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ミンカブIR更新 2024.11.20 米ユニコーン生成AI系スタートアップperplexityと協業

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  • IMAKARA
  • 2024/11/22 15:01

2024年6月にソフトバンクと戦略的提携、スマホにAIは賛否両論というか仕組み上「否」の人もそれなりに多いと見込んでか「ソフトバンク」「ワイモバ」「LINEMO」で提供するも申告制、でもPerplexity PROを1年無料で提供してるよ!と魅力的なアプローチ。

◆ 注目の生成AI系スタートアップのPerplexityと戦略的提携を開始
◆ ソフトバンクニュース

大手メディアや通信事業者、生成AI系スタートアップとは後発ながら提携戦略を主軸にのし上がってきたパープレが…

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今回はミンカブとタッグを組むと。

以下IRから、協業報告引用↓

Perplexity(パープレキシティ)は、最先端の生成AIモデルとウェブからのリアルタイム情報を活用した革新的なAI搭載の検索エンジンです。異なる基盤モデル企業の大規模言語モデルをサポートしており、インターネット上で利用可能な最新の情報に基づいた非常に正確な回答を提供することが可能です。さらに、情報源を表示することで信頼性の高い回答を保証しており、インタラクティブなAI検索プラットフォームとして急速に注目を集めています。

また、「Perplexityパブリッシャープログラム」は、Webメディアを始めとするコンテンツ供給者(パブリッシャー)との協調関係を構築することで、より信頼性が高く、正確かつ的確な情報提供を促進する取り組みで、Perplexityが展開する広告配信機能により広告収入の一部をレベニューシェアすると同時にパートナーであるパブリッシャー従業員向けにAPIへのアクセスに加え、「Perplexity Enterprise Pro」が期間限定で無料提供されます。

この度当社は「Perplexity Publisher Program」の国内第1弾パートナーの1社として参画するとともに、株式会社ライブドアを始めとするグループメディア事業においてPerplexityのAPIを活用することにより、提供コンテンツの質・量のさらなる充実や記事理解の促進によるユーザー満足度を向上させることを目指します。

また当社グループのメディア事業とPerplexityとの協力を通じて、急速に変化するオンラインメディア業界における次世代の収益モデルを構築していく所存です。

広告市場は縮小真っ只中ですが、そこで動いていた規模は消えてしまったワケではなく信頼に足る投資先ではなかったという成果の可視化がなされなかった事で「同額でより事業の為になる事」もしくはそれらを効果的に発揮する為にチャージされているだけだと私は思っているので、新たな仕組みは大好物です。

懐事情ではなくハッキリとした費用対効果さえ見えればむしろ「効果が出るなら額は大きい方が良い」のは当然です。

パープレはソフトバンクとの提携後の7月、グーグルの無料戦略よろしく検索回答に広告表示する方針だと発表しました、そして12月までには実施予定とのコト。

ワードでざっくりググった人の「検索力」によって見つかった場所で既に情報は得ているのにそこから広告・宣伝を受けてもすでにお腹いっぱいだし、その内容が魅力的でなければむしろ自分の時間を無駄にされたと嫌悪感が勝つでしょう。

しかしパープレで「話し言葉」により「調べたい内容は雰囲気」で良く「リアルタイム」に検索すれば欲しい情報がピンポイントで出てきた上で

あなたが調べた情報からするとこんな関連記事や画像、ニュースや情報があるよ、今回のあなたの質問を回答する為に使った情報と同類だし多分興味はあると思うから気になったら見てね。

というモノ。

表示はされているけど邪魔ではないし、押し付けてもこない。
広告を開く際は「自分以外の収益になった」という感覚よりも「自分の調べた情報がより豊かになった」という感覚が勝つような気がします。

これによりどの程度の収益源になるかは分かりませんが、効果があると認められればまた一気に躍進する可能性もあります。

使ったお金以上に収益があるならただの先行投資ですからね、なんとなくこれだけ予算経費あるから使い切るのに広告打つ…のとは話が違います。

2024年11月20日昼前にIRで発表されたパープレとの協業について翌日の昼前にパープレ自身に聞いてみる。

「Perplexityはこれからミンカブと協業されるそうですが、ミンカブにとって、またPerplexityにとってどんな良い影響がありますか?」

と質問。

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Perplexityとミンカブの協業は、
両社にとって以下のような良い影響があります:

