の続きです。
モザイクの送金手数料は
・送金するモザイクのXEM相当額 xemEquivalent
・供給量調整値 supplyRelatedAdjustment
この2つの要素から算出されるのは
前の投稿で説明した通りです。
2つの要素それぞれが、
どのように、
送金手数料に影響するかというと
送金するモザイクのXEM相当額 xemEquivalentは、
送金するモザイク量が同じ場合
モザイクの総供給量が多いほど小さくなります。
つまり、モザイクの総供給量が多いほど、
モザイクの送金手数料は、割安になるということです。
供給量調整値 supplyRelatedAdjustmentは
モザイクの総供給量が少なく
可分性の数値が小さいほど
大きな補正数値になります。
補正数値は、送金手数料のディスカウントになりますから
モザイクの総供給量が少ないほどマイナスの補正が働きます。
その結果、送金手数料は、割安になり
最大送金手数料は、安くなります。
最大供給量 100,000 の場合(可分性 0)
送金手数料 0.05XEM ー 0.25XEM
1 ー 2 0.05XEM
3 ー 0.25 XEM
最大供給量 1,000,000 の場合(可分性 0)
送金手数料 0.05XEM ー 0.35XEM
1 ー 22 0.05XEM
28 ー 0.35 XEM
最大供給量 100,000,000 の場合(可分性 0)
送金手数料 0.05XEM ー 0.55XEM
1 ー 1,777 0.05XEM
2,778 ー 0.55 XEM
最大供給量 9,000,000,000 の場合(可分性 0)
送金手数料 0.05XEM ー 0.70XEM
1 ー 130,000 0.05XEM
250,001 ー 0.70 XEM
*可分性は最大6まで、
大きくなると補正数値が小さくなり
送金手数料は割高になります。
最大供給量 9,000,000,000 にしておけば
可分性0の場合
130,000まで送金手数料が 0.05 XEMで済むので
通常の送金であれば、
送金手数料を気にする必要はないと思います。
ファーマーズコイン(farmers:fms)は、
総供給量100,000,000ですが
通常は、最大で1,000 fmsくらいしか送金しないので
ほとんどの場合、送金手数料は、0.05 XEMになります。
また、先日、1,000,000fmsの送金をしたときは
送金手数料が、0.55XEMでしたが
最大供給量 9,000,000,000の場合
1,000,000の送金手数料は、0.70XEMになります。
送金量によっては、総供給量が多くても
送金手数料が割高になる場合もありますね。
総供給量が10,000であれば、
送金手数料は、一律 0.05XEM ですが
10,000は少ないですよね。
そうすると、最低でも総供給量は、100,000,000以上が良いと思います。
通常の送金が1,000以内であれば、
送金手数料は、0.05 XEM で済むの
総供給量 100,000,000 でも大丈夫です。
10,000程度の送金が頻繁にあるのなら
総供給量 1,000,000,000以上にするのがオススメです。
勉強しつつ、エクセルなどを使って、
検証しながら書いたため
分かりづらいところが多いと思いますが
少しでも、オリジナルモザイクを作成するときの
参考になればと思います。