「NVIDIA Omniverse」をGeForceもしくはNVIDIAのRTXシリーズを所有しているユーザー向けに無料で提供すると発表(1/4~)。
前から相当力を入れてきたOMNIVERSE無償提供で株主は大変なお冠状態。
まぁ大半の静観されている方は「半導体2024年」というスタンスだろうから、NVIDIA側も割と冷静。
むしろオープンベータで公開していた時の感触なんでしょうね、コンシューマ向けでは無料だったのですが、通常版は法人でも個人でも無料でいいよ、使って広げてね、という事のようです。
(エンタープライズ(完全な法人向け)は有料です。)
ファイル形式を統一した事で、開発者同士の連携や、制作verやサードパーティによる差異を無くし、リソースの最適化を図る為のプラットフォーム無料提供は流石。
3Dシミュレーターひとつ取っても、開発者が意図しないパターンで試行される事で得られる気付きや最終利用者のフィードバックが開発時に分かるという超効率化。
車なら開発者の想定しない動きを何度もシミュレーションされ、共有されていて、編集回数が多ければ、該当ユーザーが多い証拠であり、開発と齟齬がある、そこを解消すれば求められる車になり、製造工程のどこを強化すれば良いかまで落とし込む事が可能かもしれない。
有料で知っている人だけ、使える人だけだとこうはいかないだろうなぁ。
…というワケで
私のGPUはGEFORCE-RTX(3060Ti)で対象ですので、ダウンロードしま~す。
業務だと法人名を入力する欄があるので処理が何かありそう、
とりあえず様子見兼遊ぶ目的ぐらいしかないので個人で。
Windows11でも全く問題なさそうですね、当然か。
あ、普通にダブルクリックで実行しても良いと思います。
元々登録がある方はメールアドレスだけ入力すれば次の画面でパスを打つだけ。
GPU購入時にドライバ更新の為登録している方は多いのではなかろうか、アカウントを持っていなければ登録しましょう。
ログインします。
メール認証をして…
GoogleのオーセンティケーターAPPの登録とハードウェアトークンの登録を推奨してきますが、良く分からない場合は「Not now」で飛ばしましょう。
ちなみにGoogleAuthenticatorはこういうのです。
暗号通貨の海外取引所とかでアカウント持ってる人は登録済みじゃないかな?
ほぼ完了!
必要なところにチェックを入れて参加します。ちなみに通知はチェックを入れなくても通知されます。
ライセンス契約の同意と
データ収集と使用に関する同意、って日本語じゃないんかーい。
えーと…オムニバース使うならもっと良いモノ作る為にクラッシュデータ共有するよ、でもそのデータは誰か分からないように努力するよ。
何かあったら(omniverse-license-questions@nvidia.com)に連絡してね。
ですね、はいな。
完了ッ!
さて、後は「更新」からアプリをインストールして遊ぶだけですね~
AUDIO2FACEやCREATEあたりが触りやすそうなので触ってみます。
NVIDIAディープラーニングAIで、音声ソースから表現力豊かな顔のアニメーションを素早く簡単に生成。
画面はAUDIO2FACEの未加工素体にラップを歌わせてみた画像。
って音声無いからラップとかわかんなーい、まぁ気にしちゃいけません。
MetaHumanとブレンド可で、モーションは特にロードタイムも無く自動生成。
開発技術よりも応用技術を求められるようになっていくのかな、プログラマーの顔色が悪くなりそうな仕組みですね。
↓は公式のエイリアンをブレンドしてみた結果のようです。
パーツを組み合わせてシーンを作成出来るアプリです。
木や家、街や人などのパーツから組み立て、様々な効果の照明を当て、シミュレーションしたり、誰にでも見える形に即レンダリング・即修正を超リアルに行えます。
でもイチから作るのは結構ツラそうだな…。
添付上限(10MB程度)に抑える為にGIFで画質は落としてあります。
こういうのから「使う天才」が現れて画期的なショートフィルムを作って脚光を浴びて~となる訳ですね、わかりみ。
才能が発掘されるのが楽しみですね。
さて、まだまだ色々触ってみようっと。
ではでは。