1,清算無し
プロトコルとユーザーによる担保償還システムにて担保率健全性を維持する2,無利息
一回払いきりの手数料制(発行時担保率により変動)3,低担保率
発行時最小担保率110%4,ガバナンストークンステークによる収益分配インセンティブ
5,システム内の自律的な担保率維持メカニズム
6, CJPYのシステム内1円償還保証
7, プロトコルによる代位弁済
相場によっては債務に対する担保割れを起こすことが考えられますが、担保価値以上の負債を負いません。
ユーザーメリットは、
1,CJPY借入によるレバレッジ効果、原資産の高活用効率2,CJPY借入によるガバナンストークンの獲得
3,レンディング等による運用収益獲得
1,清算無し
プロトコルとユーザーによる担保償還システムにて担保率健全性を維持する
Yamato Protocolには強制的な清算がありません。
担保率が110%を下回ったPledge(←金庫の名称です。)は、
第三者(ユーザー及びYamatoCore)のCJPYによって担保が時価で購入され、CJPY債務が返済される可能性があります。
(担保率の低いPledgeから優先して担保が買い取られます。)
この時もPledge管理者にペナルティはありません。時価で担保(ETH)を売却することになるだけです。
2,無利息
一回払いきりの手数料制(発行時担保率により変動)
CJPYの借り入れには継続した利息の発生はありません。
借入時の担保率によって一回払いきりの手数料(借りたCJPYから差し引かれます。)だけです。
長期で借りるほど手数料負担は低いということになります。
手数料率は最大20%~最小0.1%です。
最小担保率110%での発行では手数料率は20%となります。
担保率130%で手数料率4%
担保率150%で手数料率2%
担保率200%で手数料率1%
担保率300%で手数料率0.7%
担保率500%以上で手数料率0.1%
となります。独自の算式で導かれます。
借入時に高担保率で手数料負担を抑えて、後から担保を最小値の110%まで引き出すことも可能です。
(注:発行後は72時間の担保引き出しロックタイムがあります。)
3,低担保率
発行時最小担保率110%
暗号資産担保型ステーブルトークンレンダーの中では最も低いと言える最小担保率を実現しました。
原資産活用効率を高めて、有利な資産運用が可能です。
(ご利用は計画的に☆)
4,ガバナンストークンステークによる収益分配インセンティブ
Yamato ProtocolにはYamato DAO Token(YMT)というガバナンストークンがあります。
YMTをプロトコルにロックすることで、Yamato Protocolからの収益分配を受けることができます。
5,システム内の自律的な担保率維持メカニズム
過剰担保型の貸借システムであるため、システム総合での担保率はその健全性の指標として重要です。
MakerやLiquityなどの先行するシステムでは、大凡200%前後の担保率を維持している状態が健全さの指標とされます。(相場の急落などで総合担保率が150%以下になる場合などは、速やかで自律的な調整機構が必要とされます。)
Yamato Protocolでは、三つの視点から高い担保率を維持するインセンティブを備えています。
一つは、高担保率による手数料割引
一つは、ファーミングブースト特典による高担保率維持
一つは、低担保率からの優先償還
です。
6, CJPYのシステム内1円償還保証
暗号資産を担保に貸し出されるステーブルトークンに価値の保証はあるでしょうか?
難しい問いだと思います。
しかし少なくとも、システム内ではその価値を保証することができます。
Yamato Protocolでは、市場でCJPYがどれほど低価格で取引されていようとも、
1CJPY=1円として担保(ETH)と引き換えることが可能です。
また、どれほど安くで手に入れたCJPYであっても、返済時には1CJPYは債務の1CJPYを返済します。(一円で借りたCJPYを一円以下で返済できるということです。)
さらに発行時には、必ず1円と等価です。
市場でCJPYが1円を上回る場合は、1円で借りて市場で売ることで利益があるでしょう。
7, プロトコルによる代位弁済
強制的な清算が無いことから、相場によっては債務に対する担保割れを起こすことが考えられます。そのような場合でも、担保価値以上の負債を負いません。
Yamato Protocolは徴収した手数料を原資として、負債だけが残ったPledgeの債務をあなたに代わって返済します。(返済原資が整い次第、低負債のPledgeから順に弁済が行われます。必ずしも即時に実行されるわけではありません。)
また、返済免除後も、新しく次の借り入れを起こすことが可能です。
ユーザーメリットは、
1,CJPY借入によるレバレッジ効果、原資産の高活用効率
借り入れたCJPYの用途は自由です。
原資産を手放すことなくその価値の流動性を得ることは、投資戦略の幅を広げるでしょう。
2,CJPY借入によるガバナンストークンの獲得
CJPYの借り入れによってYMTをファーミングすることができます。
借入残高に対して、健全な担保率維持とYMTトークンロックによる倍率ボーナスでYMT獲得効率が上昇します。
YMTの獲得は追加の利益を得ることにもなりますし、プロトコルからの収益還元を受けることも可能です。
その活用はユーザーの自由です。
プロトコルの変数調整や重要な変更議決、コミュニティでの意思決定など、あらゆる場面でYMTが活用されます。
Yamato ProtocolはYMTホルダー及びコミュニティによって支えられます。
3,レンディング等による運用収益獲得
ステーブルトークンは市場で大きな需要があります。
CJPYも日本円等価のトークンとしてその期待に応えます。
あらゆるレンディングDappとの提携や連携などによって、CJPYの活用の幅が広がり、貸し出し等によって運用収益を上げる機会が訪れることは想像に難くありません。
(DeFiGeek Community開発部では、CJPYを活用できるP2Poolレンディングシステムを並行して開発中です。(CompoundのようなDapp))
その他、CJPYは公共財としてあらゆるサービスで利用可能になるよう、ステークホルダー(コミュニティ及びYMTホルダー等)を通じて働きかけていきます。
私たちは、営業活動ではなく認知活動によって、CJPYの可用性を拡張していきたいと考えています。
今回はここまで。
次回はファーミングについて書く予定です。
前回の初心者向け解説記事はこちら↓
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2021.07.31
DeFiGeek Community JAPAN co-founder ひよこ🐣
【 DeFiGeek Community JAPAN の 紹 介 】
2017年に新興暗号プロジェクトのサポーターが集まり、業界の知見を共有して交流する場として始まりました。
そこから4年以上が経過し、業界は大きく進展しました。
DeFiが勃興し隆盛を極めており、その勢いは増すばかりです。
そこで旧来のコミュニティメンバーは2020年以降、もっと広範にDeFiを中心としたコミュニティに変革させようという流れになり、DeFiGeek Community JAPANへとリブランドしました。
コミュニティチャット( ディスコード )では、チャンネルを増やして様々なプロジェクトについて議論できるよう進めています。
業界有数の知見を誇るメンバーや各種専門家も多数在籍し、メンバーは着実に増えて参りました。(2021.07.31現在 829名)
主な活動は、DeFiを中心とした情報と業界の正しい認識の共有、初心者DeFierのサポート、そしてスマートコントラクト(Dapps)の開発です。
DeFi経済圏に於いて、インターネット上の自然法則のような"機能"を作り上げること、様々な機能を誰でも簡単に使いこなせるための"ツール"を生み出すこと、この二点を目的に開発チームが発足しています。
私たちはDAO(自律分散型組織)としてDeFiとDeFierのための集会所のように育っていきたいと考えています。
これからの発展にどうぞご期待ください☆
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