もう4ヵ月以上前になるんですね、7月の当選翌日に東京都議選中に無免許運転で人身事故を起こしていた事がわかり、書類送検され、その際に免停中に少なくとも6回無免許運転していた、という木下富美子都議(55)のお話。
起訴されてないから前科者にはならないのかな?
(無免許運転で人身事故の)批判を受ける一方で、「弱い立場の方々の声に耳を傾け、課題解決につながるよう努力してきた。続けてほしいとの声があることも事実」
とのコト。
一体誰が彼女に続けて欲しいと思っているのか…?は、まぁ置いておいて
都議会から7月、9月と二度の辞職勧告があったがこれらを無視。
議員活動で答えを出す、信頼を回復させるつもりというコトだが、なぜ無免許で運転したのかという事に対して「今はお話できない」としている。
捜査から何か月も経った今でも話す事は何もない、償うべきを償うというは何の事だろうか、事故の事は「信頼を回復させる為の議員活動」とは関係無いと言いたいのだろうか。
国民を代表し、国民の意思を政策に反映させることのできる立場にある人が「弱い立場の人の声を聞き、課題解決」している人が、公安委員会から貸与される公文書である「運転免許証」つまり政府自体を軽んじ、あまつさえ事故を起こした上で、なんらか理由を付け議員を続けるつもりだ、厚顔無恥と言われても違和感は無いように思えてしまう。
一般人が同様の事故を起こしたとしても、免許を必要としない会社なら懲戒もあるかもしれないが、そこまで大きな話にはならなかっただろうが、彼女はむしろそれらを守らせる・それら決まり事を推進していく側の人間だが、その側から去ろうとしない。
食べ物が口を通らない日があったり、手が付かないほどイライラしたりと精神的にまいってしまい、薬を処方されているというコトだが、その苦しみの元である「生き地獄」からは抜けない、強烈な精神力で拒否し続けている。
さて、理由はなんだろう。
① 議員報酬が高額だから。
② 賞与が近いから。(12/1まで在職で204万)
③ 地位を失いたくない。(むしろ次も立候補したい)
④ 本当に辞める理由が無いと思っている。
真面目なのはこのぐらいだろうか。
体調不良が3か月も続くようなら、議員活動も出来ないだろうに。
本人の言う「弱い立場の人の声を聞き、課題解決」を考えるならば、信頼を失った自分がやるよりも、真っ新に出来る人に交代するだろうし、
今回失った信頼はコツコツやればなんとかなるものでは無いのは明らか。
いずれお答えするではなく、正当な理由で辞めないのならば、その理由が明確になっていないのならこの状況は辛かろうが精神的にまいろうが止むを得ないだろう。
というか現状結構な問題になっていると思うのだが
こうした事件で「政に参加する資質の無い議員を強制的に退場させる」条例(懲戒解雇的な)は無いのだろうか、無かったら作らないのだろうか。
表面上見えているだけでも下限給与が発生するのは法律で定められているので分かっているし、今のままだと都議会(政府)も有権者も納得していない人へ議員報酬が渡る、自治体だけが困るのではない、こうした例をひとつでも作ってしまうと、
強制退場案も世間から意見として出やすくなり、議員全体に被害がでるかもだが良いのだろうか?
現在の報酬は自身のホームページでNPO法人「などに」寄付したりしているようだが、例え全額戻したとしても、世間が騒がなくなったらしれっと報酬は受け取るだろうし、その後の報酬は変わるわけでもない。
近々で決着が付くか、付かなければボーナス前の11月末にもう一度騒ぐでしょう。
さて、どうなるか。
ではでは。