前回『クリスペで学んだ人生~幸せ(その一)~』では、ドーパミン的な幸せについて書きました。
今回の「その二」では、ドーパミン以外のセロトニンとオキシトシンについての話です。
ゲームの目的とは「楽しむ」ことであり、最も注目すべき幸せホルモンは「ドーパミン」になります。
それ以外の主なホルモン「セロトニン・オキシトシン」をまとめてみました。
まずはオキシトシンから。
オキシトシンは別名「愛情ホルモン」と呼ばれることもあり、一言で言えば「絆」とか「人とのつながり」によってもたらされる幸福感とも言えます。
というわけで、クリプトスペルズで言えば、やはり……
……ギルドですかね?
私はあまり積極的には参加できていない状態なので、申し訳なく思っています。
(初心者故に弱っちぃものですから。本当にごめんなさい)
それではセロトニンについて。
一番最後になってしまいましたが、専門家の方々(お医者様等)は「セロトニン・オキシトシン・ドーパミン」の順番で挙げておられる方が多いようです。
参考までに以下の記事もどうぞ。
そんなセロトニンの幸せを表現すると、例えば「ほのぼのとした幸せ」「安定した幸せ」になるのではないでしょうか。
ドーパミンのような急激に強く感じるものではなく、じわじわ感じる幸せというか。
また、じわじわ感じる幸せはオキシトシンもそうですが、こちらは対象となる人は要らないというか。
セロトニンが分泌される最も有名なものは、太陽の光です。
どうです?
幸せになりました?
……なるわけないやろ、ですよね(失礼しましたー)。
(余談ですが、かつて「世界一幸せの国」と言われたブータンは、近年急速にランキングを落としているそうです。
上記リンク先の記事より、一部引用させて頂きます。
国民が皆一様に「雨風をしのげる家があり、食べるものがあり、家族がいるから幸せだ」と答える姿が報じられたのを覚えている人もいるだろう。
しかし、ブータンは2019年度版で156か国中95位にとどまって以来、このランキングには登場していない。
「かつてブータンの幸福度が高かったのは、情報鎖国によって他国の情報が入ってこなかったからでしょう。情報が流入し、他国と比較できるようになったことで、隣の芝生が青く見えるようになり、順位が大きく下がったのです」(明治大学大学院情報コミュニケーション研究科講師で行動経済学者の友野典男さん)
ブータンの高い幸福度は主にセロトニンとオキシトシンによるものでしたが、情報が流入したことで他国と比較することが容易になり、中でもテクノロジーの発達によるドーパミン的な幸せの度合いを他国と比べることも容易になりました。
そのために、結果として「幸福度が下がる」ということが起きてしまったようです)