みなさんが仮想通貨を知ったのはいつでしょうか? もっと早く知っていれば先行者利益で今頃億り人になっていたのになあ、と思ったりしたことはありませんか?
自分は時々昔を振り返って思うのです、先行者利益を得るって大変なんだと。
自分が仮想通貨を知るきっかけになったのは、かなり以前の2011年秋、まだ東日本大震災の混乱が落ち着いていない時のこと。
教えてくださったのは日本のクリプト界で知らない人はいない、かの有名な朝山貴生さんです。
その時はまだZaifもテックビューロもなく、朝山さんはアメリカにおられました。
Google+というSNSがリリースされ、新しいソーシャルサービスに目がない自分は、ALIS同様にGoogle+にもいち早く参加していました(今とは別名)。
そのGoogle+日本語コミュニティで活躍されていたのが朝山さんで、アメリカからビットコインなど仮想通貨の最新情報を頻繁につぶやいておられていました。
あの当時Google+は日本での参加者が少なかったので、こじんまりとしたコミュニティ内で自分も時々質問というほどでもない茶々を入れていたように覚えています。
そこから、仮想通貨がどんなものか少しイメージが湧いてきたんです。
あの当時、まさか朝山さんがこんな時の人になろうとは思っていませんでした。失礼ながらビットコインなどといううさん臭い話を熱心にする変わったおじさんだなあ、でもとても頭の切れる方という印象(今もそう思っている人が多い?)。
それにビットコインがこれほど認知されるとも思いませんでした。
今から思うと、なんて先見の明がない自分なのだろう!と嘆くことしかり。日本における仮想通貨普及の先駆者がネット上とはいえ、近い距離にいたのに。
もしあの時ビットコインを少し買っておけば今頃は億り人なのになあ、なんて思いが浮かんでしまいます。
でも、もしビットコインを買っていたとしても、その後価格が上がるまで何年も塩漬けですよ。
それに、マウントゴックス事件(2013年)などの荒波を自分が乗り越えられているとは思えません。ゴックスを経験されたALIS石井さんは、あの当時ゴックスを食らったと友人に話すと、かわいそうな目で見られたと語られていました。辛いですよね。
あの時買っていればというのは、小市民的な発想かと思わざるを得ません。
こんなふうに昔を振り返ると、先行者利益を得られるには次に二点が必要なように感じます。
・先見の明があり、思い切ってお金を投じる度胸もあること
・メドが立たなくても何年にも渡ってコインをガチホする忍耐力、あるいは買ったことを忘れるくらいの度量があること
こんなの、ふつう無理ですって…。無理だからこそ、これをやり遂げた人には大きな報酬が待っているのでしょう。
それなしに朝起きたらお金が増えていたなんて、それは運がいいだけですね。たまたま買った宝くじに当たったようなもので、運も実力の内とすら言えないように思います。
でも、それでもね、チャンスの神に後ろ髪はないと思うのですよ。無理も承知でチャレンジしてゆく、これもまた大切なのかなと。
自分のような者でも朝山さんと接点があったように、チャンスはいろんな所に転がっているのでしょう。特にウェブ上では、そして仮想通貨の世界にはゴロゴロ転がっているんだと。そして、それを見つけ出せるかどうかは自分次第なんだと。まあ、自分はチャンスを生かせなかったんですけど。
このALISもそんな目で見ています。でも、ALISでも先行者利益を得るのは大変そうですよ。先見の明があるみなさんでも忍耐力が必要でしょう。ALISトークンの価格推移を見ると、すでに忍耐力を試されていますねw。
もっとも、ALISの先行者利益はトークン値上がり益だけではないと思うのですが。
結局、自分がビットコインを初めて買ったのはそれからずいぶん後です。ほんとに不甲斐ない。でも、ALISアンバサダー面談の際にファウンダー水澤さんに初めて買った時期を言うと、早いですねと返されました。ええっ?
チャンスって手の届くところにあるんですね。雲の上じゃなく、つかむことのできる場所にある。でも、目立つところにはないんだと思います。
これからも自分なりに目を凝らして、ダイアモンドの原石を探すがごとくチャンスを探してゆきたいと思いますし、見つけた原石は光り輝くまでそっとしまっておきたい。でも自分にそんな事ができるかな、なんてことを時々ぼんやり考えたりしています。
こんな個人的なことを書いたのは、ALISにてこんなテーマの記事を書いてもいいのではと思ったからです。
例えば、仮想通貨での思い出話や仮想通貨を通した気づきなら、今のALISユーザーの皆さんの多くが肩の力を抜いて書けるかなと思って。
と考えていたら、ちょうどそのような企画(【お題第2弾】仮想通貨を初めて手にしたきっかけと時期)をされていますね。
将来ALISで生計を立ててゆこうと目論むガチな方はガッツリとした記事をたくさん書いてランキング上位を狙う、そうでない人は肩の力を抜いて楽しく記事を書く。そんな幅広くいろんな人が書きやすいALISであっても良いのかな、と感じています。
自分は長い間ブログを書いていますが、基本はブログを書くって楽しいものですから。
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