こんにちは。よよです。
昨日までの1週間、東北の山間の小さな村で過ごしてきました。この場所にはもう16年ほど通っています。関西在住の私には、往復でそれぞれ1日ずつかかるような不便な場所にあるので、会社員をしているときはGWやお盆休みなんていう4-5日まとまった休みがある時にしか訪問できませんでした。
最近は自分で時間のアレンジができる生活をしているので、去年は約1ヶ月間、人のお家を間借りして住ませてもらって、田舎の生活を体験させて貰いました。そして今回は1週間です。
この地域を尋ねる理由は、私が関わっている手仕事の調査のためなんですが、滞在が長くなれば長くなるほど、必要経費と、それから自分自身のマンションの支払いが気になってきます。私がsteemitやALISを始めた理由もこの辺りにあります。
今回の滞在中も、16年の間に関係を気付いた地域住民の皆さんと交流をしながら、もっと自由に、自分が滞在したい時に滞在してある程度の収入を得られるようになればいいなと、改めて実感して帰ってきました。日本でも最近は手仕事とか職人の技術への理解が少し高まっているような気はしますが、まだまだその価値は認められないため、手仕事だけで生活することは困難になりつつあります。私が調査しているものもそうですし、その分野の研究(民俗文化財にあたります)への出資や補助金などもそう簡単に得られるものではありません。更に言えば、例え補助金などを申請したとしても、様々な制約やルールがあるため、自分の思うような活動ができないことが殆どだと聞きます。
今後、ますます日本の伝統工芸や手仕事に従事する人たちの人口が減ることが予想される中、如何にこれらの人たちが自分の信念や住む場所を守りながら安定した生活や収入を得ることができるか。その可能性が仮想通貨SNSやブロックチェーンにあるのではないか。この辺りに注目しながら、何とかモデルケースになれるようにと活動を続けているところです。今回の滞在でその思いを強くして帰ってきました。
読んでいただいてありがとうございます^^*