ミンカブにとっての利点:
1. コンテンツの質と量の向上: PerplexityのAPIを活用することで、提供するコンテンツの質と量が充実します。
2. ユーザー満足度の向上: 記事理解の促進により、ユーザーの満足度が向上すると期待されています。
3. 次世代型Webメディアへの転換: AIを活用したコンテンツのパーソナライズ化や、次世代の収益モデル構築を目指すことができます。
4. 広告収入の新たな流れ: Perplexityの広告配信機能により、広告収入の一部をレベニューシェアできます。
5. 先進的なAI技術へのアクセス: PerplexityのAPIやEnterprise Pro版を利用できるため、最新のAI技術を活用できます。

Perplexityにとっての利点:
1. 日本市場での展開: 世界第2位の市場である日本のパブリッシャーとの協力関係を構築できます。
2. 信頼性の高い情報源の確保: ミンカブグループのメディアから、より信頼性の高い情報を取得できます。
3. サービスの充実: 国内メディアとの協業により、Perplexity AIサービスをさらに充実させることができます。
4. 新しいユーザー体験の創出: ミンカブグループと協力して、読者中心の新しい体験を提供できる可能性があります。
5. 情報エコシステムの確立: 健全で活発な情報エコシステムを確立する機会が得られます。

この協業により、両社は急速に変化するオンラインメディア業界において、AIを活用した革新的なサービスと収益モデルの構築を目指しています

ワオ、すごい。1日前のニュースを相当数拾ってきましたね。

日経新聞とかヤフーニュースよりもnoteの方を優先しているのは面白い。

ちなみにここで表示されているパープレキシティの広告配信機能とは、前述した2024年10~12月で導入予定のインプレッション系(CPM)で広告料金は1000回表示で$50というトンデモ設定で始まるらしい新たな収益モデル。

広告表示は「検索結果の下の【関連する質問】」部分(モバイルは関連の上)。
AIが生成した回答の右側のディスプレイ部分。

広告の表示対象は「高学歴で高収入のユーザー」中でも「技術、医療、金融、エンタメ、グルメなどのカテゴリ」を中心としているそうです。

どのような契約をしているかは分からないので分配や費用負担のリスク比率は分かりませんが、ミンカブの旨味としては主に国内市場2位、1億人(仮)の蓄積データを吸える環境を提供する事で広告ではありますが、直接ではない、新たな協業収入を。

「パブリッシャー収益分配プログラム」というものがあり、例えば誰かが質問をしてその回答でミンカブのグループ事業のライブドアブログやニュース、youtubeなどミンカブ絡みの記事が引用され広告収入が発生した場合はその一部が分配されるそうなので、ブロガーや記事作成者はその他で記事を作るよりもミンカブのグループで記事を作成する限りこうした恩恵に与れる、スティッキネスの高い仕組みを構築しようとしているのかもしれません。

ALIS.toも信頼性はそれなりに高いようでCopilotやChatGPT4で情報元として使われる事は分かっていますが、note.comの信頼性の高さも見過ごせませんね。

ライブドアブログは下書き機能が圧倒的に使いにくいのでずっと論外でしたが、もしも今回の協業による仕組みをブログに落とし込んだのなら、そして収益性があるのなら…今後の動きによっては検討すべき対象になるかもしれません。

・・

・・・

いや~久しぶりに前向きで興味深いIRでした。

私の不安材料としてはむしろミンカブ側の提供内容にあり、ちょっと前に提携したソフトバンクのモバイルユーザーは4000万件、ワイモバが1200万件で5000万程のユーザーに対して効果測定が済んでいる…と考えると

協業が始まり情報の精査があらかた済んだ時、スマホとは違いますからそれなりに距離感はあるものの「対象者1億人とか全然じゃん…動き言う程ないじゃん…」と、これではより練度の高い情報提供に影響が…とパープレ側に見限られないかが心配。

「何に対して」「どのように」「いつ頃」行動・活動するのか教えて欲しいですね~、まぁいつも通りギリギリになって「明日、明日やります!」みたいな報告になるんだと思いますが…🤣🤣

たのしみ。

ではでは。

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