今回は、ヨーロッパを中心に多くのプレーヤーを持つ「Sorare」をレポートしていきます。
「Sorare」は、実在するサッカー選手を用いたサッカーゲームです。
ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグの選手もカード化されています。
モバイルゲーム市場にサッカーゲームやカードゲームは多くありますが、「Sorare」は他のゲームと大きく異なる点があります。
・カードがゲーム外でも売買できる(NFT化されている)
・実際の試合結果に応じてスコアが決まる
・スコア次第では、「仮想通貨」を稼げる
必死に集めたレアカードがサービス終了で無価値になることがなく、運営の匙加減で成績が決まる事もなく、課金しても取り戻せる可能性がある。
これまでにない新しい形態のゲームです。
「Sorare」Webサイトはこちらから
(Marketで5枚カード入手時、1枚追加入手の特典付リンク)
上記のリンクから、サイトへは簡単にアクセス可能です。PCにもモバイルにも対応しています。
サイトは英語になっておりますが、仮想通貨触ってれば当たり前の環境かと思いますので翻訳機能で乗り越えましょう。
サイトに飛んだら「Play」ボタンをクリックしましょう。
こちらで、Eメールアドレス、ニックネーム、パスワードを登録しましょう。
ここで「Submit」を押せば、登録完了です。
このゲームは、3−4日間を1期間としていて、1期間ごとに「ルーキー限定リーグ」「U23限定リーグ」「アジア限定リーグ」などが開催されます。
・リーグ開始前に手持ちの5人(GK,DF,MF,FW,フリー枠)の選手カードをセット
・リーグ期間中の実際の選手の活躍度に応じてポイントが自動的に付与
・獲得したポイントでリーグ内での順位が決定
・リーグ終了後に順位に応じた賞品(仮想通貨やレアカード)を獲得
基本的には、1期間毎にこの順でゲームが進行していきます。
ポジションに合わせてカードをセットしていきます。
登録後に無料でレア度の最も低い「コモンカード」が入手できます。まずは、この「コモンカード」を使って、「コモンリーグ」に参加しましょう。
上位にランクインすると強いコモンカードが、さらに上位に入るとリミテッドカードが手に入ります。
コモンリーグでルールを覚えたり、今後課金していく価値のあるゲームか判断しましょう。
コモンリーグ以外のリーグに挑戦しようとすると、無課金で何とかなりますとは言えない状況になります。例えばレアリーグは、レアカードを4枚以上セットしないと参加できないためです。
【12月1日更新=レアカード5枚のセットが必要となりました】
ここからは、課金前提となりますのでご容赦ください。ただし、後述するMarketでうまく転売を繰り返せば、課金どころか利益を得ることもできるかもしれません。
レアカードは、Marketで購入できます。Marketには、運営がカードをオークションで販売しているところとユーザー同士が転売しあっているところの2箇所が主にあります。
オークションは、転売市場に比べて安く購入できる傾向にありますが、落札するには、入札終了時刻に応札できる状態にする必要があります(直前に価格が上がることが多いため)。
欲しいカードのBidボタンを押すと応札となり最高額を維持できれば落札です。
ここで、「当面試合に出場する見込みのある選手」を購入しましょう。試合に出場しない選手のスコアは0点(途中出場はスコアが入ります)です。
この条件を満たすJリーグの選手のレアカード最低相場(2022年4月時点)は
・ゴールキーパー約0.2ETH
・ディフェンター約0.02ETH
・ミッドフィルダー約0.02ETH
・フォワード約0.03ETH
【12月1日更新=ゴールキーパーの値段が高騰しており、0.5ETH程度必要です】
となります。将来の価格上昇の期待もあり、若くして安定的に出場機会がある選手は高額です。
また、ゴールキーパーだけ異常に高額であることにお気づきでしょうか。これは、1チームにつき1人しか出場機会がなく、かつ、シーズン中も比較的入れ替えが少ないためだと考えられます。
あまりにも高額なため、ゴールキーパーだけは、コモンカードを使うという手段もありえるかと思います。
ただし、レアリーグでは、コモンカードに50%のマイナスボーナスがついてしまいます。
そのためゴールキーパーのレアカードを購入するか否か(と誰を購入するか)は非常に重大な決断になります。
【12月1日更新=ゴールキーパーだけコモンカードという戦略は使えなくなりました。レアリーグの参入にはレアゴールキーパーが必要です】
リミテッドリーグであれば、上記の1/10が相場になりますが、レアリーグと違い、上位にちゃんと入賞しないと賞金がありません(レアリーグは一定のスコアをクリアすれば定額ETHが手に入ります)。
ただ、先述したとおり、購入したカードは転売市場で転売可能です。
今は活躍していないカードを購入しておき、スコアを稼いでもらいながら、シーズン終了後に高額転売する。なんてことも可能です。
サッカーチームのオーナー気分が味わえます。
カードの購入にあたっては、仮想通貨であるイーサリアム(ETH)が必要です(一応、クレジットカードも対応しているようですが未検証です)。
右上の青い財布マークからdepositしましょう。なお、賞金もイーサリアムベースになります。
最後に「Sorare」のリスクを考察します。
・ゲーム運営リスク
このリスクは、他のゲームに比べて低いです。なぜなら、運営が倒産等してしまっても、カードがNFTとして残るためです。
・カード購入リスク
実際の試合とリンクしているため、購入したカードの選手が怪我してしまった場合、スコアが出なくなります。また、チームがJ1からJ2に降格してしまった場合、スコアが出なくなります(J2は提携リーグでないため)。逆に活躍しすぎてしまって、欧州の上位チームに移籍して、出場機会が減ることもあり得ます。カード購入はあらゆるリスクを考えて行いましょう。
・仮想通貨下落リスク
このゲームのカードはETHでの売買となります。ETHの価値が上下することでカードの価値も法定通貨ベースで上下することになります。
以上レポートとなります。