白内障手術前夜

実は僕の右目は白内障です。

白内障は目の病気ですね。水晶体ってところが濁って目に光を通しずらくする病気です。白内障は手術しないと治りません。ただ進行するだけ。

現在僕の右目は例えると「曇りガラス」越しに見ているような状態です。視力で言うと0.1以下。目の前に手を出されて「指が何本か見えますか？」と聞かれても答えられない状態。

なので、実質片目で生活しています。

一応片目があるので、こうやってパソコンで文章も書けますし、仕事もSEなので、まあ何とかやってます。

不便なのは、

・視界が狭い：右側の視野が無い状態なので隣に人がいてもわからない。

・物をこぼす：片目状態なので、立体視ってやつが効きません。結果箸で物をつまんだり、手で何かを取ろうとするときも結構距離感を取り間違えます。で、ぽろぽろこぼす。

・常時軽くイライラする：左右の目の視力が全然違うからなのか、左目ですべての視界を完成させなければならないからか、わからないんですが、神経に結構来ます。

・人や物にぶつかる：視野が狭いのと、イライラする、その結果注意散漫になり、良くものにぶつかります。いつも満員電車に持っているので、人にも結構当たります。目の前の人には当たらないですけど、トリッキーな動きをする人とかスピードが速い人、斜めに歩く人に当たりやすいです。あたりに行くんじゃなくて今までよけれたものがよけれないんですね。

・オーバーリアクションになる：視野が狭いので気になる方向に全身で向かないといけなくなりました。なので、なんとなく不自然です。

ざっとこんな感じ。視力を失うと感覚が鋭くなる～とか言われたりするんですが、まったくそんなことはないです。むしろ、感覚が鈍くなっている。気配を感じられなくなってる。

そんなわけで、明日（9/5）に手術してきます。

手術は一瞬らしいです。日帰りだし、現地集合だし。

麻酔も自分でするし（目薬なので）。

99％は成功するらしいんですけど、

合併症が1～2％発生して、0.005％(2万分の1)の確率で突然目の中が大出血するらしいです。

低確率とはいえ、まあ怖いですよね。

さらに僕の場合、「水晶体が破裂しかかっているらしい」という、追加情報があるのでなお心配。そのパターン、パンフレットに乗ってないし。

ただし、死亡率は0％（手術同意書に記載されていた）。

手術がうまくいったら、ちょっと続きを書こうと思います。