シェアリングエコノミーって何?
シェアリングエコノミー(共有型経済:sharing economy)とは簡単に言うと、「モノ、金、サービスを共有することで成り立っている経済の仕組み」です。
つまり、不要になったモノ・金・サービスを持っている人が提供者となり、それを必要としている利用者が共有するという、まさにWin&Winな関係のもとに成り立つ仕組みです。
余剰となっているモノやサービスを共有できて、それがビジネスになり、誰かの役に立てるって非常に環境に優しいですよね。
有名なシェアリングエコノミーの例を5つ簡単に紹介します。
①Airbnb
これは空き部屋シェアサービスです。未使用の空き部屋を所有するホストが、それを利用とする人(特に旅行者)に提供するというサービスで、190カ国34,000以上の都市で使われるコミュニティー・マーケットプレイスです。
②Zipcar
カーシェアリングサービスです。時間単位で借りれる点が特徴で、アメリカで普及しています。
このサービスを創ったロビン・チェイス氏のTED talksにおけるスピーチはオススメなので、是非拝見してみてください。
→http://www.ted.com/talks/robin_chase_on_zipcar_and_her_next_big_idea?language=ja
③Uber
Uberはご存知の方も多いと思いますが、配車サービスです。アプリから近距離の契約タクシーを検索でき、低価格で利用できる配車サービスです。
この留学中に使ってみようかなって考えています。笑
上記はアメリカ発祥ですが、もちろん日本にもシェアリングエコノミーはあります。
④ラクスル
ラクスルはクラウド型ネット印刷で、注文にマッチングした印刷会社を探し出し、非稼働時間の印刷・低価格・高品質を可能にする印刷サービスです。僕も名刺はラクスルで作成しています。笑
⑤akippa
これは、個人間で駐車場をシェアできるオンラインコインパーキングのサービスです。以前akippaの方と焼肉ランチに連れて行ってもらったのですが、その方は、シェアリングエコノミーの成長度を見越して入社したそうです。しかし、少子化問題や少ない車の増加率など、akippaにおけるサービスの限界や問題点はあるそうです。
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ざっと具体例を連ねましたが、シェアリングエコノミーがどういった事業なのか、大枠は掴めたと思います。
さて、シェアリングエコノミーはどのような価値があるのでしょうか?
・経済的価値
まず文字通り、経済的価値があります。
シェアリングエコノミーは消費者間のサービス、つまりC to Cのため、低価格で提供・利用できるという点があります。
・持続可能な開発への貢献
これは自分たちが目指す点に沿っている点で、不要になったモノやサービス、つまりムダを捨てるのではなく、それを必要としている人にシェアすることで、CO2削減などの環境への負担削減を可能にします。これってすごい大切で、不要なモノを買わなくなるし、捨てなくもなる。特に資源に乏しい日本にとっては好都合ですね。
・新しいコミュニケーション
シェアリングエコノミーは世界中の人と人を繋げます。特にAirbnbでは面識のない外国人と日本人が同じ屋根の下で生活をすることが多々あるわけです。共有型経済の利点ですね。
今回はシェアリングエコノミーのイントロダクションということで、ここまでにしておきます。
次回をお楽しみに〜
from the United States
参考文献
・http://insight.goodfind.jp/startup/443/
・http://jp.techcrunch.com/2015/02/26/jp20150226_techcrunch-school-share/
・http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1493