んだことについて書いていきたいと思います。
前回
エストニアという国をご存じでしょうか?
バルト海に面した北欧にある国で、人口約132万人・九州地方より少し大きいほどの面積しかない小さな国です。
この国が世界最先端のIT国家と呼ばれています。
エストニアの社会保障や医療、交通機関まで幅広いサービスに対応しているデジタルIDカードの普及率は2012年当時で90%以上と言われています。
このカードの技術面を支えているのがブロックチェーンを使ったX-Roadという技術になります。
X-Roadとは
分散されたデータベースをセキュアに連携させるプラットフォーム。各行政機関、医療機関、研究機関などを連携させることで、通常なら大量のペーパーワークが発生するような作業をワンストップで完了させることができ、電子国家エストニアの屋台骨と呼ばれている技術だ。
他の国では国民に番号を振ることに対する不信感やプライバシー面に関する不安で同意を得られなかったことがエストニアでは成功することが出来ました。この理由がブロックチェーンの分散型という部分です。
免許証やパスポートなどの個人情報は推測不可能な値に変換されブロックチェーン上に保存されるのでプライバシーはしっかり守られます。自分のどんな情報を誰が見たのかも確認できます。
また、政府の情報もブロックチェーン上で公開することで政府の透明性と信頼性も上がります。今話題になっている「桜を見る会問題」のようなことも起こりません。
日本では、選挙の投票率の低さ(特に20代)が問題に上がることがよくあります。
総務省のページを見てもわかる通り、20代と言わず全年代の投票率が下がっているのがよく分かります。
この問題も、ブロックチェーンを利用した電子投票で解決することが出来るかもしれません。実際に世界中の様々な国で新しい投票システムの発表や投票のありかたを変えようと動いている団体があります。
ちなみに私は今まで一度も投票に行ったことがありません。究極の出不精なので休日に家から出てどんな政策を掲げているのかも知らないおっちゃんに投票しに行くのは面倒くさい。そもそも、どこをどう変えて欲しいという意見を持ってないので行ったところでなぁ。という気持ちです。
しかし、スマホで投票が可能になれば外に出なくても良いという一番面倒くさいポイント(私の中で)がクリア出来ます。夜中や授業中など暇な時にいつでもどこでも投票可能になりますし、一人一人の政策がどのような内容なのかが見られるページもあれば便利ですね。
スマホの普及率は10代・20代どちらも90%ほどと、かなりの高水準です。学校で選挙に関する授業をしたり疑似投票体験なんかをさせるより効率よく投票率のアップを目指せると思います🙃
投票結果は自動で計算されるので投票終了と同時に当選者や投票率などの情報を知ることが可能になります。投票所の数を減らして人件費の削減をすることも出来ます。ブロックチェーン技術を利用しているので自分の票が不正に利用される心配もありません。
今回は選挙をメインに取り上げましたが世論調査や裁判などで使用することも出来ますね。
使い方は発想次第でもっと色々あると思います。
これで終わります。
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