先日風邪をひきまして、結構な日数寝込んでいました。
医者に行ったのですが、3時間半待たされ、症状がどんどん悪化する事に。今日は、病院で症状が悪化していき、フラフラで朦朧とする意識の中で思った事を書いていきたいと思います。
①何もできねぇ
今日、病院、特に町医者では普通にみんな携帯を使ってます。一時期ペースメーカーが〜って話がありましたが、今は影響ないって事で、電車の優先席付近でも解禁になってます。
で周りはみんな携帯使ってるんですけど、自分は全く使う気が起きない。もう画面で文字を追うのが無理、画面が小さいのが無理、携帯を持っているのが無理。とにかく携帯を使うのが辛いのです。
②ひょっとして、老化するとこの状態に近づくんじゃない?
さて、携帯を使う気がなく、ぼーっとしていると、院内に貼ってあるポスターに目が行きます。普段は全然見向きもしないのに、優先順位が高い要素が外れたので、意識が行くようになったわけですね。
それは「フレイル」の症状が書かれたポスターでした。「フレイル」ってのは(モーニングスターみたいな武器の事じゃ無くて)老化による筋肉の弱体化の病気です。その症状が今の自分の状態にそっくりだったわけです。
歳をとったら、下手するとずっとこの状態になっちゃうのかもと思って、ただでさえ憂鬱だった気分がより絶望に近づいたわけです。
③未来の自分
つまり、今の風邪を引いた状態は未来の自分を予見しているとも考えられるわけです。
そこで、風邪を引いた状態で、やるきがおきた事、やる気がおきなかった事を考えました。ちなみに内容は全部娯楽に絞っています。「寝る」とか入れてもしょうがないので。
④風邪でもできちゃうことランキング
ではランキングの発表です。上位なほど、風邪最盛期でも出来ること、下位になるほど、風邪が治らないとやれなかった事です。
1位:テレビ
これは圧倒的に1位です。ぼーっとみてるだけでいいので。病院でほぼずーっと見てました。内容は、覚えて無いようで覚えています。NHKの72時間貼り付くドキュメントだったと思います。3000段くらいある石段を登る人を追っかけてました。変に心の琴線に触れない様に作ってあったので見やすかったです。ドキュメントって娯楽だったんですね。
2位:漫画
確かブラックラグーン11巻です。
漫画はいいですよ。携帯に比べてチカチカしないし。文章量もページ数に比べたら大したことない。内容は好き好きですので、気に入ったやつをどうぞって感じです。
これも完全に娯楽作品だったというのがポイント。
ここまでが、風邪全盛期に出来た事です。
3位:ネット動画
風邪引いて3日目でやっと薬が回ってきて、その上寝すぎたため、床ずれを起こしてしまい、寝てると痛いから起きていた時にやった行動が、これです。
確か戦闘車2。時間だけはあったので一気見でした。お金かかってる感じで良かったです。バラエティなので、いくら過激な映像でも絶対助かるわけです。助からなかったらニュースになるので。なので安心。ポケーっと見ていて感じたのは、「これって車の性能テストだよなぁ」という事。白が国産車で黒がアメ車って言う情報が最初にちょっとだけでて車の名前は伏せられてました。1の時は全部詳しく説明していたのに。で、内容を見て納得しました。黒ばっかり壊れすぎ。これ、完全にアメ車のネガテイブキャンペーンになってしまうので、頑張って伏せたんだと思います。排気量とかのデータは出していたので分かる人には分かる仕組み。
4位:ゲーム
やっとここでゲームです。
ゲームは辛い。特に対戦系は無理。この時始めてウィムジカルウォーのデイリークエストを逃したんですよ。
だって負けるなんてもんじゃないんだもん。キャラを出すだけでしんどくて、途中で電源切ってしまった。
まともに出来るようになるのに4日くらいはかかったかな。それでも全開するまで、もう全然自分のスペックが落ちているのがあからさまに分かります。ただでさえ低いスペックが何割減になっているわけだから、そりゃオーブも落ち放題。あと3分集中力が、持続しない。風邪が治っているかの判断はゲームをやれば一発で分かるります。
5位:wizball
当たり前ですが、頭がクラクラしている時に、物を考える事なんて出来ません。
よって「自分の中で文章にする」のは無理ゲーです。短い文章でも意欲が湧かない。
6位:ブログ
当然ですよね。ブログの方が長い文章書かないといけないんだから。
7位:4cast
これが面白いところで、4castはやる事自体簡単なんですよ。なんだけど、一番最後まで始めなかった。これは単純につまんないからです。なんでやってるかと言うと、500円がもらえるからです。収益率は最高にいいんですね。風邪の時はその500円とか心底どうでも良くなった。
という事で、これが風邪の時でも出る趣味ランキング改め、「歳を取っても続けられる趣味ランキング」でした。
1位がダントツでテレビ。自分で見る内容を選択しなきゃいけないネット動画よりもダントツで楽。
だからテレビってしぶとく生き残ると思うんですよ。ボタンをつけたら適当な番組をやってるからいい。だから双方向もデータ放送も、4kも8kも何にもいらないから心が和む様な番組を一日中流しておいて欲しい。
つまり高齢化社会においてテレビは超有利で、それでもネットにシェアを脅かされてるのは、
・元々のスペックに対して大きくなりすぎた。
・どうせ集客が見込めないターゲットの番組を作りすぎた。
の2点が原因であって、改善すれば大して面白くない番組が増えるでしょうが、息は続くと思います。芸能人がテレビでいけるかは全く別問題ですけどね。今は番組進行以外は全てアナウンサーとディレクターと素人で成立するので、高いギャラが発生する芸能人はいらんのですね。
あ、一応おまけなんですが、ぼくが一番心を乱される番組はニュースショーです。いわゆるワイドショーと、夜のニュースね。報道である事を免罪符に視聴者を煽りまくる、あのやり方は不快しかないです。すぐに無くなって欲しい。無くなって欲しいのですが、いわゆるこれからのテレビのメインターゲットにクリーンヒットする内容なので必要悪なんですよね。高齢者の妄想を具現化した様な内容。
朝のニュースとかは、また違ってくるんですが。一応言っておくと「今日の天気」より重要な情報なんて無いので。
あと、色々飛ばしてゲームが4位な訳です。
だからゲームを一生やる事は残念ながら叶わぬ願いなんだと言う事を悟ったわけです。
これは本当に残念なことで。ゲームって大体適正年齢(6歳から~)って書いてあるんですが、書いてないだけで「適正年齢の終わり」(~歳まで)もあるんですね。それも結構その「適正年齢の終わり」を自分はすぎているんじゃないかと。
まだゲームは辞めてないので、完全に適正年齢がすぎたわけではないのでしょう。ただ、このままいけば近い将来に自発的にゲームをする事を辞めていくことになるのだと思います。ちょっと前までは考えられなかったのですが。
ゲームが全てだと思っていた自分がゲームを失ったらどうなるのか。ちょっと興味があるところではあります。