筋トレの必要性
みなさん、歳を取るにつれて太ってきたと感じていないでしょうか。私は、学生の頃と比べると太ったような気がしています。事実、基礎代謝は、男性で18歳くらい、女性では15歳くらいをピークに、その後は年齢とともにどんどん低下するそうです。
そのため筋肉トレーニングを怠っていると、基礎代謝も筋肉量も当然下がっていきます。そして食生活はそのままでいると、肥満体形に向かっていくことは明らかなことだと思います。(筋肉量が減ると、体温維持のために、筋肉が減った分を脂肪で埋めようとします。)
したがって、基礎代謝と筋肉量をあげるために、筋トレが必要になると考えます。
トレーニングの頻度について
私自身、毎日継続することは苦手です。そのため、できれば月2,3回のトレーニングで済めば嬉しいと思っています。しかし残念ながら、そう簡単にはいかないようです。
まず先に、筋肉が作られるメカニズム(超回復理論)について簡単に説明します。
トレーニングによって筋肉は破壊され、48~72時間の休息を取ることで、破壊された筋肉は回復します(筋肉痛の期間)。そして回復された時に、筋肉は向上すると言われています。
ここで、トレーニングの頻度が月2,3回の場合(休息期間を長く開ける)、どうなるかと言いますと、筋肉は元の状態に戻ってしまうそうです。この休息期間が長くなればなるほど、筋肉は衰えていきます。(やめてほしいですね。。)そのため、トレーニングは継続的に行う必要があります。
したがって私は、休息期間を設けて週3回を目安にトレーニングをしています。継続的に続けるために、一回のトレーニングは、シンプルで短時間で行えるようなメニューにしています。筋肉痛がある時は、筋肉が回復していないので、トレーニングを控えるようにしましょう。
トレーニングメニュー
(1)①スクワット、②腕立て伏せ、③プランクをそれぞれ45秒を順番に行う。
(2)休憩を1~2分挟み、(1)を3~4回行う。
注意点は、正しいフォームで行い、息を止めないで使われている筋肉を意識することです。
※回数ではなく45秒としているのは、呼吸と筋肉に集中するためです。秒数ならば、アプリ等でタイマーをセットするだけで良いですからね。
参考に、正しいフォームは以下の通りです。スクワット・腕立て伏せの時の呼吸は、体を下ろす時に息を吸い、上げる時に息を吐きます。
①スクワット
・足の位置は肩幅より少し広めに置き、足先はやや外側に向けておく。
・膝がつま先より前に出ないように、かかとを重心に置くイメージで体を下ろす。
・地面と太ももが平行になるまで下ろす。
②腕立て伏せ
・両手は、肩幅より少し広い位置に置き、指先はまっすぐ前方に向ける。(横から見た時に、肩のライン上に両手を置く。)
・頭から足まで一直線になるように意識する。
・肘が外側に開かないように体を下ろす。
③プランク
・頭・肩・腰・膝・かかとが一直線上になるような姿勢をキープする。
まとめ
新陳代謝と筋肉量が下がるのを防ぐために、筋トレを紹介しました。そして、月に数回だけトレーニングを行う(休息期間が長い)のではなく、継続的にトレーニングを行う必要があります。
そのため、週3回のトレーニングを続けられるように、①スクワット、②腕立て伏せ、③プランクをそれぞれ45秒を3~4セット行うメニューを紹介しました。個人差はあると思いますので、あくまでも目安として考えて頂ければと思います。