1月10日にYoutubeで公開された優里の新曲「レオ」
私の話
中二の頃、兄妹で親に犬を飼いたいと強烈にねだりました。
普段からすり寄ってくる可愛いやつで、散歩にいけば全力疾走、ご飯の時は無造作におかずを狙うもそのほとんどを失敗する腕の悪いハンターでした。
私も大人になり、就職し、実家から離れ、世話は親にしてもらっていました。
両親は遊牧民よろしく転々と生活しているので、私も私で実家に帰る事もなく、自身の人生を日々一生懸命に過ごしていました。
たまたま実家に用があり、立ち寄った時、久しぶりに会う彼はヨボヨボで、動きものっそりしていますが、子犬の頃と同じ動き、しかし頭を撫でると骨ばっていて、優しい顔でこちらを見ていたと思います。
棺で目を閉じる彼は眠っているように見えました。
14歳と5ヵ月でした。
両親の優しさは誰よりも知っている、絶対に彼は幸せだった。
私たち兄妹がなかなか会いに行かないものだから、そこは不服だったかもしれない。
少し前の話ですが、聞いていたらワリと鮮明に思い出しました。
優里氏の歌はシーンがイメージ出来るので、連想出来たのかもしれませんね。
あぁ良い歌。