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白内障手術後

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  • 2019/09/05 13:11
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前回の続きです。

白内障手術に行ってきました。

で、上が術後の写真です。

診察明日なんで、成功とか失敗とか言われないんですね。まあ2万分の1の目の中大出血コースを免れたのだけは間違いないです。

で、せっかくなんで本日の様子を。

12時:家を出発。13時15分に集合なので、かなり余裕をもって。手術が終わると上の写真みたいになることはわかってたので、親に送ってもらいました。

12時30分:病院着。受付をとりあえず済ませる。

12時45分:事前に渡されていた麻酔用目薬を差す。(ミドリンPとかいう謎の名前)

     ここから30分ごとに麻酔用目薬を差し続ける。

 

13時15分:受付担当の看護師さんから、軽く手術の流れを説明される。体温と血圧のチェック。そうしたらなぜか体温が37.5度もある。

看護師「高いですね。平熱高いんですか?」

僕「いや、平熱35.5くらいなんですが」

看護師「ちょっとしたら計りなおしましょう」

仕方ないのでトイレ行ったり水を飲んだりしてぶらぶらする。

 

13時30分:もう一回体温を測る。37.1度。

看護師「高いですね。調子悪いんですか?」

僕「全然元気ですよ。いつもこの速攻で体温計るタイプだと高く出るんですよね」

看護師「まあ健康なのであればブレってことで大丈夫ですよ」

結果、大丈夫ということになった。

 

14時00分:手術予定の15分前。手首にタグをつけられる。もう一回説明を受ける。緊張してくる。今血圧を測ったら異常値が出たに違いない。

 

14時15分:手術予定時刻だが呼ばれず。仕方がないので備え付けのテレビを見ている。ワイドショーだ。延々と同じ話題を報じている。もう少し面白い内容の映像が見たかったが、お笑いライブを流されても絶対に笑えない自信があったので、別にワイドショーでよいかと思う。

 

14時40分;ようやく呼ばれる。5分後に3階の手術室で行うようだ。「待合室1階で手術室3階ってどういうことだよ。遠すぎるだろ。」と思ったが、1階と3階に手術室があり、場所の関係上1階にしか待合室がないらしい。

 

14時45分:いよいよ手術室へ。「手術室ゾーン」に手術室が10個も併設されている。さすが大学病院だ。廊下も広い。ただ、その広い廊下の半分が荷物置き場になっていた。酸素ボンベや可動式ベッドがごろごろ置いてある。結構不気味だ。

 

手術室に到着。中には手術着の女性が4人くらい。あと中年の男性が一人。おそらく手術のメイン担当だ。名前はわからない。

軽い挨拶をして、ベッドに座る。まずは麻酔のチェックらしい。

改めて麻酔の目薬を差される。で、右目を開けたままにするため器具で固定される、

そのあとで針のようなもので突かれる。

僕「いた。」

女性「痛いですか」

僕「痛いです。」

女性「麻酔追加で。」

ドボドボと目薬を差される。

女性「しばらく目をつむっていてください」

そしてまた突かれる。若干痛い。

女性「押されている感覚はどうしても残りますから」

これが「押されてる感覚」なのかわからないが、僕の反応から行けると思ったのか、ベッドに寝るように言われる。

手に酸素濃度計と血圧計、腹に心拍計をつけられ、顔には「右目の部分だけ穴が開いている仮面のようなもの」をかぶせられる。それを手でギュウギュウ顔に押し当てられる。痛くはないが、なんとなく雑な感じがした。

しばらくすると男性の声。

男性「これから○○さんの右目の白内障手術を~」

テレビで見たやつだ。やはりこういう宣言はするのか。

男性「両目を開けといてくださいね」

両目を開けていても左目は仮面でふさがっているから見えない。でも開けてないといけないらしい。とりあえず開けておく。ふさがれた左目と見えない右目。結果何も見えない。

どうやらライトを照らされて、男性が僕の右目を見ているようだ。

男性「ギリギリだな~。奥まで入っちゃってる。」

何がギリギリなんだ。何が奥まで入っちゃってるんだ。おいおい勘弁してくれよ。99%成功するんだろ。と問いただしたくなるが、もはや「まな板の鯉」なので黙っている。

男性「きょろきょろしないでくださいね~」

動揺していたらしい。

男性「まあ、いけるか」

まあとか言うな。

機械「ニュニュニュニュニュ・・・」

謎の機械音がなり始める。これが例の水晶体を吸い出す機械か。

機械「ニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュ・・・」

機械の音が鳴り続ける。どうやら僕の目につかわれているようだが、あまり感覚がない。しかし、まったく見えなかった視界が、うっすらと見えるようになってくる。

どうやらうまくいっているらしい。さすが文明の利器だ。急にうれしくなる。

しばらくすると、目に透明な何かをかぶせられる。視界がオレンジになったり、紫になったりする。おそらく人口レンズのピント合わせをやっているようだ。

僕が「見える」とも「見えない」とも言っていないのに、「1」とか「5」とか「10」とか「それじゃあ全部紫になっちゃう」とかいろいろ話している。僕がどう見えるかはなんらかの機器で把握しているようだ。

レンズをはめられたっぽい感覚があり、

女性「では終了ですね」

男性「いや、まだ角質のこってるでしょ」

いや、そういうのは勘弁してほしい。

再び機会が動作し始める。また吸われているようだ。

機械音が止み、目に水を大量にたらされる。やたらとしみる。なんだこれは。

後で聞いたがその時の水は「よく聞く目薬」らしい。何に聞くのかはよくわからない。

仮面をはがされる。そのかわりに、右目に何かをかぶせられ、テープでぺたぺた張られる。3人がかりで。やたらとテープを張らつづける。

女性「はい終了です。」

体につけられた器具を全部外され、説明を受ける。待合室の看護師さんが迎えに来る。手術が終わったのだが右目が覆われているので結果よく見えない。ついでに眼鏡もつけてないので、さらに見えない。

引っ張ってもらいながら1階の待合室へ。

 

15時30分:1階待合室で親と合流。

看護師に明日の診察まで右目の眼帯は外さないこと、風呂に入らないことを言われて解散。会計は明日の診察後らしい。

 

はい。とりあえず以上です。「簡単に終わる手術」と言われたんですが、意外といろいろありました。結果は明日の診察でわかる予定です。

 

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