1989年(平成元年)から今に至り日本の総人口はそれほど変わっていませんが、世代が大きく変わりました。
これだと少し細かいので世代別にざっくり分けて見てみると
子供がほぼ半減し、若者~青年が日本全人口の10%程度減り、老人が2倍以上に。
総人口数が変わらないからこそ少子高齢化が進んでいる事が分かりますね、ちなみに75歳以上だけで比較してみると
男性は3倍以上、女性は2.6倍になっている事が分かります。
・2023:男の平均寿命は81.09年、女の平均寿命は87.14年(厚生労働省)
・1989年の平均寿命は男75.91年、女81.77年
確かにこの状況なら老人や一歩前世代に向けた対策をした方が客数は圧倒的に多いですからね、しかし老人世代よりも青年世代が豊かでないと子供にお金は届き難い気がするので…ぐぬぬ、難しい所ですね。
最近で言えば団塊の世代(戦後の第1次ベビーブーム)が2022年に75歳を過ぎ、その嵐を見計らって繰り下げを70歳~75歳に引き延ばし…みたいな年金騒動を見ていると「今のままの制度で続ける場合」は私達やその下の世代に残っているものがあるのかと考えると難しい、半減までは行かずとも3割は落とされる可能性も十分にあります。
ようやく35年前と同等まで盛り返した低迷を続けた株価、東証1部の株式時価総額は失われた30年と呼ばれた始まりの1989年から2024年にはおよそ2倍弱の1000兆超え、賃金も伸び続け企業の内部留保も163兆→600兆とどんどん増えていきます。
失われたxx年を乗り越える為蠢く日本、もう少しだ…!
最低賃金の伸びはここ最近の微増を見るとなんとも甚だしく、今まで3%弱の伸び幅で25~30円程度上がってきたものが今年は50円UP、さらにこのまま同様に上がり続ければ2030年には東京1,500円に届く勢い、西東京も同じ。
三鷹とか吉祥寺とか八王子主要部とかもありますが言ってしまえば奥多摩も離島(父島とか)も東京なので同じ料金は最低賃金ギリでも厳しいような気はします。
ちなみに私は現状でも東京の最低賃金は2,000円、その上で西東京は1,500円、全国平均1,200~1,300円程度が妥当額だと思っています(主に土地価など住宅費から)。
賃金の全体的な上昇はかなり良い傾向だと思うので、是非この流れを切らずに突き進んで欲しい。
今「60歳から65歳まで」「65歳から70歳まで」「70歳から75歳まで」そしてそれ以降の在職老齢年金の控除分を含めた基礎年金部分や厚生年金部分の詳細を練り続けて…というか計算をしているのですが、お仕事の話ついでに雑談として途中計算を見せるだけでも相当関心を持って頂けるので、気になる人は多いし難しいという事なんだと思います。
私にはまだまだ先の話ではありますが、自分がどうなるか、分からなくなってしまうのはいつかなんてのは分かりません、準備しておくのは悪い事ではないと思うし好きなのでこれからも続けようと思います。
ではでは。