Q30 初期貢献者(TXJPホルダー)割当は身内贔屓ではありませんか?生態系が閉鎖的になりませんか?
A その懸念は理解できます。
初期貢献者は最もリスクテイクし、長期間に亘ってその成長を支援し、積極的に待つことができた希少な貢献者です。
もしもその様な存在を優遇しないとしたら、YamatoProtocolは何に最初に感謝すればよいでしょうか?
初期の貢献者無くしてここまでの道のりを進むことは不可能でした。さらには進度の加速に多大な力添えとなりました。
とは言え、これからのさらに長い道のりに対して、大きすぎる優遇は生態系の拡大を阻害する要素も否めません。その様に考えた結果、総発行の5%という割当としました。
これは決して多くはなく、むしろ少ないと感じます。初期貢献者から不満が出る可能性もありましたが、上記の理由を理解し価値観を共有できていることから、妥当な割当として受け容れてもらうことができました。
長期的な発展拡大を優先する価値観であることを理解いただきたいと思います。
Q31 YMTファーミングが200年間以上続くというのは長すぎませんか?
A 確かに200年間以上の期間は長いでしょう。
しかし実際には、ファーミング割当は最初の10年間で総発行の35%(55%割当分の63.64%)、25年目までで総発行の約50%(55%割当分の約91%)が配布されます。
年間10%づつインフレ速度は低下していき、最終的に235年目に割当数が実質0になる計算です。
超長期的弱インフレ施策は、YMTの価値向上と生態系の発展に効果的であると考えています。
Q32 べスティングとは何ですか?
A 割り当てられたトークンの権利が確定する(=Claimが可能になる)事を指します。 割当は1block毎に確定しClaimが可能となっていきますが、1年線形べスティングではちょうど1年後に割り当てられた全てのトークンをClaimできるようになります。
Q33 YMTはサイドチェーンやL2に展開予定はありますか?展開する場合、Ethereum以外でYMTトークンの利用用途はありますか?
A 現時点では明確な答えが定まりません。技術的な発展も考慮する必要があるからです。
また、方法の選択肢が多いことと、それぞれのトレードオフがありどれも最適解に遠いと感じるからです。
結果、当面はEthereumL1だけの利用になりそう、という回答になります。(CRVと同じ感じの構造になります。)
さらにL2とサイドチェーンでは、構造の分断具合が根本的に異なって、L2ではある程度の部分が共有できる可能性があります。
サイドチェーンは基本的には完全に分断されているという見方になって、共有できる構造部分は少なそうなので、YMT自体を切り離して、別生態系を軸にし直すという戦略も選択肢になります。
Q34 Rari fuse へ預けてあるTXJPは初期インベスター割当の対象になりますか?
A 対象になります。今後発生するエアドロップ等の割当はTXJPもfTXJP-102(Rari fuse DeFiGeek Community pool Token)も対象です。どちらもwalletに保持されてることが条件です。
(DeFiGeek Community Pool以外のRari fuseプールは対象外です、ご注意ください。)
Q35 トークンアロケーションはガバナンスなどによって後から変更する事ができますか?
A アロケーションの変更はありません。この決定までにコミュニティ及び開発チームで話し合われました。
ガバナンス等で決定していくことは、コミュニティトレジャリーの運営です。CurveLPリワードも調整要素があります。
他はハードコーディングされており、プログラムにより自動で執行されます。(メインのユーザーリワードはveYMTの投票によってPledge種毎の割当比率に変動があります。)
Q36 TXJPの購入を考えているのですがYMTトークンのエアドロップ割当にまだ間に合いますか?
A はい、間に合う可能性が十分に高いです。(2021,10,29本記事リリース時点)
しかし、事前にスナップショットの日時は発表されません。これは投機的な動きを生まないためです。ですので厳密には、間に合うかどうかはわからないです。
(コミュニティチャットにていつでも状況説明や質疑応答を行っています。)
早い段階から保持し続けることが対象となる確実性を高めます。
さらに、YMT以外にも今後も各種Dappのリリースから同様の割当が発生します。長期目線での保有が有効であると言えます。
以上です。
FAQに関しては一旦これで一通りです。
随時追加の質問と回答を追加し、公式ドキュメントを更新していきます。
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(Pool#102 DeFiGeek Community Pool)
2021.10.29
DeFiGeek Community JAPAN co-founder ひよこ🐣
【 DeFiGeek Community JAPAN の 紹 介 】
2017年に新興暗号プロジェクトのサポーターが集まり、業界の知見を共有して交流する場として始まりました。 そこから4年以上が経過し、業界は大きく進展しました。
DeFiが勃興し隆盛を極めており、その勢いは増すばかりです。
もっと広範にDeFiを中心とした開発コミュニティに変革させようという流れになり、DeFiGeek Community JAPANへとリブランドしました。
業界有数の知見を誇るメンバーや各種専門家も多数在籍し、メンバーは着実に増えて参りました。(2021.10.22現在 1055名)
主な活動は、DeFiを中心とした情報と業界の正しい認識の共有、そしてスマートコントラクト(Dapps)の開発です。
DeFi経済圏に於いて、インターネット上の自然法則のような"機能"を作り上げること、様々な機能を誰でも簡単に使いこなせるための"ツール"を生み出すこと、この二点を目的に開発が進みます。
第一弾はYamato Protocol(JPYステーブルトークン生成Dapp)です。
22年Q1メインネットローンチ予定です。
第二段はYorozu(P2Pool Lending Dapp)です。
22年内にメインネットローンチを目指します。
他にも、トークン取り回しの拡張機能(Web3.0 Tool Box)やNFTプラットフォーム(Loyalty-NFT)が進行しています。
私たちはDAO(自律分散型組織)としてDeFiとDeFierのための集会所のように育っていきたいと考えています。
自立したメンバー同士で交流し、先生と生徒や、師弟関係などはありません。
よりフラットでより持続可能な集団として、役割分担とその流動性を高め、権限を排除し、主体性とリーダーシップを歓迎します。
ガイドラインとルール、規律と規範、価値観と目的の明文化に取り組んでいます。
日本語圏で最も活発なコミュニティとして、web3.0ミドルウェアとツールの開発を軸に据え、価値ある存在になります。
これからの発展にどうぞご期待ください☆
Yamatoに関する過去記事
①初心者向け基礎解説
②DeFi経験者向け特徴解説
③YMTファーミングシステム
④YMTアロケーション
⑤ステーブルトークン生成者のインセンティブとは?
⑥「FAQ:/総合:仕様/動作/」
⑦「FAQ:他プロトコル比較/:ケーススタディ/」