この記事では、メディアEconomies2.0を運営するにあたっての私たちの思いや、今後のビジョンについてお伝えします。記事を読んでこのメディアに興味を持ってくれた方や、このメディアが何を発信しているのか概要を知りたい方に向けた「ABOUT」に当たるような内容となります。
みなさんeconomiesという言葉の意味をご存知でしょうか。economyは経済を表しますが、economiesは経済圏を表します。Economies2.0はアップデートされていく未来の経済圏に惹かれる人に向けたメディアです。
おそらくこの記事を読んでいるみなさんは、「広く社会システムを変えうる技術としてのブロックチェーン」に興味を持たれているのではないかと思います。
一方で、2017年末の仮想通貨バブルをきっかけに広まったブロックチェーンという言葉は、投機対象としての仮想通貨を作る技術に過ぎなかったのではないでしょうか。軒並み生まれたメディアは、どれも取引所やICOプロジェクトからアフィリエイト収入を得るための投資メディアだったように思います。
ブロックチェーンが社会に実際に価値を生み出す上での技術的・政治的・法律的課題が大きい一方で、その将来性への期待がひとりでに膨れ上がった結果、本質的な知見や足元の現状を伝える媒体は不足していました。
純粋に未来の経済圏について知りたい、考えたい、そんな思いを持つ人に向けた、本質的な情報を発信をすることを、私たちは常に目指しています。
ところで「本質的な情報」とは一体なんでしょうか。先ほども述べたように、現在インターネット上には投機・アフィリエイト目的の情報が溢れています。ですが、これらの情報だけではブロックチェーンに関する理解を網羅的に深めることはできないでしょう。ブロックチェーンに関する情報を扱う際、その範囲は技術・ビジネス・政治・投資と、多岐に渡っています。まずは4つの領域について簡単に見ていきましょう。
仮想通貨のプロトコルなどに関する技術的な話題がこの領域です。スケーラビリティ問題などブロックチェーンの社会普及に関わる問題の大きな部分を技術領域が占めており、話題から外すことはできません。
ブロックチェーンを用いたビジネスとしては取引所やトークンを用いた各種アプリケーションを背作している会社が挙げられます。現在は投資領域の市場が大きいですが、今後あらゆる分野にブロックチェーンの利点が生かされて行くようになるかもしれません。
新しい技術の登場と同時に、それに伴った様々なリスクが存在します。法律整備をはじめとして、国家がブロックチェーンとどのように向き合って行くかどうかは国によって異なり、またこの技術の発展如何に大きな影響を及ぼしています。
仮想通貨の価格遷移とその原因や予測という視点が主です。政治、ビジネス、技術領域の結果が現れているので、過去の価格変動の根拠を知ることは、今後のブロックチェーン技術の浸透を予測する上で有益かもしれません。
私たちはこれらをのすべてに関わるような情報を扱うと同時に、ブロックチェーン問わず経済圏に関する分析や、ブロックチェーンの根底にある思想についても考察していきたいと考えています。
そんな内容を発信して言っているEconomies2.0ですが、一般的な知識を伝えるだけでなく、「ブロックチェーンのコアなファンや、未来の経済圏に興味がある人」つまり私たちと同じような人が知りたいと思うような、一歩踏み込んだような話題も扱っています。ですが今後ブロックチェーンが社会にもっと浸透し、たくさんのこれまで見なかったサービスやシステムが生まれて行く中で、ブロックチェーンに特に関心がない人でも親しみやすいような記事をもっと出していけたらとも考えています。
ここまで読んでいただきありがとうございます。今後ともEconomies2.0をどうぞよろしくお願いします。
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