

「Sカードのエンドコンテンツ化」
支持しますか?
私は支持しません。エンドコンテンツってのがなんなのかもよくわかりませんが。
支持しない人は、今回の鉄壁問題でどのような投票行動をとるべきでしょうか。
断言します。
もし今回の三つの案のどれかが可決すれば、Sカードのエンドコンテンツ化なるものが進行します。いや、表現が生ぬるかった。クリプトスペルズは、懸案であった従前からの大問題を解決し、Sカードのエンドコンテンツ化に向けて、偉大な第一歩を踏み出すことになるでしょう。
いや、ガバナンス投票にかかるのだから問題ないでしょう、それはそれこれはこれでしょう、と思うかもしれません。
違います。そうはなりません。
最近、Sカードの発行増えてませんか?
運営がガバナンスも経ずに「勝手に」Sカードをエンドコンテンツ化するって宣言してから、Sカードの発行増えてませんか?Sにお金使う人増えてませんか?ゴールド売る人出てきませんでしたか?
そういう雰囲気になるんですよ。
まだ何も決まっていないのに。
偉大な第一歩を踏み出せば、いよいよS環境に向けた環境整備が始まりますよ。
政治もそうだと思いますが、ある何かを食い止めるためには、そこに至った瞬間には絶対に止められない。第一歩目を止める必要があるんです。
進めてはいけない。
みなさんのお気に入りカードはなんですか?
僕はゴールドでは「吸血鬼の女王カーミラ」が好きです。
はっきり言います。もし今回の3つの案のどれかが可決したら、みなさんのお気に入りカードは(少なくともSの世界では)ゴミになります。
今回の3つの案、いずれも大幅なインフレを見込んでいます。
いや、もともとインフレは宣言されてたんじゃないの?緩やかに進むなら予定通りじゃないの?と思うかもしれません。
でもこれまで、Sカード作成において、そんなに大きな幅のインフレってありましたか?強いスピリットが出たというのはあるでしょうけど、マナレシオ自体に大きな変化ってありました?
もし三案のどれかが可決したら、絶対に今までより高速度でインフレしますよ。明言しちゃったから、絶対に「アレ」に合わせてきますよ。
「アレ」は当然、クソみたいなバランスの鉄壁1です。あ、間違えた。鉄壁1。100年後なら緩やかかもしれないですけど、年単位であのクソ鉄壁1が普通になるインフレって、ヤバくないですか?
そもそも、皆さん今クリスペ運営に一番やってほしいことってなんですか?
コロシアムの報酬、マンネリ化して人が集まらなくなってますよね?刷新して欲しくないですか?
プレイトゥアーンのこともっと考えて欲しくないですか?
コラボカードやCSカード、もっと追加して欲しくないですか?
今回の三案は、1以外はさらなる工数がかかります。
僕は今回の問題は解決されるべき問題だと思っていますし、適切な補填も必要だと思います。だけど、それ、今やらないといけない話ですか?他にやるべきことがたくさんあるんじゃないですか?
運営は、それもやります、これはこれでやります、というでしょう。
信用できますか?
今のこのクリスペの状態を乗り越えるために、ごく一部であるSホルダー、特に鉄壁ホルダーのための運営の尻拭いにどんだけ優先して取り組んでほしいですか?
最後に。こんな乱暴な記事を書いた経緯だけ。
僕はこの問題が生じてから、Sホルダーたちに混じって、前向きな解決策の議論をしていました。
概ね合理的な議論がなされていたと思いますが、中には過激な意見もありました。僕は、この偏った「Sホルダー」の中でではなく、Sを持たない大勢の意見を聞きたいと思い、グループから離れました。
そこで目についたのがんぺさんのご意見。
本当にそうだと思いました。
今そんなことやってる場合じゃねえし、今やるべきことに代えてやるべきことじゃねえ。
そしてちゃんぷさんのご意見。
暴論のようで盲点。
不利益を被ってきたのは、バグに乗じて鉄壁Sカードをぶん回してきたS勢ではなくて、それに蹂躙されてきた非S勢。なるほど。
今回の鉄壁1に合わせたインフレ方針は、この非S勢の傷にグリグリと塩を塗っていく形になります。フリーは魔窟に、Sコロシアムは内輪に。

…ダメでしょ。
鉄壁Sホルダーの皆さん、もし僕が今述べている意見に影響力が出てしまったら、鉄壁1問題の補填が遅れることになります。普段から懇意にしてもらい、楽しくSバトルもしてもらった中で、この記事を書きながらそれだけ引っかかっていました。こういう意見を述べることを申し訳なく思います。
でも、みなさんは今回の三案のどれかに納得してるのでしょうか?
僕自身は、もはやどうでもよくなってますし、どうせ数枚程度しか持ってないので、発言する資格もない程度に僕の意見なんてどうでもいいでしょう。
でも、もし納得してないなら、無理に選ばなくてもいいんじゃないでしょうか。無意識に3つの案のどれがマシかっていう思考になってませんか?
納得いくまで納得しないのも、一つの方法ではないでしょうか。










